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「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く21

1 :ヴァナ・ディールにようこそ:2007/06/17(日) 19:23:16.54 ID:eHoE3hwF
朝起きたら自キャラになってヴァナにいた。。。という前提でストーリーを作っていくスレです。
前提さえ満たしていれば、大抵どんなブッ飛んだ設定で物語を展開してもおk!
基本的に作者様毎の物語はそれぞれ別物です。互いに矛盾や理不尽があってもおかしくないです。
(ででおの話じゃないので、スレ名を修正してから随分たちました)

保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/FrontPage

前スレ
「朝起きたら自キャラになっていた」物語20改
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1180500538/

避難所
朝起きたら自キャラになってた:避難所
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11ch/1155547002/l50

詳しいことは>>2-10あたりや避難所・保管庫へどうぞ。

2 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 19:23:35.31 ID:eHoE3hwF
朝、起きたら自キャラになっていたFFXIプレイヤーたち。

ステキに過酷なヴァナ・ディール、笑いと涙の右往左往。

俺たち“来訪者”を排除していく、謎の集団も現れた!

この異世界に出口はあるのか?

リアルに帰還できるのか?

熱血、友情、ラヴ、バトル! 陰謀、シリアス、ギャグ、微エロ!

俺たちの明日はどっちだ!?

3 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 19:23:51.96 ID:eHoE3hwF
"リンクしたお話を書いている人向けの"共通設定。これは絶対ではありません。
ある程度共通していた方が、読み手の方も分かりやすいのではという意図のものです。
参考程度に留めて、投下する方が自由に想像し設定してください。

LPは映像付きが多い (例:Yurifina氏のSSでは映るが、Lead氏のSSでは会話のみ)。
冒険者証明書は金属カードで、邪魔にならない所に魔法で入っている。競売は魔法紙で取引されている。
みつめる(/c)はとても嫌な視線扱い。時間感覚はリアルと同じ。tell等のSay・sh・echo以外は念話。
リアルからヴァナに入り込んだ人々の事を「来訪者」と言う。
「来訪者」はリアルの品物を三つまでヴァナに持ち込める、こともまれによくある。
いわゆるGMと同じ姿の連中がいて、「フェイト」という組織を形成し、洗脳した来訪者「黒マント」を使役して
「来訪者」達を狩っている。(マントではない、ただ単に黒装束のやつもいる)

この世界はゲーム内ではない、"実際のヴァナ・ディール"なのかも知れない?

レイズは意識不明(戦闘不能)に有効だが、完全に死んだ者には効果が無い。

4 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 19:24:17.26 ID:eHoE3hwF
(まとめWikiのテンプレより)

キャラ紹介テンプレ

初出: 別スレ同番の人もいるようなので、スレも併せてお願いします
PC(仮)名: / 中の人:
種族フェイス:
ジョブ&Lv:
特記事項:
活動エリア:
あらすじ:

他キャラとの接触:
独自レギュレーション: 共通設定(?)と目される設定とは敢えて変えてある部分を明記するのはどうでしょう。

5 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 19:25:35.91 ID:eHoE3hwF
前スレ>>15様へ
零式にしたかったけどサブジェクト長すぎって怒られましたゆえあしからず。

そういうわけで、改めて…
貴方の物語を、聞かせてください。
誰かと共に創る物語でも、貴方だけが紡ぐ物語でも。

6 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 20:14:50.96 ID:AaEhKL/1
スレ立て乙であります!

7 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 20:18:49.05 ID:yDrG1Eu2
保守ができないようでどうやって神を殺すのよ!! ホシュル!
ということで>>!乙

8 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 22:05:42.92 ID:1baXP/NO
落ちてたのか・・・

スレ立てモツ

9 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 22:26:42.34 ID:JiCjYQY/

新スレ乙です

10 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 23:27:33.76 ID:ZKhxkvOg
いつの間にか落ちてたのか
兎も角、一さん乙です。

11 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 01:08:09.84 ID:s77bJUfb
文才がほしいよ

新スレ乙です

12 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 03:06:57.52 ID:OtqYjZeG
「ま、なんだな」
煙草をくわえ、酒と肴を前に口を開く。
「本編投下しないで保守ばっかしてたら、本編投下する前に落ちたって?」
「すみません、保守ネタ考えてたら落ちました・・・orz」
「時と場合を考えような?」
「はい・・・」
がっくりとうなだれる少年に、彼は苦笑してボトルを差し出す。
「まあ、気を取り直して飲むか」
「駄目です」
少年とまったく同じ姿の少年が、差し出されたボトルを押し返した。
「未成年の飲酒・喫煙は法律で禁じられています」
「いいじゃねーか、実際未成年ってわけでもねぇんだし」
「外見が未成年であれば適用されますよ。10億何歳とか言い出さないでください」
「いや、それを語るならまずは社会人としての付き合い方ってものをだな」
「そういう問題ではありません」
突然始まったよく分からない口論に、先にいた少年は溜息をつく。
のらりくらりとかわされて、結局うやむやにされるに違いない。
「・・・ま、いいか。何はともあれ、>>1さん乙です」

13 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 07:54:57.40 ID:lbCDXcsP
文才・・・文才・・・
ケータイ小説とか、明らかに稚拙な日本語でも売れちゃうこの御時勢
もしかしたら文才ってあんまり要らないのかもね。

とか朝っぱらから思ってみた。

14 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 10:08:17.84 ID:zGM03TPo
国語の読解力試験も天声人語、文豪の小説が使われるが。
・・・問題文は適度な悪文がよいとされる。

そういうこった。

小説は多少悪文の部分をあえてやってるところが結構あるよ。

15 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 12:22:48.53 ID:Jw+V9tiQ
はばたけ、想像力の翼。
投下待ちage

16 :保守だがグロ注意:2007/06/18(月) 14:58:27.95 ID:Jw+V9tiQ
三人のタルタルが、白いサーメットで出来た回廊を駆け抜けていく。
何かから必死に逃げるように、怯えた表情で時折背後を振り返りながら。
まだらに返り血で染められたその姿は、髪型も同じならば、装備も制服のように同じ、黒魔道士のものであると見て取れた。
一人が天井の亀裂から床まで伸びていた木の根に躓き床に倒れ伏す。
その小さな体が床に落とした影から、間を置かずに深紅の刃が生えて、その胴を過たず刺し貫いた。

彼らが目を覚ましたとき、周りにはいつも共に「仕事」をしていた仲間の姿はなく、彼ら六人だけがそこにいた。
昨日まではモニターの向こうに見える映像にすぎなかった景色が、周囲を360°取り囲み、
自分の目が虫の複眼になったかのように、六人分の視界でもって物を見ている。
互いに顔を見合わせてみれば、それぞれの視界に五人のタルタル、都合三十人のタルタルがいるように…。
そんな悪い夢のような状況に、彼ら…いや、彼は目眩を感じずにはいられなかった。
早く起きて作業を再開しないとノルマに間に合わない、夢なら早く覚めてくれ。
そう思った瞬間、右脇から左肩に向けて通り抜ける激痛。視界の中で、自分の一人が斜めに体を裂かれていた。

噴水のように血を撒きながら崩れ落ちる一人に構わず、危険を感じて瞬時に逃げ出す。
相手を見つけて、魔法で足止めや戦おうといった事は思いつかなかった。第一、魔法ってどうやって使うのだ?
冷たい床に突っ伏し、染み出す血が目元まで流れてくる感覚を引きずる間もなく、
最後尾の一人が、膝から腰、胴、首と順に斬り刻まれ、床に転がった頭が逃げ延びる四人の後ろ姿を見送った。
横から長大な両手鎌を担いだ、赤く揺らめく全身鎧の騎士が進み出て行くのを最後に、途切れる痛覚と視界。
あっという間に、彼は四人になった。

17 :保守だがグロ注意:2007/06/18(月) 16:51:02.30 ID:Jw+V9tiQ
道だけはよく知っていた。それだけが今の彼にとっての救いだった。
行き先がランダムになる転移ゲートに辿り着き、ためらう事なく飛び込む。
別々になる小部屋に、一人と、一人と、二人。全滅だけは免れるかもしれない、そう安堵したとき。
「サポ白かい、おチビさん」
からかうような声が、一人の耳に飛び込んでくる。
知らない言葉のはずなのに、意味だけがするりと頭の中に入ってきた。
振り向いた瞬間、股の間に足の甲を差し入れられ、ふわりと空中に蹴り上げられる。
なす術無く浮かぶ体。ガントレットで覆われた冷たい手が襟首を掴み上げ、壁に押し付けられた。
骨の髄まで凍らせるようなその感触に、思わず金切り声を上げる。
「【助けて!】我 」
「だぁめ」
命乞いの言葉を遮るように、喉を貫く熱と痛み。首の後ろで、ざく、と壁に硬い物が刺さる音がした。
「君たちみたいな奴らまでこっち側に来るとは、正直驚きだよ。
一人で六回死ねるなんて貴重な経験だろ? 楽しんで逝きな…」
騎士の手の中に宿る、昏い輝き。
指先から足先から立ちのぼってくる、じくじくと何かが這い回るような不快な痛み。
喉を潰されるまでもなく回復魔法のかけかたは分からなかったが、
とにかく彼は、止めも刺される事なく放置されることとなった。

18 :保守だがグロ注意・終:2007/06/18(月) 17:32:09.08 ID:Jw+V9tiQ
壁に磔にされて、恐らくバイオをかけられた一人の目の前から、騎士が赤い光に包まれて消えた。
そのすぐ後に、胸に激痛。風穴の開いた体から血が流れ出し冷えていく感覚はすぐに収まった。
…すなわち、あと二人。いや、三人か。末端から腐り爛れていく感覚は纏い付いて、離れていかない。
死にたくない、そんな思いすら呪詛として利用されたかのようだった。
黄色い石が嵌った扉は閉ざされていた。慌てて角を曲がり、青い扉を目指す。
丸い部屋の中の転移ゲートを目指して扉をくぐろうとした瞬間、
背後で、頭の真上で、ガタン、と音がした。頭を硬い物で殴られたような痛み。
振り向くと、閉ざされた青い石の扉に挟まれ、ぴくりとも動かない自分が見えた。
「最初の二人は、ちょっと芸がないやり方だったかな」
転移ゲート側から、また軽い調子の声。赤い陽炎を纏った全身鎧の騎士が、ゲートの階段に脚を組んで腰掛けていた。
「……為何」
か細い声を、ようやく絞り出す。
「…為何我必須死、死討厭!!」
「どうしてって、そりゃ…君がこの世界に、迷惑しかかけられない存在だからさ。
その子らの体を、一人で使っていたこともそう。向こう側でやっていた活動もまた然り」
向こう側。小さな事務所で、たくさんのモニターに向かっていたあの日々。
こんな事になるなら、あんな仕事なんか始めたりしなかっただろう。
いつしか全身に纏い付く苦痛は消えていた。もう何も感じない。であればこれはやはり夢だったのだ。
「…そんな風にあっさり観念されても詰まらんなぁ。まぁいいか、本件に関する苦情はお受けいたしかねます…っと」
騎士の背中から外された鎌が横薙ぎに振るわれる。一瞬置いて側頭部に何かぶつかるのを最後に、彼の意識は無に飲まれた。

19 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 17:36:26.67 ID:Jw+V9tiQ
「とりあえず>>1さん乙。ケロちゃん、ナイストゥー・リア!」
「………誰が掃除すると思ってるんですかデス様。あぁ、1さんお疲れさまでした」
「だから旧称号で呼んでくれるなと…てかデータのクリンナップで一発だろ?
まだmobとかも入れてなかったみたいだし」
「…入れようとしたところであれが沸いたんでしょうが。それにしてもあそこまでやらなくたって…」
「いやあほら、たまにストレス解消しないと♪」
「貴方はいつでも解消してるじゃないですか」
「んなこたーない。現に今だって出番待ちがだな?」
「はいはいわろすわろす…」
「君がその身体で、ストレス解消につき合ってくれてもいいんだぜ? 可愛がってやるからさ…」
「……!」

数日前ニコ動で見た某ツクール製スプラッタアクションのプレイ動画がですね。
いや、何でもないですごめんなさい。
新スレ早々アレなネタですみませんでした。すっきりNGIDでもして続きをどうぞ。

20 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:24:38.79 ID:vSlQWUHv
>>19
ああ!!そのネタ俺が書きたかったのに!!くやしいっ!!でも!!面白いy(ry
まぁ21スレまで続いてこのネタが出なかったのは結構不思議。ゲーム内では結構問題化してるのになぁ。
俺の物語はそこら辺突っ込む予定です。

むぅ、でも本当に悔しいなぁ…
本編挟んで投下する予定だったものでも投下しますか。
18スレかに投下したした続き、とでも思ってくればコレ幸い。


21 :It changed at this moment. ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:27:23.85 ID:vSlQWUHv
「…で、名前を彫ろうと思うけど、どうする?」
「名前ぇ?」
「うん、俺たちの…なんていうかな、組織名みたいなやつを、さ」
「…リンクシェルは名前をつけなくても使える。わざわざ彫る必要はない」
「わざわざ彫って汚いなるんは、俺も賛成できひんなぁ。
『あいつら』に対する目印にもなるし、彫らんでもええんちゃうか?」
「う〜ん…。だけどさ、せっかく皆が持つリンクパールだし、名前を是非つけたいんだ」
「………」
「…僕たちの…組織名とかは欲しい…かな…。名乗るとき…困らない……か…な」
「おぉ?珍しく主張か?いつもダンマリのくせにさぁ」
「………、……ゴメン」
「おい、こ………あ〜あ、行っちまった…、
お前の言い方がキツイから、アイツがいつも疎外感を感じるんだろが。物考えて言えないのかよ、お前?」
「寡黙な訳のワカラン奴にどう対処しろってんだ。…あ〜はいはい『委員長』様、すみませんでしたぁ〜」
「その呼び方辞めろっつったろ!!! この野郎!!」

22 :It changed at this moment. ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:28:02.21 ID:vSlQWUHv
「…うるさいなぁ…」
「あぁ?てめぇこそ黙れよ、ドチビ」
「…え〜と、ケンカは止めて欲しいな。皆共通の『目的』の為に集まってるんだからさ」
「こいつがケンカ売ってんだぜ?」「どっちがだ!!」
「変わらないよ、少なくともケンカに乗ったんだからさ。どっちにしろ同調を乱して欲しくはない」
「…んだけどよぉ…」
「言ったろ?皆の歩みを乱す場合は抜けて貰うって。空裏リンクシェル以上の規律は守って貰わないと」
「……っち、わーったよ…」
「名前…か、確かにこれから必要になるな…。■e、もとい世間に知られずに目的を達成するのは些か無理があるだろう」
「私もサンセ〜イで〜す」「いいんじゃない?…興味ないけど」「………」「異議はないぞ」「俺は彫らんで」

23 :It changed at this moment. ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:28:37.78 ID:vSlQWUHv
「決まったね。提案はある?」
「は〜いはい!!『Eraser's』!!」
「…なんつーオリジナリティのあれへん…」
「んーと、じゃあ『Quincy』!!!」
「……」
「『Guardian Vana』!!」
「それは…絶対混同する」
「『Adjustmenter's』!!!!」
「君絶対知ってる単語並べてるだけだろ」
「文句あるなら、他の皆も提案してよ!!」
「え〜と、じゃあ『Children Of Almighty』とかどうだ?」
「…ハハッ」
「…何が可笑しい」
「邪気眼丸出し。絶対脳内中二だろ」
「何だと!! いつも輪に外れて本ばっか読んでるお前には言われたくないんだよ!! てめぇもなんか…」

24 :It changed at this moment. ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:29:48.10 ID:vSlQWUHv
「『Engrastor's Corps』」


「いんぐ…らすたーず?」
「『彫刻家の軍団』って意味さ」
「彫刻家? 彫刻家はengraverかcarverだろう?」
「そのまま使っても面白くない。engraverに、あまり使われてないsculptorの韻を加えた」
「待ってくれ、なんで俺らが彫刻家なんにゃ…やない、なんや?」
「…面白いね」
「どういうこと??」
「『いらないもの』を僕らで削るってことだろ?」
「そういうこと」
「なるほどぉ…」
「『いらないもの』ね」
「……………ククっ」
「いいだろう、それでいこう」

25 :It changed at this moment. ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:30:48.79 ID:vSlQWUHv
「決まったね。…パールの色は僕が決めていいかな?」
「何色だ?」
「白にしよう」
「他に染まるというイメージがあるな…、黒のほうがいいんじゃないか?」
「黒は嫌だ。俺たちは、『悪』じゃない」
「…ああ」「そうだな」「この世界を変えるんだ」「面白くなるねっ」「……ひひひっ」「…うむ」
「せやな、あのふざけた奴らを掃除せなな」「………」

「僕たちは『彫刻家』…、この世界を正しい形に完成させようよ」




その名をEngrastor's Corps(イングラスターズ・コープス)‐彫刻家の軍団‐
―『冒険者』狩りを主とする集団の誕生だった。

26 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:40:07.76 ID:vSlQWUHv
投下終了。
『Eraser's』→削除人達
『Quincy』→某少年漫画の、通称メガネミシンの職業
『Adjustmenter's』→調整者
『Children Of Almighty』→神に愛されし子達
って感じです。
一番最後のはもうちょっとで使うとこでした。危な…
他の方の投下を心待ちにしています



age!!!!!!

27 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :2007/06/18(月) 18:40:48.91 ID:vSlQWUHv
あ、age!!!!!!!!!


28 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 20:26:06.83 ID:s77bJUfb
カボチャさんはリョナ大好きと確信した

リンクシェルに文字彫ったら通信障害起こったりしないか心配です。

29 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 20:29:10.77 ID:fXTN9QTQ
前スレのあらすじ
管理者側の裏切り者になったホシュル達に送られてきた次の刺客はかつての上司だった。
戦闘のさなかホシュルは呪文を唱えようと意識を集中させたら精神世界深部へダイブしてしまった。
そこにいたのはこの体の持ち主であるヴァナディールの『俺』だった。
あらすじって難しいね

そしてあらすじだけ書いてsage保守るよ!

30 :既にその名前は使われています:2007/06/18(月) 22:35:12.40 ID:fXTN9QTQ
保守るよ!

31 :既にその名前は使われています :2007/06/19(火) 00:28:28.61 ID:/sr4iuXN
寝る前の定例保守〜

32 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 04:30:58.66 ID:V6TVUKiQ
眠たげな瞳をあげる。気がつけばもう朝だ。
「・・・やべ」
保守業務の調査資料と長く付き合いすぎたらしい。散らかった書類を乱雑に集める。
顔を洗って、着替えよう。徹夜は褒められたことではないが今から寝る時間はない。
ああ、しかしだ。目を閉じるとくらくらする。1時間でも仮眠をとろうか・・・時計を見ながら考える。
「・・・あー。悩むな」
もっと早く気付いていれば素直に眠れたはずだが、今更の話だ。
がしがしと頭を掻き、支度をするために立ち上がった。


「また、徹夜か?」
黒髪の兄弟の言葉に、苦笑で応える。
週に数度徹夜する兄弟の癖は彼も分かっている。そしてどんなに切羽詰まった状況でも必ず眠る兄弟の癖を、銀髪の彼は知っていた。
「1時間でも仮眠をとればいいだろうに」
「微妙な時間だったんだよ」
応えて、しかし語尾があくびに消える。やはり、寝ておくべきだったろうか。
過ぎたことはどうしようもない。諦めて、あくびをかみころした。
その隣で、黒髪の兄弟もまた小さくあくびをする。

33 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 08:17:29.67 ID:P9IaNf8v
1時間の仮眠をとる・・・これがどれほど難しいことか。
夜明けの光が差し込み始める、朝5時あたりにこの選択を迫られたら・・・
私は間違いなく「いいや、眠らない」と答えるだろう。


ホント、夜明け付近に1時間だけ寝るとかって無理ですからorz

34 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 10:17:50.94 ID:ag/7lvt8
一時間半ならまだよかったろうに…

35 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 11:26:12.29 ID:DKyvR55I
徹夜したときの「ちょっと仮眠」は大型地雷。
本格的に大航海、後で大後悔がFAだから困る。
寝ないともっとヤバイんだけどね…。


世の中には3〜4時間寝れば十分な人がいるらしい。
そんな便利な体に生まれたかったage

36 :既にその名前は使われています :2007/06/19(火) 13:17:55.14 ID:/sr4iuXN
ここ数年平均4時間睡眠だが

年とともに辛くなってきたage

37 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/19(火) 13:20:35.54 ID:uithChBX
お久し振りです。筆が・・・筆がすすまないよぉ・・・orz

初出:どこだったっけ・・・ヽ(´Д`;)ノ
PC(仮)名:ナココ / 中の人:ナココとルーク◆/GKRtxSDWQ
種族フェイス:金髪ポニテタル
ジョブ&Lv:ナイト75
特記事項:来訪者なのはLSメンバーです
活動エリア:サンドリア⇒ウィンダス⇒アルテパ砂漠⇒流砂洞

あらすじ:
 突然何も言わずに引退してしまったずっと好きだったあの人。でも、そんな唐突な別れに納得が行くわけもなく、
ただひたすらに彼の帰りをまっていたナココ。
 そしてある日、彼、ルークは突然帰って来た。だけど、彼は別の世界から来た、帰りたい等とよく分から無い事を言い出す始末。
もちろん、彼の話が本当でも彼を帰したくないナココ。でも彼と一緒にいたいから彼を帰す協力はする!
果たしてルークは帰れるのか?ナココの気持ちはどうなるのか?


では、投下します

38 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/19(火) 13:21:29.14 ID:uithChBX
 流砂洞の中はスニークをかけることで何事もなくあっさりと・・・いや、土のプロトクリスタルの前で合流した
ジェリダムとルークが少し怪我をしていたところを見ると、何かにジェリダムがちょっかいを出していたのでしょう・・・。
・・・彼の鞄、そういえば出発前より少し膨らんでいますね。ちょうどアンティカの鎧とかが入っているように。まったくもう。
「そんじゃ、ルークを元の世界に帰してあげましょうか」
 右手で大きく湾曲した刃を持つ緑色の短剣、ジェリダムの宝物であるハルパーをくるくる回しながら
相変わらず陽気な調子でジェリダムが言いました。
『ナココ、参加しなくてもいいんだぜ?』
 不意に頭にジェリダムの声が響きハッて彼を見上げました。tellです。
『つらいだろ?』
 優しげに微笑む彼。
『・・・ちょっとだけ』
 ちょっとなんかじゃないけれども・・・。
『でも、これがルークのためなんだもん・・・』
『・・・だな。ルークのためだ』
 彼はまるで自分に言い聞かせるように言いました。
『ジェリダムも・・・つらい?』
『あったりまえだ。アイツとは・・・ガキの頃からの付き合いだからな』
『そっか・・・そういえば幼馴染なんだっけ』

39 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/19(火) 13:22:49.92 ID:uithChBX
 幼馴染の二人は一緒に冒険者としてデビューし、
かなり長い時間を冒険者になったあともすごしていたそうです。
 私がルークと出合ったきっかけも、ギデアスの落とし穴の下で瀕死になっていた私の目の前に
ジェリダムが落ちてきたからあるようなものです。
 ピンチの私の目の前に落ちてきたエルヴァーンのシーフを追いかけて落とし穴に飛び込んできた赤魔道士のヒュームがルークでした。
ジェリダムが落とし穴に引っかからなければ、私とルークは永遠に他人だったことでしょう。
ジェリダムがリンクパールを渡してくれなければ、ルークと深く関われなかったでしょう。
『幼馴染なのにな。物心ついた時は一緒に遊んで、一緒にケンカして、
一緒にイタズラして、一緒にオヤジにぶん殴られていたのに、
「違う世界から来ました」だもんな・・・しんじらんねーよ』
 寂しげな声が頭に響きました。ジェリダムも・・・やっぱりつらいんですね。
『何かの間違いとか、思い込みじゃないのかな・・・』
『幼馴染だから分かる。そういうもんじゃないぜあれは』
『・・・・・・そう・・・なんだ・・・。』
 しばらくの沈黙。妙にクリスタルが放つ唸る様だけれども澄んでいる不思議な音が耳に障ります。
『ジェリダムだってつらいのに頑張ってるんだもん。私だけサボれないよ』
『でもよ・・・』

40 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/19(火) 13:25:09.81 ID:uithChBX
『お互い、大怪我しないように気をつけよ。相手は召喚獣なんだしさ』
 ジェリダムもルークを返したいわけではない。そう知ったら、私とジェリダムの二人がかりで
ルークの帰りたいという望みを打ち消せる気がして少しだけ自信が出てきました。
 本当に・・・私は歪んでいますね。
『ジェリダム、大丈夫だよ。きっとルークは帰れないから。安心して戦おう』
 やっぱり、私はルークを帰したくはないです。



 以上です!どこかで誰にでも好かれる天使の様なヒロインに無理矢理方向転換したいのに(ノД`)

41 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 14:49:16.19 ID:+BqOV1Jl
家帰ったらよむぞ保守

42 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 15:39:43.60 ID:WdrRETcN
このスレ初めて開きました。
正直感動したage

43 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 16:55:43.83 ID:92fR6wYi
マトンに愛を注いでる間になんてこったいorz
今更ですが1さん乙です!今度こそ保守がんばるぞ!

44 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 18:08:25.93 ID:V6TVUKiQ
「なあブラザー?」
煙草を手にしたまま唸る。
「どうした」
「なんでただの保守ネタに、あんなに食いついたんだと思う?」
「・・・徹夜経験者が多いからだろう」
コーヒーを淹れながら、黒髪の兄弟は応えた。
「何だかんだで遅くまで起きてることが多いからなぁ。睡眠時間30分とかの経験者か」
「でも、」
アイランのカップを両手で抱えて、金髪の少年が言った。
「昨日はビシージのあと意味もなくナシュモで釣りをしていて、>>32の時間になったわけですが」
「さっさと寝ろよ釣り素人」


ナココさんかわいいですよナココさん(*´Д`)
いじらしくていいじゃないですか!
自分の恋人にこんなこと思われてたらリアルに戻るか迷いそうです。
いや、そんな人いないんですが・・・orz
そして今日は落ちるのが早いですね保守。

45 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 19:40:00.79 ID:xDGJcSwY
俺の考えたスーパー保守テクニック
消えた作者さんの名前を一人書きながらほっしゅ

サンほっしゅage

46 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 20:04:48.81 ID:eh3Z+YW7
そこはちょっとカッコよく「世界に融けた」とでもいうのはどうかね兄弟

47 :既にその名前は使われています:2007/06/19(火) 22:17:16.31 ID:ag/7lvt8
えーとじゃあ…ティアラさんage

48 :既にその名前は使われています :2007/06/19(火) 23:40:32.16 ID:/sr4iuXN
寝る前にほしゅー

49 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 01:51:39.62 ID:z1fKB5Hg
ほな

50 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 01:52:37.06 ID:al1ZwwU7
>>40
でも未だかつて、誰にでも好かれる天使のようなヒロインて見たことないような気もする
なかなか難義な道っぽいがガンバレ。

51 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 06:05:41.38 ID:al1ZwwU7
ageてもスレ番250付近まで急速に落ちていって、そこでピッタリ止まるのが面白いw

兎も角、おはようage

52 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 10:11:14.35 ID:126x3Weq
アルルさんage

53 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 12:14:56.62 ID:+Cgy7+BB
レップさんage

54 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 14:57:58.37 ID:l+a37hYF
じゃ、クゥワンさん

55 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 17:20:04.51 ID:z+S2UluJ
>>29 続き・・・
『来訪者の力ってのはこの世界の法則を歪める力だ』
「歪める……?」
『そうだ。というかこれくらいわかるだろ。お前はなんであんなに管理者がリアルのものにこだわってるのか
 考えたことないのか?』
馬鹿にしたような口調で話を続ける。自分に馬鹿にされるというのはなんとも腹が立つ。
「この世界に悪影響を与えるからだろ」
『そうだ。この世界にある当然のルールを曲げちまうのがリアルのものだ。例えば敵うはずのない管理者を
 殺すことができる。この世界にはない魔力を生み出す。リアルの技術を持ち込んでしまう。
 そういったものはこの永遠に変わるはずのないこの世界に大きすぎる影響を当たえるんだよ』
言われて納得するが疑問点が残る。
「この世界にない魔力ってにはプリンが使ってた時空魔法の魔力とかだろ? 
 あれなら管理者も頻繁に使ってるじゃねーか」
『あれなんてのはどうでもいい。お前は知らないだけだろうけど来訪者の中にはエリアそのものを壊す歌を
 歌うやつもいるんだぞ。俺が言っているのはそういうことだ』
歌でエリアを破壊する。つまりエリアのサーバーをダウンさせるってことか……。確かに世界には危険なのものだ。
『しかし一方でそういう技がないと管理者と対等に戦えない一面もある。しかもその力は来訪者であれば誰でも
 持っている力だ。当然ながらお前もだ』
来訪者の力。管理者を殺すための力。世界を壊すための力。
『俺はその力をお前の中に発見した。だから俺がお前に神を殺す方法を教えてやる』

56 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 19:28:41.72 ID:z+S2UluJ
保守るよ!

57 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 21:50:58.34 ID:tlD3OZrQ
鈴木さんage

58 :既にその名前は使われています:2007/06/20(水) 23:55:37.44 ID:dMtTe+F3
ロックさんage

59 :既にその名前は使われています :2007/06/21(木) 00:19:54.66 ID:UnbsbZyt
いつものように寝る前ホシュ

60 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 00:50:46.39 ID:X3rNBoYB
リードさんage

61 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 04:25:32.08 ID:qncWPFXJ
リードさんまで消さないであげてください。
でも続きが気になるのに姿を見せないあの人は戻ってくるんだろうか。
それとも本当に来訪者となってしまい、ヴァナのどこかにいるんだろうか。

62 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 07:57:30.50 ID:PJai3xxC


63 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 10:52:53.79 ID:uoAXnw0r


64 :既にその名前は使われています :2007/06/21(木) 13:36:12.18 ID:UnbsbZyt


65 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 14:40:37.96 ID:zx4JXkTW


66 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 14:42:12.47 ID:zx4JXkTW


67 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 14:42:44.54 ID:zx4JXkTW


68 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 16:43:21.88 ID:M0fV7+0q


69 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 18:09:33.52 ID:2cOvsggJ
アサルトとトトロ?
アサルトとトトロ!!??




age

70 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 18:10:58.99 ID:M0fV7+0q
違う。落ち着くんだ・・・
アサルト トトロ・・・

つまり次の新アサルトはVSトトロなんだよ!!

71 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 18:44:06.74 ID:7qUpg9th
ハルブーン絡みはある意味トトロだろ...

72 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 21:02:59.02 ID:orx5kx/Z
な、なんd

73 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/21(木) 21:56:39.20 ID:UoR/K4VN
申し訳ありません。
ここしばらく忙しい日々が続き、なかなか投下できずじまいでした。
時間を作って少しづつでも書き溜めていこうと思います。


74 :既にその名前は使われています:2007/06/21(木) 23:56:32.81 ID:M0fV7+0q
保守るよ!

75 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 00:00:58.30 ID:M0fV7+0q
わたしは ばかだ!

保守るよ!

76 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 03:20:09.53 ID:3LRcpgaV
寝れないので保守るよ!
・・・暑いですorz

77 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 05:01:46.08 ID:+B3knpUz
はやおきage

78 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 08:54:06.64 ID:YSgHdVIi
あげ

79 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 11:47:39.22 ID:81uo73vs
みんな忙しいって事だぁね。
無理せず身体に気をつけて頑張ってください〜

メキさんage

80 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 14:11:49.66 ID:3LRcpgaV
髪に短剣を差し入れる。
滑らかな音とともに、金の髪が落ちた。


「切ったのか」
黒髪の騎士の言葉に、彼はそっと頷いた。
「はい」
「そうか」
短いやりとり。
静かに降る雨を眺め、互いにそれ以上の言葉を口にしない。
どこかでチョコボが鳴く声がして、それからようやく、彼は口を開いた。
「旅に出ようと思います」
「旅か」
「見聞を広げてこいと」
「あの方らしい」
手持ち無沙汰にもてあそんでいた紙をちぎる。『保守』の文字がふたつに分かれた。
「いつ戻るつもりだ」
「分かりません。戻ることができるまで」
言って、それから首を振った。
「・・・もう、戻れないのに」

81 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 17:18:48.62 ID:X61S/D8i
保守るよ!

82 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 17:18:51.33 ID:3LRcpgaV
鈍い音が響く。
「その辺でやめておけ」
「黙れッ!!」
「黙るのはお前だ」
溜息まじりに言い、銀髪の騎士の手に触れる。
壁を殴打し強かに痛めていた拳に治癒の魔法を唱える友人を虚ろに見つめ、視線を逸らした。
「くだらないゴシップにお前が踊らされるとはな」
「・・・うるさい」
地面に散らばる紙切れは、怒りにまかせて文字通り八つ裂きにされた、元は三流以下の醜聞ばかりを集めたゴシップ誌だった。
哀れにも切り刻まれたそれらからは、辛うじて『保守危機』の文字が読み取れた。
「馬鹿にしやがって。犯人が知れたらこの程度じゃすまさねぇ」
「何となれば騎士団の、ひいては王家への侮辱に当たるからな。しょっぴくのも難しくはなかろう」
苛立ちがわずかに含まれた声で、それでも感情を抑えたまま言う友人に、彼は散る紙切れを踏み潰す。
「人の粗探しで飯を食う奴らは楽でいいよな」
吐き捨て、ひとつ息を吐く。
怒りはまだ収まらない。だが、無意味に八つ当たりをしても虚しいばかりだ。
「くだらない噂で喜ぶのは誰だろうな」
「井戸端会議の奥様と、俺たちを快く思わない奴らか」
「槍玉に挙げられるのも楽じゃないな」
舌打ちし、腰にはいた剣に手をかけた。

83 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 18:35:15.59 ID:iYhS2mpH
一応保守age
油断したら落ちるからねぇ…

84 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 19:45:31.61 ID:X61S/D8i
保守感覚を早めようか考えつつ保守るよ!

85 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 21:32:53.18 ID:M5CeIL9R
必ず戻ると信じてる

86 :既にその名前は使われています:2007/06/22(金) 22:57:02.32 ID:X61S/D8i
適当に保守るよ!

87 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 00:29:09.74 ID:+uKyjSCv
適度に保守るよ!

88 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 01:53:42.41 ID:i+wI39Kb
今日は早めに寝ます保守。
明日は本編投下できたらいいな。

89 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 03:36:26.93 ID:dDg9N0qp
深夜の保守


90 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 09:08:22.85 ID:0goLa6BZ
スーパー保守タイム

91 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 12:33:35.67 ID:0goLa6BZ
何がスーパーなのか…orz

92 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 14:00:15.21 ID:+uKyjSCv
適時保守るよ!

93 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:43:00.52 ID:dDg9N0qp
また1週間開いてしまいましたが、続き行きますー


94 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:43:47.44 ID:dDg9N0qp
(421)
少し、目の前に集まる闇を眺めて呆然としていた。
先ず最初に考えたのは、何故これに気が付かなかったか、という事だった。
近づいてこれだけの気配を放つものならば、遠くにあっても気が付かないはずはない。
緊張感が足りなかった、という訳はない。バストゥークに来てこっち、こういった気配を探ることは一切怠ってはいない。
ならば何故か。そう考えて、ふと自分の両手に付けられている篭手に目が止まった。

そう言えば、バストゥークについてからこの篭手も大人しい。
アルテパの一件から鑑みれば、コイツは赤鎧の持っている装備になんらかの反応をするものと見て間違いない。
その前にも、──────────

「…前?」
「どうかなさいましたか?」
前方に対して鋭く警戒している爺さんが、目線をよこしながら声をかけてきた。
「いや…」
アルテパ以前にも何かあったように思ったが、それに該当するような事を思い出す事はできない。
ここ3日ほどの事を忘れるなどあり得るだろうか…?

ともかく、爺さんの話やヒロとマルトが襲われた一件からも、バストゥークには赤鎧が複数いると見ておかしくないのに、
それに対してこの篭手も一切反応をしていない。何もない事を、先ず不審に思うべきだった。

95 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:44:28.61 ID:dDg9N0qp
(422)
考えていることが現状と大幅にずれていると気が付いたのと、目の前に集まる闇が徐々に肥大している事に気が付いたのがほぼ同時だった。
「おい!何とか言えよ!」
ヒロがリンクパール越しに怒鳴っている。だが、それに対して説明する言葉が今はない。

「…なぁ、ありゃ止めようと思って止まるものかね」
「さて… いささか難しゅうございましょう。しかし、放っておく訳にも行きますまい」
何であるのか分からないとは言え、黙って見過ごす手もない。つまりはそう言う事だ。
リンクパールからの呼び掛けには答えずに、俺は前方に見える闇に向かって走り出した。少なくとも2,3歩は。

出足を妨げたのは、前方の闇とは別に辺りに急速に集まった気配だった。
闇が集まる、などという曖昧な気配ではなく、もっと明確な存在を示す気配だ。

人間がいる。
この空間が停止している状況で、俺が前方に走り出すのに呼応して少なくとも複数の気配がこちらに向かって動いている。
ヒロ達ではないだろう。その証拠に、方向は全てまちまちだ。
「ちょっと!ルーファス!マティエールさん!返事しなさいよ!」
ラディールの喚く声が聞こえる。それには答えず、辺りの地形を確認しながら戦闘の準備に入っていた。

96 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:45:38.24 ID:dDg9N0qp
(423)
一番近い気配は左側。ヒロやフルキフェル達がいる方向とは反対側の方向だ。
そう感じた直後、薄い戸板をノックしたような軽い音と共に、その気配が直近まで迫ってきた。
俺は後ろに飛び退きながら、左腕を軽く振り抜く。

左手の篭手にある竜の尻尾が、刹那の前に俺がいた場所をなぎ払っていたはずだった。
しかし実際には篭手は何も応えず、俺の眼前には迫っていた気配の主、黒いマントを羽織った大柄のガルカがいる。
その黒マントには遠く離れた場所で、俺の左腕は空を切っていた。
視線を正面に向けたまま、俺は少しだけ状況を整理するために考えを巡らせなければならなかった。

突然目の前に現れた黒マントは、俺が初撃を避けたことを確認するとそのままするすると後退し、肥大し続けている闇の中へと入っていく。
気が付いてみると、もう20歩ほどの距離まで闇が迫ってきている。
だがその代わりに、集まってきていた人間の気配が霧散したようだった。

篭手が反応しない事はひとつの答えを俺に示した。
恐らく、バストゥークに到着してからずっと、このプライマルアーツは機能していなかったのだ。
アルテパでの戦闘が原因なのか、或いはこのバストゥークという都市に原因があるのかはわからないが、この状況は芳しくない。
もっとも引くには引けないのだから、それでも前に進む以外に道はない訳だが。

97 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:47:23.51 ID:dDg9N0qp
(424)
「気配が消えましたな」
爺さんが幾分緊張を解いたように、背筋を伸ばして呟いた。
リンクパールでは相変わらずこちらへの呼びかけが続いており、向こうは向こうで移動を始めたような内容が聞こえてきている。
警告をするべきだろうか、と一瞬迷ったが、連中をここで退かせれば俺達の状況が最悪になるだけでメリットは何も無い。
退けと言ったところで正直に従うはずもないだろう。

さて、どうしたものかという表情を爺さんに向けると、爺さんはリンクパールに向けて少し奇妙な行動をとった。
「こち… ─── でご… ます」
そう言ってからリンクパールを懐に仕舞い込んでしまった。
あぁ、その手があったか。

この先、どちらかが窮地に陥ったとしてもこの状況ではどのみち救援には行けない。
ならば、他方の情報など入ってくるだけ雑念になる。斟酌無用、という事だ。
「無事で… ── そっちはそっ… 頼ん…」
俺はそう言ってから、耳に付けていたリンクパールをはずし、そのまま地面に落とした。
それに足を乗せて踏み割ろうとしたときに、目の前まで迫っていた闇が高速で収縮し始める。

爺さんが横で息を飲む音が聞こえ、その音に合わせるように、闇が収縮して行った先から乾いた破裂音が聞こえた。

98 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:48:01.49 ID:dDg9N0qp
(245)
最初は、闇が壁を作って迫ってくるような印象だった。
そしてそれに触れた途端、俺は身体の中を何かが通過していくような感覚に襲われ、思わず膝を付く。
その壁は俺を飲み込んだ後も背後に進み続ける。やがて一定距離まで進んだ後、一切の空気の動きが止まったように思えた。

同時に、右腕の篭手が強烈に振動を始める。
これはアルテパの時や、その前のオルデールの一件以来だ。

───オルデール?
そうだ、俺は確かにこの強い振動を2度体験している。
どちらかと言うとこの振動は1度目の方に近い。あの黒い大きな、奴が「禍神」と呼んだバケモノと戦ったとき以来だ。

───奴?
オルデール鍾乳洞で一緒にバケモノと戦った、あの赤い鎧の男…

妙に空気が澄んだような、それでいて計り知れない辺りの雰囲気も、あの時と似ている。
忘れていたのではなく、忘れさせられた筈の記憶だ。
1つ違うのは、右手から流れ込んでくる感情のようなものが、甘ったるい愉悦に近いものではなく、純然たる怒りに満ちていると言うことだ。

99 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:48:58.15 ID:dDg9N0qp
(246)
首を左右に振って、意識を定めるように深呼吸をひとつする。
辺りを見回すと、建物などは先程となんら変わりはないが、一帯が黒い霧で覆われていた。

「坊ちゃま!ご無事でございますか?」
珍しく動揺したような声をあげて、屈みこむ俺に爺さんが声をかけた。
「問題ない。少し、コイツにあてられただけだ」
そう言って、右手を軽く上げる。

「これほどの結界を用意していたとは予想外でございました… あの闇の塊も、全てはこのための準備であったのでございましょう」
うわ言のように覚束ない声で、爺さんが呟く。
「そうか、まぁどうでもいい。それよりも囲まれてるぞ」
ハッとしたように爺さんは辺りを見回した。だが、数秒後に首を傾げて難しい顔を見せた。

「近くには感じられませんが…」
「距離を置いてるが、間違いなく囲まれてる。一歩でも動き出せばあっという間に詰めて来るな」
「見えるような仰り様でございますな」
一息おいて、勢いよく立ち上がりながら、不思議そうな顔をしている爺さんに言葉を返す。
「見えるんだよ。なんだか知らねぇが絶好調だ」

100 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/23(土) 15:50:32.18 ID:dDg9N0qp
今日は以上です。
投下&保守いつもながらお疲れ様でございます〜

101 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 17:04:27.53 ID:+uKyjSCv
保守るよ!

102 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 19:41:28.98 ID:9i8SAhRE
保守るよ!
・・・い、言ってみたかったんじゃないんだからね!

103 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 21:45:53.94 ID:+uKyjSCv
>>102 (*´ω`)
保守るよ!

104 :既にその名前は使われています:2007/06/23(土) 23:05:52.01 ID:+uKyjSCv
保守るよ!

105 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 01:13:11.23 ID:PypYd3aa
投下乙ですー。
結局自分達だけで始末をつけようとするわけですね、だけどそう思うとおりに行くかどうかは…
他のお二方にかかってたりするわけですかw

わっふるわっふるです。

106 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 02:30:32.88 ID:2OpELNSy
ここで保守らずいつ保守る
保守るよ!

107 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 07:05:07.69 ID:qT8oF6Zc
おはようございます。

108 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 08:14:22.06 ID:xijoiAJN
ほしゅー!ほしゅー!

ひさびさのバトルクルー!

109 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 12:58:29.27 ID:THGWEODh
下がってるなぁ…
ageますぜ、旦那ぁ

110 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 15:15:02.29 ID:HsxW6Dha
 ※季節的にフライング感が否めないホラー&若干グロ注意。

 古い友人と呑みに行った時の話なんですがね。いつも割と明るい性格の人なのに、その日は何だか暗い
もんだから話を聞くよって事になったんですよ。ですけどね、ぼそぼそってしゃべるもんだから「ぽた、
ぽた」って水が滴る音に負けてよく聞こえない。そこの店、普段から通ってる「保守」って飲み屋何だけ
ど結構賑わってるお店なもんだから慌てて蛇口でも閉め損なったのかなぁ、うるさいねぇ、何て苦笑いし
て丁度料理を持ってきた店員さんに蛇口閉め忘れてるよーって教えてあげたりしてね。料理が来て友人も
少しだけ覇気を取り戻したみたいで、さっきよりも饒舌に話してくれましたよ。
 「こないだ仕事で不正プレイヤー二人のアカウントの停止やったんだけどさ、何かそのプレイヤーハッ
キングでもしてるのかプログラムで停止出来ないから強制的に停止させたんだよ。ようするに攻撃してH
P0にしたんだけど、その時の悲鳴がヤケに生々しかったんだよ・・・よく考えたらうちのゲームボイス
チャット何て対応してないしさ・・・。
 最初は停止させるのに管理者側のキャラクター使うと目立つからって、横着して一人目のキャラクター
使ったせいでバグったんじゃないかとも思ったんだけど、なんせ気味が悪くて・・・」
 変な事言ってるなーって思うでしょ?でもね、この人は下手な嘘を付く様な人じゃないんです。だから
本当の事が言えないのか、それとも・・・とりあえず月並みですけど変な事もあるもんだねぇ、まぁ忘れ
なよってお酒を勧めて、いくつか他愛も無い話をした所で時間になって解散って事になったんだけど。
 いやぁ・・・あの店員さんに悪いことしちゃったなぁ・・・水音の原因は蛇口じゃなかったんですよ。
 その友人の背後にね、ぴったりくっついてたんです。魔法使いが着るような服を着た、まるで拷問され
て殺されたみたいに無残な姿の男が。その真っ黒で見えない顔の辺りから「ぽた、ぽた」って血が滴って

111 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 15:15:33.09 ID:HsxW6Dha
る訳ですよ。
 え、友人のその後?今じゃどうしてるか・・・連絡取れないんですよ、えぇ。
 皆さんもゲームでモンスター達を殺したりする時は気をつけて下さいね。
 貴方が今じわじわとHPを削っているその相手に、もし本物の命があったとしたら・・・・さぞや貴方
を怨んでいる事でしょうからね。
                                 ==ここまで==
 資料を求めて「生き人形」観たら、怖くて資料どころではありませんでした。

112 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 17:38:18.31 ID:2OpELNSy
保守るよ!

113 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 20:47:09.08 ID:xijoiAJN
もいっちょage!

114 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 21:24:58.93 ID:PypYd3aa
リード君もその遍歴を考えると背中にいっぱいしょってそうだな。
あとはあいつとかあいつとか…ああ、アレはもうサンドリアで墜落死したっけw

「……僕としては、貴方が一番憑かれてないとおかしいと思うのですが」
「あーあー聞こえなーい聞こえなーい」

115 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 22:46:34.22 ID:2OpELNSy
>>55 続き・・・
くそ、もったいぶりやがって。いらだってきて俺の口調が早くなる。
「時間がないんだ。さっさと言えよ」
『時間ならいくらでもあるさこの空間は外界とは遮断された空間。時間の流れも違うんだぜ?
 そもそもお前、ここがどこだかわかってるのか?』
「俺の精神の中とかじゃねーのか?」
『俺』が小さく笑いをこぼす。
『何言ってやがる。ここはそんな場所じゃねーよ。リアルともヴァナともアストラル世界とも通じる
 場所だ。そうだな。ターミナルってとこか?』
俺は周りを見回してできるだけ小馬鹿にしたように言う。
「おいおい、なんで俺が集中しただけでそんな大層なとこに来れるんだ? そもそもどこからリアルだの
 ヴァナだのアストラルだのに通じてるんだよ」
『あんたは目の前にある泉が見えないのか?』
『俺』は無限に水が湧き出る泉を指す。なんだ、ここに飛び込めば女神様が出てきてあなたが落とした云々
いい始めるのだろうか。
「生憎俺はここに詳しくなくてね。時間があるならたっぷりと説明してもらわないとわからねーんだよ」
『時間だけならたっぷりあるぜ。お前がここに到達した時点から外界の時間はコンマ一秒経ってねーよ』
そう言うと『俺』は泉の水面を触れた。水面は少し光った後透明じゃない違う色に変わり始めた。
『この泉はリアル・ヴァナ・アストアルへのカメラになっているんだ』
泉はもやもやした色を段々とはっきりさせていき一つの光景を映し出した。

116 :既にその名前は使われています:2007/06/24(日) 22:48:25.53 ID:2OpELNSy
誤字いっぱーいフハハハハ

orz

117 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 00:34:18.06 ID:tZyHCG5Z
保守るよ!
あとは頼んだ!

118 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 00:35:48.57 ID:CfjhZ6Hx
セックスセックスセックスセックスセックスーーーーーー!!!!!!!!

119 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 00:44:19.29 ID:8bYlUumR
オルデール・・・もはや懐かしいですね(´∇`)激戦の予感にワクワクしてます

>>110
怖いです((((;゚Д゚)))普通に怖いです((((;゚Д゚)))

>>116
誤字は探しても探してもありますよね(´Д⊂一つの光景が何か楽しみにしています

さて、前回は>>38-40です。次回の投下からは一気に話を進めていける・・・はず・・・ですw

120 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/25(月) 00:44:58.81 ID:8bYlUumR
 音叉が響きます。静かに、世界を包み込みます。音叉の音に包まれて世界が真っ白になったかと思うと、
土の召喚獣、タイタンが支配する世界に立っていました。
 高さも奥行きも分からないただただひたすらに広い異次元に浮かんだ細長い上り坂をもつ、巨大な岩の通路の頂上には、
召喚獣タイタンが待っています。
 テキパキとプロシェルヘイストバストンラがかけられ、みんなで一気に坂道を駆け上ります。
「タイタンさん!私が相手ですよ!」
 坂道登りきらないうちにこちらに向かってきたタイタンを挑発し、こちらに注意を向かせます。
左右の手から繰り出される打撃を盾で押さえ込み、拳から放たれる土の魔力による追加攻撃はバストンによる風のバリアが軽減し、
殆ど無効化します。傷を多少負ってもケアルで楽々回復できるし、負ける要素がありません。
 次々とタイタンに向かって放たれる精霊魔法による風の刃と私とルークの剣、そしてジェリダムのかすめとる。・・・え?
「ちょっとジェリダム!真面目にやりなさいよ!!!」
「まじめだっつーのっと」
 おきらくな調子で私の背後からまるで私が攻撃したかのように見える一撃を加え、更にタイタンの後ろに回りこみ不意打ちをくわえる彼。
「ちょーっとお小遣い貰おうとしただけだろ?」
「・・・」
 まぁ、そういう遊び心も必要だとは思いますけど時と場合と言う物が・・・。
「ほらほら、ボーっとすんなよ。そろそろ例のヤツが来るぞ」
「誰のせいよ!もうっ!」

121 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/25(月) 00:46:02.39 ID:8bYlUumR
 片手剣の柄をもう一度しっかりと握りなおし、再度気合を入れなおしタイタンに向き直りました。
 その時です、私の体を包むバストンのバリアが消えたかと思うと、大地が大きくうねり、岩の塊が飛び出しました。
「うそっ!このタイミングで・・・っ!」
 アースフューリー。タイタンが持つ究極履行であり、激しく大地を揺らす広範囲魔法です。
大地がまるで意志を持っているかのように私、ルーク、ジェリダムに襲い掛かります。
全身を打つ激しい痛みに意識が飛びそうになりましたが、何とか踏みとどまり睨み返しました。
でも、左手の感覚はもう全く無くて、動きそうにもありません。
 ジェリダムはその威力を上手く殺すことが出来たらしくぴんぴんとしていますが、レベルの低いルークが今のをまともに喰らっていたら・・・。
「ルーク大丈夫!?」
 答えの代わりに私の体をケアルが優しく包み、左腕に間隔が戻っていきました。
「そろそろ来ると思って避難しておいたからな」
 そう答えてもう一度私にケアルをかける彼。賢い方法ではありますが、あまりかっこいい方法ではないですね・・・。
「そう、よかった・・・」
 振り下ろされたタイタンの拳を受け流し、カウンター気味にその腕を切り上げたところで、
二つの巨大な竜巻、古代魔法トルネドがタイタンを包み込み、タイタンが掻き消えて行きました。
それと同時に、目の前が真っ白になり、私の意識はどこかへと連れて行かれました。

122 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/25(月) 00:47:37.02 ID:8bYlUumR
以上です!

123 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 06:34:00.22 ID:sNBhF60t
ほしゅ
投下乙です

124 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 10:57:06.83 ID:/r8fw4uY
境界には間違いないけれど、そこが人が通れる道かどうかはまた別の問題だもんな。
どうなるどうなる

125 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 13:58:10.58 ID:lUO2izsJ
とりあえずage
続きは書くかどうか…

126 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 16:10:41.00 ID:XCiS/PLo
ここでルークさんが普通に召喚戦の報酬もらう方向に流されてたらわろす
ナココさんは可愛いですのう。
もっかい頭から読み直してみようと思ったらwiki内で見つけられずちょっとがっかり。

ともあれ、わっふるわっふる。

127 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 18:31:35.63 ID:FkFV1+hu
おとすわけにゃあいかにゃいにゃー

128 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:13:15.01 ID:lhP2bc9L
どうも、こんばんは。
なかなか筆が進まない挙句にグロ文投下なんかしてすいませんでしたごめんなさいごめんなさいごm(ry

http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/256%5fFurcifer%20%a2%a1MwNTY7GtwI%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1
以前のお話はこちらになります。
20スレ分の編集についてはどうも最近wikiが重くて未着手なのですが、
携帯から過去ログが読めるようになったみたいです。わぁ便利。

ということで、連投規制を避けつつ様子を見ながら投下いきます…。

129 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:13:56.27 ID:lhP2bc9L
ここで僕がどう言い繕おうとも、これからする事の結果がどんな所に落ち着こうとも、
僕がこの先為そうとする事の意味は変わらない。
「僕にも、目的があります。その上で貴方に手を貸すことは、僕にも意味があります」
そう、僕も貴方を利用する。
だから、僕が貴方にこの件で気遣ってもらう謂れなど、どこにもない。
これ以上追求してくれるなと、そんな風に祈りながら彼の顔を見上げた。
「…ま、腹の探り合いをしたところで意味がない。協力してくれるってんならもう聞くことはないよ」
ルーファス殿はそんな僕の意を酌んでくれたのか、そう告げて話を切り上げるように片手を挙げて見せた。
と、そこに横合いから声がかけられる。
「では坊ちゃま、そろそろここから抜け出す算段をすると致しましょう」
見るとマティエール老が領事の机の下に潜り込み、何事かをしているようだった。
ややしてから、床板かなにかが取り外される音。
よっこらせ、といった風情でマティエール老は机の下から顔を上げ、にやりと笑ってみせた。
「サンドリア騎士とはその精神論に反して、こういった抜け穴が好きなものでございますな」
「…どこに通じているか、見当は付いてるのか?」
「見当を付ける程の事もございません。ここから北に向けまっすぐの通路でございます」
その言葉に釣られるように、二人で揃って北を向く。
「ただ落ちるには、少しばかり高すぎないか?」
いや…落ちるんじゃなく外壁沿いに縄梯子か何かがあるんじゃ…?
「ご安心を、下への穴が深いようでございます。恐らく、外壁の段差に続いている物と思われます」

130 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:14:36.70 ID:lhP2bc9L
果たして、その穴は深かった。
壁の向こう側から漏れ聞こえてくる、歯車が廻る音、水が流れ落ちる音に、
この道が一体どこに穿たれているのかを思い至ると、領事のこの国での立ち位置が少し心配になった。
まあ、僕ごときが心配してみたところで、詮無いことではあるけれど。
それに実は非常時の避難経路ということで、他領事館にも同じものがないとも限らない。
そんなとりとめもないような事を考えながら、縦穴をずり落ちるように進んでいると、
足元のルーファス殿から声をかけられた。どうやら床までついたらしい。
ごりごりと、石と金属がこすれ合う音と共に、ほのかな街灯の明かりが差し込んでくるのが見えた。

先に外の様子を伺ったルーファス殿が、小さな出口からするりと抜け出していく。
手招きに従いその後に続いてみれば、そこは大工房の裏手。眼下に魔法屋の建物が見えた。
最後に這い出してきたマティエール老のことを、ルーファス殿が何か言いたげに見つめたけれど、
それに返答はなく、マティエール老はただ首を横に振るにとどめたようだった。
それにしても、警備が少し手薄すぎやしないだろうか…。
どこか別の場所でも何かが起こっていて、
そちらに優先して人手を回さなければならない状況にでも陥ってるのだろうか。
ルーファス殿が再度、どことなく落ち着かない表情を浮かべて背後のマティエール老を振り返る。
彼はこの老人が何かをやったのだと思いたいのかも知れない。
「…警備の事ですか?」
「あぁ、なんかおかしいだろ。警備を厚くするなら分かるが、薄くする理由はない」

131 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:15:08.39 ID:lhP2bc9L
「そうですね…」
どのみち、僕たちの目の前に用意されている道は、今は一つしかない。
悩んでも仕方のないことだろう。
それ以上会話が続くことはなく、僕たちは黙々とバストゥーク港に続く居住区の入り口を目指した。
ゲートを抜け、いつも来るたび邪魔だとしか思えない白い壁を回り込む。
レンタルハウス貸し出しの手続き業務についている銃士の表情をちらりと盗み見ると、
平素よりも何か、緊張しているように見えた。
「考えたところで、詮のないことでございましょう」
マティエール老が突然放った言葉に、前を走るルーファス殿が肩をぴくり、と震わせる。
「わかってるよ、分かっちゃいるんだが…」
彼も奴らの所行とその力を一片でも垣間みた以上、考え込んでしまうのはきっと、無理のないことだと思う。

跳ね橋のたもとに、ヒロさん達は無事に集合することができたようだった。
…アオツキさんもしっかりと同行してきていたけれど。
黒々とした海にまぎれるように浮かんだ、これまた黒く塗られた小舟を見下ろしながら、
ルーファス殿が再度作戦の概要を皆に伝える。
時折話が逸れかけながらも、全員に何らかの役目が割り振られていく中で、
アオツキさんの不安げな表情だけが気にかかった。
こんなにも彼女はこの世界に"慣れていない"のに、何故気配だけがひたすらにこの世界の人に近いのか。

132 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:16:02.35 ID:lhP2bc9L
もしかして、彼女自身はそれという意識がなくても、何らかの罠としてこちら側に送り込まれてきた、
そういう存在なのかも知れない…。
一旦そんな考えが浮かんでくると、つられるように封じようとしてきた疑念が次々に膨らんでくる。
だめだ、違う、今僕が考えるべき事はそんな事じゃない。
エルリッド嬢の奪還と、その過程や事後、赤い鎧達からの横槍をどう躱すか、だ。
それから…あの子の無事も、か。
僕の望む形で正しく喚びだされたままの在り方なら、そうそう抹消される事はないけれど、
奴とまともに会話をしようと思ったら精神的に参ってしまう事は想像に難くない。
どこまでがこの世界の意思で、どこからが奴らの掌の上なのか…。
一つ分かることは、僕は未だ無力なまま、ということだけだ。

僕の考え事をよそに話し合いもいい案配にまとまったようで、マティエール老がふと咳払いをしてみせた。
「皆様、準備は宜しゅうございますか?」
…せいぜい、踊ってやろうじゃないか。
皆も一様に表情を引き締めるのを確認し、老軍師は続けてこう切り出した。
「では、配置に着いた時点で報告を頂きたく存じます。こちらも確認できる地点に入り次第、お知らせ致します」
「んじゃ、そう言うこった。行くぞ」
ルーファス殿がそう言い添え、二人で黒い小舟に乗り込む。僕はそれだけ見届けて踵を返した。
すぐ後ろをついてくる足音と、少し遅れて駆け寄ってくる足音。
長い長い夜の、これが僕にとっての始まりだった。

133 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:17:45.65 ID:lhP2bc9L
当初は狙撃をするマルトさんを護衛する僕たちのチームと、そこから引き起こされる騒ぎに乗じて先行突入する、
ルーファス殿とマティエール老の二手に分かれる手筈だった。
そこをヒロさんが、狙撃チームをさらに二手に分け、合流地点の確保に回そうと言い出した。
各個撃破あるいは捕縛される危険度が増すことと、向こう側の二人の負担を軽くする事を天秤にかけると、
僕が手放しで頷くことは少し躊躇われた。
どうせマティエール老がなんかウソ臭い手品のような技でも持ってるのだろうし。
けれど時間停止、もしくはそれに準ずる結界が発動した時点で、
向こうの手駒はほぼ赤鎧自身しかいなくなる、ということを鑑みて、彼の作戦は承認されることになった。
「なら、チームごとにコードネームを振りませんか」
「コードネームぅ?」
アオツキさんが努めて明るい声でそんな事を言い出す。
それにヒロさんが何やら怪訝そうに答えたが、彼女はそれほど気にしないようだった。
「3チームに分かれたから、A,B,Cで…」
「アルファ、ブラボー、チャーリーってか」
「ううん、それだと少しありきたりだから…アメリカンショートヘア、バーマン、コーニッシュレックスとか」
よくわからないけれど、騎士小隊の略号みたいなものを今ここでつけようって事だろうか。
『ま、いいんじゃねぇの』
パールの向こうから、細波の音を混じらせて聞こえてきたルーファス殿の返事。
かくてアオツキさんの発案は、めでたく採用されることになった。
それにしても、耳慣れない言葉だ…どんな由来なんだろう。あの子なら、何の事だか分かっただろうか。

134 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:18:27.03 ID:lhP2bc9L
岩山を登るべく一行からヒロさんとマルトさんが離脱する。
平素よりよほどまばらな、銃士の監視とも言えない監視をかいくぐり、
僕たちは当初の合流ポイントまで到達することができた。
慎重に周囲の様子を伺う。…人影はない。ふぅ、と一息ついたところで、パールに通信が届く。
『バーマンより各リーダー、こちらは配置についた。そちらの状況を教えてくれ。オーバー』
「こちらコーニッシュレックス。すでに配置についています。周囲に不審物などはありません」
すかさずアオツキさんがそれに答えた。緊張と少しの興奮からか、頬が僅かに紅潮している。
『こちらアメリカンショートヘア。
只今素晴らしい景色を見ながら、可愛いミスラたんと楽しく山登りをしています。
トラブルは特にナシ、予定時刻には間に合いそうです。オーバー』
続けてヒロさんからの返答。
ともすれば緊張感に欠けるとも取れそうなその物言いに、ラディールさんがなんだか頭を抱えていた。
アオツキさんがその様子を見て、大丈夫ですよ、カラミヤ君はあれでけっこうやる時はやるんです、
等とフォローを入れる。
僕はと言えば、そんな彼らに軽口でも叩いて答える余裕があればよかったけれど、
生憎そんなものは持ち合わせていなかった。
目指す倉庫街の方角を見やると、確かに何かがいる。
傲慢さに満ちた自負と、それを穢された事に対する怒り、憎悪に彩られた気配。
呼応するように黒い流れがうねり出すのを感じて、吐き気を覚えた。
女性が二人も同行している手前、なんとか堪えたけれど…。

135 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:19:44.87 ID:lhP2bc9L
それにしても、作戦はとっくに始まってるんだ。さっさと戻ってこい、あの腐れカボチャめ。
さして気温は高くない…むしろ涼しい筈なのに流れ出す汗を手の甲で拭う。
何を口走るか分かった物ではないので、努めて二人の会話には加わらないようにしていた。
ヒロさんの話からすると、向こう側でのアオツキさんは男性だったという推測が成り立つわけだけど、
それにしては思いのほか話が弾んでいるようでなによりだった。
と、パールからヒロさんの声が聞こえてくる。
僕はもとより、アオツキさんが慌ててパールを耳に寄せた。
『あー、アメ……なんだっけ。いいや、アメショより各リーダー。ポイントに移動した』
『バーマンよりアメショリーダー、了解した。準備が出来次第やっちゃってくれ。
タイミングだけ教えてくれれば、後は任せる』
「こちらコーニッシュレックス。了解です」
実にルーファス殿の指示はアバウトだった。皆の緊張を和らげようとでもしてくれていたんだろうか。
ヒロさんも似たような事を思ったようで、苦笑まじりの返事が戻ってくる。
『随分適当な指示だなオイ。まぁいいけどさ』
『待ちくたびれて、そろそろ夜釣りも飽きたところなんだ』
「まったく…ルーファスったら」
パールに声を通さないように、ラディールさんが呆れた、といった風情で呟く。
けれどその表情も、なんとなくほぐれた感じだった。
『悪酔いするなら、撒き餌にゃ困らんしな』
ヒロさんの言葉にルーファス殿は笑っていたけれど、先ほど実際に吐きそうだった僕は正直笑えなかった。

136 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:20:30.93 ID:lhP2bc9L
まあ、皆が和んだなら僕くらいは我慢、かな…。
それから少しばかり間があって、今度は少し緊張したヒロさんの声が届く。
『大丈夫か? ……肩を貸そう』
マルトさんにどうやら何かあったらしい。
『行けるか?』
ルーファス殿がそう尋ねると、思いのほかしっかりとした返事があった。
けれど、それから少し間があって、嗚咽を堪えるような声が絞り出されるように漏れ聞こえてくる。
『申し訳ございません、風が強すぎます。狙撃は……無理です』
「風、って…まさか」
ラディールさんが何かに思い当たったかのように表情を険しくする。
そういえば、かの赤鎧は風を攻防に用いていたと、ルーファス殿は言っていなかったか。
だとすると…倉庫に向けて射撃を届かせるのは、相当に難しくなってくるだろう。
震える声で謝罪を繰り返すマルトさんを、ヒロさんが慰めるようにフォローする。
『ああ、うん。上の方はすごい風なんだ。ゴルゴでも外すね、これは。…別の手段を考えないと』
別の手段、か。しかし他のやり方で奴らの側から時間停止を引き出せるかと言うと…。
「山を下りて、別の場所を探さなければいけませんね」
「倉庫が大変な事になればいいんでしょ? 別の、何かいい方法はないかな」
頭の中に地図を描き、他に狙撃ポイントの候補に挙がっていた場所を思い出そうとした。
けれどその横でアオツキさんのほうが、手段と目的が少しずれたような話をし出す。
倉庫炎上が目的じゃなくて、奴らの戦力を奴ら自身の手で凍結させるのが目的なんですってば。

137 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:21:23.33 ID:lhP2bc9L
「こちらの姿を見咎められずに、騒ぎを引き起こす手段として採られたのが狙撃だったはずです。
奴らに知覚遮断の手段が通じるとも思えませんし、直接現場で何事かやっているのを、
奴ら以外の普通の人間に目撃されようものなら、それこそ今後の事に多くの支障をきたしますよ」
「そんな事言ったって…じゃあ、どうすれば…」
話がいよいよ迷走しそうになったところで、ルーファス殿がんー、と軽く唸った。
『ヒロ、なんとかしろ』
『い、いや…なんとかしろって……。どうすんだよ』
この状況にそぐわない軽い指示に、狼狽える様子がありありと想像できる。
けれどそれに構わず、ルーファス殿は続けた。
『こちらからは状況が分からん。だから現地の判断に任せる。時間をかければジリ貧なのは変わらないが、
今のプランにこだわって大きな失敗をするよりはマシだからな。必要なら裸踊りでも何でもしてどうにかしろ』
突き放すような言葉。さすがにそれ以降誰も何も言えなくなって、パールには沈黙がわだかまった。
一体ルーファス殿はあんな物言いで何を考えているのか…そう思ったところで。
ごつ。と何かがぶつかる鈍い音がパールから響いた。
「すごい音がしましたよ?」
「何があったの?」
さすがに驚いて、パールの向こう側に尋ねる。
ラディールさんも腰を浮かし、アオツキさんは僕たち二人を見比べてあたふたしていた。
『…ヒロ様に、殴られました…』
思いあまって体罰に走るとは。思わず非難の声が口をついて出る。

138 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:21:55.31 ID:lhP2bc9L
けれど、ルーファス殿は一連の出来事をそうとは取らなかったようで。
『最悪だ』
ほんの少し、笑っているようにも聞こえた。
『だーうるせー!! 何とかしろって言ったろ、信じろ!
ダメだったら全裸でバスからウィンダスまで泳いでやるよ!』
半ばやけっぱちなヒロさんの返答。
ここからそれが分かる筈はないのだけど、風向きがいい方に変わったような気がした。

パールから漏れ聞こえてくる声は先ほどまでとは打って変わり、落ち着いたものになっていた。
ゴルゴとかガンダムとか、よくわからない単語。とりあえず、どちらも人名らしい。
あの子の記憶をもう少し自在に引き出せれば、
もっとこの気になるモヤモヤした感覚もすっきりするのだろうけれど…。
『これで私がほんの少し狙いを外せば、ヒロ様はウィンダスまで泳ぐのですね』
悪戯っぽいマルトさんの声。
ヒロさんが何事か言い返したようだったが、それははっきりとは聞き取れなかった。
『いきます』
言葉と共に、倉庫街の方角を見やる。瞬間、パールから銃声が響いた。
ほぼ一拍置いて、何か見えない幕のような気配が、一瞬で前方から背後に向け通り抜けていく感覚。
あの子がこの場にいないからには、僕がついて行けるのはここまでか。
意識だけ残して停滞に巻き込まれる僕を、奴はきっと指差して笑うに違いない。

139 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:26:01.00 ID:lhP2bc9L
これほど腹立たしいこともないな、と思いながら、作戦の成功を祈り目を閉じた、けれど。
「……?」
再び目を開き、手のひらを閉じたり開いたりしてみた。何の違和感もなく体の自由が利く。
横を見ると、ラディールさんも普通に動けているようだった。
いや、彼女はサンドリアでの一件のときもそうだったし、
ルーファス殿と深い絆で結ばれているということからも納得のいく話だけれど。
「ここまでは、作戦通りに行ったわね」
「これが、赤い鎧の結界…?」
ラディールさんが背中の戦斧に手を掛け、アオツキさんが突然塗り替えられた気配に、
周囲を改めて確かめようとする。
『何もかも、死んでしまったみたいに、静か過ぎます…』
生粋のこの世界の人であるマルトさんにとっては、初めての体験だろう。
『前は気づいたらもう止まってた、って感じだったけど、意識してみると気持ちわりぃもんだな』
ヒロさんが、そんな風に毒づいた。
「…では集合ですね。合流ポイントでお待ちしています」
感想はそこそこにしてもらって、そろそろ動き出してもらわなければと思い、僕はそう切り出してみる。
僕も自由に動けるならば、それに越したことはない。できる限りのことをしなければ。
『バーマンより各員へ、速やかに合流ポイントに向かってくれ』
ルーファス殿がそう全員に指示を出し、ヒロさん達が了解、と答えた。

140 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/25(月) 20:27:09.63 ID:lhP2bc9L
一旦切ります(´Д`;)ヾ
イヤな予感っていうのは大概当たるもののようです。

141 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 21:35:58.12 ID:tZyHCG5Z
保守るよ!

142 :既にその名前は使われています:2007/06/25(月) 23:10:33.11 ID:tZyHCG5Z
>>115 続き・・・
これは・・・アニメだな。リアル世界のアニメだ。すごく見覚えのある絵だ。
宙に浮く天空の城。相変わらず大佐が大暴れしている。あ、眼くらまし。
『リアルってこんなに面白いもんがあるんだな』
「てかお前、なんでこんなもんが映るんだ?」
『ああ、これはお前の記憶だ』
たいしたことないように重大なことを言う。俺の記憶だと?
「どういうことだよ。なんで俺の記憶が?」
『お前さ、ヴァナの俺の記憶があるだろ? なら逆があっても当然じゃねーか。お前が
 俺の体に入った時点で俺たちの記憶は一体化したんだよ。ただ違うことがあるとしたら
 リアルの記憶は永久にお前がここに来た時から進まないだけだ』
言われてみて納得する。確かに最初、ここに来た時は驚きはしたもののすぐに適応できた。
つまりこれは俺と『俺』が融合したってことか?
『しかし今はそんなことどうでもいい。問題はこのシーンだ』
『俺』が泉に手を触れる。エンディング寸前まで来ていたのが逆再生されていく。どこまで戻るんだ。
あるところで手を離す。丁度画面には半円球から複数の棒が出てきたところだ。
外側に向いたそれぞれの棒の先に何かのエネルギーが集まっていく。そのエネルギーは隣のエネルギーと
結合して円を作る。そして円は真ん中に狭まっていき、円ではなくなったと同時に下に放たれる。そこで停止。
『魔法ってのはイメージだ。リアルのものには今までになかったイメージがある。早い話俺が言いたいのは
 この兵器を魔法で実行するってことだ。簡単な話だろ?』

143 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 01:06:21.47 ID:cJwLWcu9
なんかホシュルさんの話がすごく核心をついた気がする!
いうのは簡単だけど破壊力まで再現するったらMP空にしても足りるかどうか…。

来訪者側の記憶を元に、過去シリーズ仕様のグラビデを使おうとしてた人もいましたねそういえば。

144 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 01:20:37.32 ID:JTMglGj2
サンド三人組・・・今はバス三人組+αの話の絡ませ具合の見事さは本当にすごいなぁ・・・
催促しているわけじゃないけれど、続きが楽しみです(´∇`)・・・ってこれは催促かw


ホシュルさんも某お城の主砲なんて実行したら・・・あんなに大規模だと自分もまき沿いくらいそうな・・・

145 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 07:09:14.06 ID:PEdZQZA0
まあそんなこともあったかもしれん

146 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:12:30.08 ID:Ww43e4hl
ち、一言レスっぽく保守しようと思ったのにIDでバレバレだ(´・ω・`)

147 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:13:03.52 ID:Ww43e4hl
 放たれた銃弾……いや、榴弾と言ってもいい代物だ。ともかくそれが着弾するまでの時間は、いやに長く感じられた。
 いい加減焦れかけたところで、それが作戦の成功と、次段階へと進む事が出来る事を知らせる合図だと悟った。
 マルトとしてはすっきりしない流れだろうが、あの弾が倉庫の扉をぶち抜くのは、全てが終わった後だ。

 凪いでいたとはいえ、空気の流れはあった。それが今では止まっている。耳鳴りがするくらい静かだ。もっともこれは、耳元で大砲をぶっ放されたせいかもしれない。
 木々の葉擦れも、潮騒も、今は全く聞こえない。空も動きを止め、大きな書割のドームみたいに見えた。

「こちらアメショ。成功を確認、合流ポイントに移動する」
 肩にのしかかっていた銃身をのけると立ち上がり、告げた。
 それを労う声と、異質な状況に不安を訴える声がどよめきとなって、パールから伝わってくる。もっとも、労いは全てマルトに対してで、おれの自意識過剰かもしれないが、おれに対してはどこか刺のようなものを感じる。
 主役のルーファスはといえば、そっけなく曖昧に返答を返すだけだった。
「では集合ですね、合流ポイントでお待ちしています」
 フルキフェルが冷静に述べた。思い出したように、ルーファスが合流の指示を出す。
 幸先のいいスタートが士気を奮い立たせたのか、それとも単にそうでもしないとやっていられないのかは知らないが、威勢のいい返事が返って来た。

 このまま行くはずがない。
 この場に正直者は一人もいない。敵も、味方もだ。だったらせめて、味方の嘘くらいは早い段階でぶっちゃけて貰わないと、こちらも思い切って動けない。
「アメショ、了解」
 タイミングを逸したおれは、取ってつけたように、鯱張った返答で誤魔化した。

148 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:13:35.70 ID:Ww43e4hl
 立ち上がり、マルトの様子を窺う。見事使命を果たした達成感でどうにか自信を取り戻したものの、初めて経験する時間停止に慣れないのだろう、不安げな面持ちで銃を抱いたままおれの指示を待っていた。
「あれでホントに当てちゃうんだから、大したもんだよ」
 労いの言葉が気恥ずかしくて、視線を外してからぼそっと呟いた。
「ヒロ様は、根拠があってあのような方法を取ったのではないのですか?」
 聞き捨てならん、とマルトが頭のてっぺんから出すような口調で尋ねてくる。そりゃ無理もない。あてもなくただ殴ったんなら、それは単なる腹いせだ。
 それよりも、彼女の声のトーンが少し違うような気がして、それが気になった。具体的には、ひどく低い声に聞こえる。
「なんか、声変だぞ」
「ヒロ様こそ、急にキンキン声になったようですが。それよりも答えて下さい」
 自覚がないらしい。それどころか、おれの声が変だという。理由は推測するしかないが、ひょっとするとマルト自身が時間停止の影響を部分的にとはいえ受けているのかもしれない。
「ガキの頃、あれをやられて緊張がほぐれた。ほぐれただけで失敗したんだけどな」
 マルトが時間停止の影響を受けているのは何故だ? いや、それを言うなら、そもそもおれ達来訪者に時間停止が影響しないのはどうしてだ?
 待て待て、今は原因を考える時じゃない。マルトが時間停止に絡め取られた事で、どんな影響があるのか。それを回避するにはどうすればいいのか。

 考えをまとめながら適当に返事をして、斜面を親指で示す。上からは崖にしか見えないが、どこも似たような調子だ。それに、経過はどうあれ、撃ったら動く。隠れ場所を確保していない狙撃手にとって、これは常識だ。
「行こう」
 装備をまとめて歩き出す。すぐ後ろぴったりにマルトが続いた。必要以上に近すぎる気がしたが、今の彼女の感情を慮れば無理もない。そう思って好きにさせたのだが、それは大きな間違いだった。
 ばすん、と尻に重たい衝撃を受けてつんのめる。
 情けない呻きを上げて振り返ると、長銃を野球のバットみたいに構えて得意げに笑うマルトの姿があった。
「約束ですよ。感謝してくださいましね、私のお陰でヒロ様は、ウィンダスまで泳がずに済むのですから」
 今やる事ないだろ常識で考えて。

149 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:14:07.95 ID:Ww43e4hl
 斜面を滑り降りて、バストゥークの街に戻る。
 尻ぺたが痛い。理由の二割ほどは、石ころだらけの坂でしたたか打ちつけたからだろうか。

 合流ポイントへの道中、念のため人ごみは避けた。
 サンドリアでピアシュが使ったそれとは種類が違うのか、それとも規模が違うのか知らないが、倉庫から離れるにつれて、時間が停止していない事に気づいたからだ。
 山を下りた辺りではもう完全に全てが停止していたが、今いる辺りはゆっくりと動いている。恐らく倉庫を中心に、徐々に効果が薄れているのだろう。
 途中で一度、ルーファスから移動に時間が掛かっている旨の連絡を受け、合流ポイントになっている路地に辿り着いた頃には、速度こそ違うものの、街が普段通り動いているのが分かった。
 道中何度も遅れて、おれが歩くくらいの速度で必死に走っていたマルトも、ここまで来ればおれと同じ速さで歩ける。多分口を開けば、いつも通りのトーンでおれを罵ってくれるに違いない。

 そこには、待ちくたびれたといった風情の三人がいた。
「おかえりなさい」
 フルキフェルが疲れた笑顔で出迎えてくれた。他の二人はこいつほど余裕がないらしい。アオツキはまだそわそわしている程度だが、ラディールに至っては近づいただけで身が切れそうなオーラを纏っている。
 理由は明解だ。Bチーム、ルーファス達が遅れているからだ。
 おれは溜息をつくと、移動の完了を告げ、「そっちはまだか?」と最後に付け足した。
「すこし潮に流されたようでございます。位置を確認いたしますので少々お待ちを」
 しばしの沈黙の後ややあって、爺さんが答えた。
「大丈夫ですか?」
 アオツキが横から口を挟む。
 煌々と灯りに照らされた港で現在地を見失うだって? 位置を確認しなきゃいけないほど沖に流されたのか。
 いつまで引っ張るんだよ。いいかげん苛立ちを感じて、小さく毒づいた。

150 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:14:41.84 ID:Ww43e4hl
「ゲームなら、パーティメンバーは地図にマーカーで表示されるんだがなぁ」
 思えばあれもよく分からない原理だが、今は純粋に、あれば便利だと思った。口に出したのは、アオツキあたりがその機能を使えるんじゃないかという期待もあったからだが。
「あ、そうか。確認してみるね」
「……すまん、流されたら倉庫街の目の前だったわ……」
 アオツキの一言が牽制になったのか、ルーファスが現在地を告げた。
 その場にいた全員が、驚きの声を上げる。いや、ラディールは咎める調子の方が強いかもしれない。
 おれはと言うと、万感の思いを込めた溜息を漏らしていた。
 パールは再びだんまりを決め込む。いや、何か声や物音は聞こえてくるが、意味のある情報は得られない。
「おい、何とか言えよ」
 帰れと言うならそれもいい。そこで待てというならそれでもいいだろう。若干一名を除いては。ただ、こんな下手な芝居でイレギュラーを演出して、そのままこちらは宙ぶらりんというのは流石に困る。
 しかし、返事はない。
「ちょっと。ルーファス、マティエールさん! 返事をしなさいよ!」
 いい加減キレたラディールが、パールに向かって怒鳴る。悲鳴と言ってもいいかもしれない。
 また不自然な間の後で、爺さんが答えた。が、意味のある言葉はほぼ聞き取れない。
「なんだ、通信障害か?」
 ノイズも何もないが、魔法で動いている品だ、電波を使った機械と同じ症状が出るとは限らない。
 続けてルーファスの声。しかしこちらもほぼ内容は分からない。ただ、「無事で」、「そっちはそっちで」、「頼んだ」と、そんな具合の言葉は判別出来た。
 アオツキ、マルト、ラディールの三人が、蒼白の顔を見合わせる。フルキフェルはというと、さすがに気づいたのだろう、顎の辺りに手を当てて訝しむような顔をしていた。
 どうする? おれ達はおれ達で、顔を見合わせる。向こうがその気なら、こっちはこっちで好きにやらせてもらうさ。
 無言の相談がまとまりかけたその時、辺りを黒い突風が駆け抜けた。

151 :609 ◆dWeYTO/GKY :2007/06/26(火) 09:17:18.23 ID:Ww43e4hl
以上でござった(´・ω・`)ノ
しばらく後追いで行くので、自分が書くパートで新しい展開はない事でしょう。

.    l:::::::::::::::l ̄  一- = ., - ,___   i   -/― ヽ | /  i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
   /ニヽ:::::::l           r`,==- 、 !   /  |    |/   ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
   ,| /'l l:::::l   く二''‐- ,,_        l   '  (フヽ  ○    l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、
  -| { ( l:::!   _、=;ニ,ァ-ニッヽ、 --ーJ               レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
   ヽ、)ノ::{    ´,,,ニ'=゙ー   ´、yr゛7'¨ッ               ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ
    ミ:::::::i,        、.,,,;;;;,l'  ̄゛ `!               !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
     ミ::::::::リi,,  、ゝニ´(__   }_'r 、イ                ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
    , ゙;::::::::::::::゛`:::::、,-ッ-ー`ニ`ッ;`'V:::l                l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,
  \\ ヽ::::::::::::::::::i.,,ン、`ニ二´.,ッ::::、゙ .                ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///

152 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 12:44:47.26 ID:4thSncFl
まさかの二重結界age

153 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 15:38:41.21 ID:JTMglGj2
あぶないあぐる

154 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 18:05:42.30 ID:jdk+uVbb
>>142 続き・・・
「簡単に言ってくれるけどな、お前こんなもんできたとしたらグズタベルグ吹っ飛ぶぞ」
ついでにバストゥークも吹っ飛ぶかもな。地図の書き換えで忙しくなりそうだ。
『自惚れるな。お前ごときがこんな威力できるはずねーだろ。バカか』
「俺はお前だ。バカが。じゃあなんだ。都合よくシヴァだけ打ち抜くことができる威力に押さえこめってか?」
『その通りだ。魔法ってのは魔力を源にイメージに似せて使ってるんだ。例えばファイアの魔法があったとする。
 魔法書っていうのはファイアがどんな魔法かと詠唱リズムが書いてある。術者は魔法書を読んでどんな魔法か
 イメージを膨らませる。詠唱リズムに乗ることによって気分を高め発動させる。まぁ、詠唱リズムはファイアが
 発動しやすいリズムになっているんだがな』
「しかしイメージが出来ても詠唱リズムとやらがなければできないんじゃないのか?」
『あんたばかぁ? 話聞いてたのか? 詠唱リズムはあくまでも気分を高めるものだ。なければなくても平気なんだよ』
なるほど。納得した。魔法ってのはそんな仕組みになっていたのか。無意識に発動させてたな。しかし疑問も残る。
「ちょっと待てよ。リズムが必要ないならなんでこんなに魔法が少ないんだよ。イメージだけならいくらでもできるだろ?
 ウィンダスの黒い悪魔とか新魔法開発しまくりじゃん」
『簡単だ。この世界全てに結界が張られてる』
「結界だと?」
『この世界の住民が勝手に技術進歩しないように意識に働きかける結界だ。この世界からもしもGMも来訪者もいなく
 なればこの世界は永久にこの形を保ち続ける。進歩も退化もしない。停止した世界だ』
停止した世界。知性のある生きものがいる限り止り続けるのは不可能だ。生きるというのは変化すること。
この世界はそれすらも奪われてしまったのか? ならこの世界の人々は何のために生きるんだ

155 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 20:09:08.64 ID:Qe9MPtrW
華やかな空気は慣れない。
音楽と花・・・無論、比喩も含めて・・・に満ちた舞踏会は、彼のような無骨者には似合うはずもなく。
だが、仮にも騎士団の一翼にある身として、顔を出さないわけにもいかなかった。
妙に勘のよい黒髪の兄弟は任務をつくろってしまい、今は確かフォルガンディ地方のどこかにいる。
適当に見知った女性に声をかけ、適当に踊ってさっさと帰るか。知らなくてもいいや。
縁に『保守』と刺繍されたナプキンをいじりながらパートナーのいない女性を物色していると、
「・・・お」
トーションレースに縁取られた生成のドレスをまとう女性が目に付いた。
淡雪のような白いチュールのヴェイルを恥ずかしげに頭に乗せ、うつむいたその顔はわずかにしか見えない。
明らかに、この場にいることに困っているようだった。
この手合いなら、うまくやれば早く終わらせられる。失敗すれば懐かれるが。
ナプキンを放り出し、女性に声をかけるべくゆったりと歩み寄る。
「失礼、ご婦人・・・待て」
言いかけて気づいた。
レースの手袋をはめた手を丁寧にそろえて、闇の底から一筋の光を見出したような表情の『彼女』は、
「・・・なんだその格好は」
見知ってはいるが女性ではない。彼の業務補佐を務める青年は、淑やかな女性の装いで放り込まれたらしい。
「レティ兄様が、正装だからって・・・」
「・・・いや、だからって素直に着るなよ」
恥ずかしげに頬を染める相手に、彼は溜息混じりに唸った。

156 :既にその名前は使われています:2007/06/26(火) 22:09:18.05 ID:jdk+uVbb
保守るよ!

157 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 00:11:36.33 ID:S4/9sBzr
保守るよ!

158 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:15:31.43 ID:kBG8Pw/4
皆様投下おつかれさまです。保守組の皆様もありがとうございます。
後追い了解しました。思えば先行で書くのは随分久方ぶりのような気もしますね。

前回は>>129-139て所でしょうか。
ぼちぼち参ります。

159 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:20:56.81 ID:kBG8Pw/4
それにしても、ルーファス殿の標的である赤鎧がこの時間停止を行使したのなら、
波は倉庫街側からやってくるべきではないだろうか?
何度触れても慣れないその寒気にも似た感覚を耐えながら、少しの疑問に囚われる。
先ほどの波は、どちらかといえば倉庫街よりも少しずれた方角から発生していたような気がした。
僕とマルトさんが、ヒロさんやルーファス殿、アオツキさんと接するうちに、
奴らの干渉に抗う性質を得たのなら、それはそれで喜んでいいことだろう。
けれど、他の誰かが、敢えて僕たちも止まらないような例外指定をかけた上でこれを行使していたとしたら。
…まだまだ、油断はできない。
『こっちはもう少しかかる。そっちで合流したら連絡をくれ』
小舟での移動ということもあり、そのあたりは仕方ないだろう。
けれど、ラディールさんは殊更表情に心配と苛立ちをのぼらせていた。
しばらく待っていると、ヒロさんとマルトさんが建物の陰から走り出てくる。
「おかえりなさい」
「こちらアメショ、コーニッシュと合流した。…そっちはまだか?」
ヒロさんは目だけで返答すると、パールにそう通信を流した。けれど、それに対する向こうからの応答はない。
少し間があって、代わりにマティエール老が口を開いた。
『すこし潮に流されたようでございます。位置を確認致しますので少々お待ちを』
港湾内で、潮流、ねぇ。あの老人にしてはらしくない言い訳だ。
「大丈夫ですか?」
アオツキさんがそう問いかけ、ヒロさんがどうしたものか、といった感じでこめかみの辺りを人差し指で掻く。

160 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:22:00.07 ID:kBG8Pw/4
「ゲームなら、パーティメンバーは地図にマーカーで表示されるんだがなぁ」
「あ、そうか。確認してみるね」
ヒロさんのぼやきにアオツキさんが反応し、目の前の空間に緩く手を翳す。
けれど、ようやく返ってきたルーファス殿の返答がそれを遮った。
『……すまん、流されたら倉庫街の目の前だったわ……』
「…は?」
思わずそんな間抜けな声が出てしまう。ヒロさんが深々とため息をついた。
「どういうこと? ルーファス」
ラディールさんが問い質すというよりは咎めるような声をかけるが、また返事がなくなる。
「おい、何とか言えよ」
「ちょっと! ルーファス! マティエールさん! 返事しなさいよ!」
ヒロさんが語気を強め、ラディールさんの呼びかけが半ばヒステリックになって、
ようやく再び返答があった。けれど、なにかおかしい。
『…こち… ─── でご… ます 』
不自然に途切れ途切れの通信。リンクパールでの通信もついに捕捉された、という事か。
いや、それとも…。
「なんだ、通信障害か?」
ヒロさんが手の中のパールを摘まみ上げて覗き込む。
『無事で…  ── そっちはそっ… 頼ん… 』
途切れ途切れの、ルーファス殿のこちら側を案じるような言葉を最後に、パールからは何の応答もなくなった。

161 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:23:07.89 ID:kBG8Pw/4
ヒロさんは無言でパールを鞄にしまい込む。
あとの三人は青い顔を見合わせて、次にヒロさんと僕の顔を見比べた。
それにしても、流された、と思ったら間髪入れずにタイミングよく通信障害…。
実は全部フカシで、僕たちを後方に置き去りにして、
二人だけで事を済ませるって算段でも立てていたのかと、そんな不謹慎な推測すら浮かんでくる。
まあ最後に漏れ聞こえてきた言葉をそのまま受け取るならば、
こちらのすべきことは、死なない程度に向こう側の援護と陽動、といった所だろう。

ふと、遠くからなにかがパチン、とはじけるようなか細い音が聞こえた。
どこからだろう、と思い振り向いてみた方角は、今しがたルーファス殿が向かった倉庫街。
今度はまごうことなく、エルリッド嬢をかどわかした男が潜んでいるであろう方角から、
黒い霧のようなものが見る間に膨張し、恐ろしい速度でこちらに迫ってくるのが見えた。
あれが本命だったのか!?
皆に危険を知らせる間もなく、この場まで到達したそれが全てを呑み込む。
何もかもが一瞬にして黒く染まり、そしてまた唐突に晴れていったときには。
僕は、ひとりきりになっていた。

周囲を見回す。合流地点へ向かう時に通った、見覚えのある路地。
少し遠くに、黒くもやもやした壁のようなものが聳え立っているのが見えた。
あれに弾かれたか何かして、後方に押し戻されたのか。

162 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:24:37.30 ID:kBG8Pw/4
走りながら、ちらりと空を見上げる。月はまだあれから少しも動いていなかった。
他の皆はどうしただろうか。
ルーファス殿とマティエール老があの壁の向こう側に取り残されているとしたら、
おそらくはヒロさん、それにアオツキさんも同じくあの場に留まる事ができているだろう。
だとすれば、今合流できるのはマルトさんとラディールさん…でもそれでいいのか?
皆は、僕のこともとりあえず来訪者だと認識してくれている…はず。
その認識を自ら崩すことになってしまわないだろうか。
そんな事を考えている間にも、だんだん壁の根元が近づいてくる。
路地の幾つ目かの曲がると、その先は両側の建物が半ばまで靄に飲まれ、袋小路と化していた。
一縷の望みをかけ、その靄に手を伸ばす。予想とは裏腹に僕の片手はすんなりと受け入れられた。
感触もなにもなく、見えなければそこにあるのは空気とそう変わらない…と思ったとき。
「うわ!?」
一瞬だけ、また全てが黒く染まる。
最初に敷かれた結界のせいで消えていた音や風の流れはともかく、
足下に感じていた石畳の感触、重力さえも消え失せて、そしてまた唐突に元通りになった。
いや、完全に元通りというわけではないかも知れない。
壁にほぼギリギリまで近づいていたはずの僕は、そこから距離にして3ヤルムほど後方で尻餅をついていた。
これは、ただの結界じゃない。立ち上がってもう少し詳しく調べようとしたところで、背後に生じる気配。
「面白いだろ。排除したものに対する前後の記憶整合化がめんどくさい以外は、かなり性能高いんだぜ」
場違いに楽しそうな声がそんな風に語る。

163 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:27:41.73 ID:kBG8Pw/4
振り向いたその先にあったのは、僕が今この世で一番憎む男の姿だった。
微かな血の匂いを振りまきながら、そこに佇む甲賀装束のヒューム。けれど、赤い陽炎は纏っていない。
ここが停滞空間でさえなければ、僕と奴の間に面識がなければ、
互いに普通の冒険者に見えても、きっとおかしくはなかったのかも知れない。
「そう睨むなよ、ただの不具合潰しさ。君との約束は守ってるって」
「いつから、見ていた?」
「まあ、殆ど始めから…君が一人になるのをずっと待ってた」
「……そいつはどうも。あの子は、無事なんだろうな」
僕がそう尋ねると、ジュデッカは喉の奥で笑ってみせた。
「当然。そうでないと交換条件にならないだろ? …でも、オレとしては少し考えて欲しい事がある」
この期に及んで、一体何を言い出すのか。
僕はその言葉に耳を貸さず、口の中で一言だけ唱え、あの赤い盾を手元に喚び出す。
けれど、それだけ。この世界に生まれた者の願いには、これは決して応えてはくれない。
「御託はいい。あんたが望むものはここにある」
「まぁ聞けよ。…例えば、この結界が君の侵入を拒む理由とか。
本当にこのまま君はアレを取り戻して、この先で起こる出来事に首を突っ込んでいいのかどうか」
「何が言いたい」
問いに問いで返すと、奴はまるで小さなこどもをあやすような表情を僕に向けた。
「分からないフリなんかしなくていい。あれに弾かれたという事が意味するのはひとつ。
君は今でもまだ、オレ達に管理され、護られるべき側の存在だって事を…さ」

164 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/27(水) 00:43:09.85 ID:kBG8Pw/4
ひとまずここまでです。
頷くはずなどないと分かっていても、一応礼儀として尋ねておくわけですね。

165 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 03:04:39.16 ID:lfWs4rVv
   ○
  _、)       <上げるクポ
( ,_●` )y−〜  

投下乙ですw

166 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 06:59:40.92 ID:3484+DZs
ageじあ

167 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 13:02:33.85 ID:kBG8Pw/4
なんでこの赤鎧はこんなにフルさんに優しいわけ?

168 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 16:09:37.25 ID:m/AYjUns
番外編のアレ以上の理由付けに悩んでおられるんで?

169 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 18:21:14.85 ID:S4/9sBzr
>>154 続き・・・
『話を戻すぞ。問題は制御しにくいってとこだ。リズムにはさっき言ったとおり気分を高揚させる
 術が発動しやすくなるというもののほかに制御という大事な役割があるわけだ。ほぼ全ての
 魔術師はこれに頼らないとうまく魔法が発動できないだろうな』
「おいぃ? ちょっと待てよ。それじゃあリズムは超必須なわけだが。さっきと話ずれまくりんぐだぜ?」
『時魔法だとか結界呪文。そういったものにはリズムは存在しない。全てイメージで自在に操れるものだ』
なんか混乱してきたな。言ってることが矛盾している気もするし。
「もっとINTよんでもわかるように説明しやがれ」
『俺』は盛大に溜息をついて話を続けた。
『魔法というのはイメージとリズムで出来ている。イメージという幻想をリズムで現実に変えると考えればいい。
 だがこのリズムは熟練者になればすっとばすことが可能だ。イメージだけで完全に魔法を操作するってわけだ。
 で、この世界に存在するはずのない魔法群とかはリズムが存在しない、完全イメージ制御の魔法だ。
 本来ならばそれこそS博士レベルがやっとこさできるレベルを初心者GMでもできる理由。それは来訪者の力。
 つまりリアル世界のイメージがあるからこそだ。ヴァナディールの住民はイメージやひらめき、技術進歩を起こ
 さないように無意識に制御が掛けられているからな。そしてリアル世界のイメージがあればこの世界はいくらで
 も改変できるってわけだ。それをなくすためにGMはえっちらほっちら来訪者だのリアル世界の物品だのを排除
 して周っているだな。まー、とりあえずこれからさっきの映像からイメージを湧き出させてそれを使用、GM撃破
 でひゃっほいブレードってわけだ。オーケー?』
「つまりあの兵器を再現させればシヴァが倒せるってことか。わかったにゃー」
『てめぇ、俺の説明ほとんどすっ飛ばしたな・・・!』

170 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 22:20:45.08 ID:kBG8Pw/4
開き直って保守しておきます。

>>168
あれだけだと単に体が目当てみたいでなんかイヤだろ、常識的に考えて…(AA略)

反逆の意思をあらわにしながらも赤鎧に消されないでいられる、
このある意味不自然な状況についてどう思うよ? とかそんなノリで。

まあ、4人卓のPC4ポジションな人の戯言でした。
PC1はルーファスさんな!

171 :既にその名前は使われています:2007/06/27(水) 23:54:55.79 ID:odDeEAFO
読んだ!!
フルさん

ホシュさん

テラワッフルワッフル!!!!


age

172 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 02:24:09.06 ID:YQ/bhTxr
携帯から過去ログ読めるようになったのか
あとで試してみよう。電車とかの移動中に読めると便利だと常々思ってたわ。

173 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 04:43:30.15 ID:DUXPlGyQ
ほな

174 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 07:05:45.42 ID:gFPosKRu
解説しよう!

PC1:主人公
PC2:ニヒル系または熱血
PC3:トラブルメーカー
PC4:ヒロイン



175 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 10:43:04.16 ID:dxKKoIrK
ほっしゅっしゅ

176 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 12:52:46.75 ID:95btRHOo
>>174
お前それでいいのか?

177 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 15:24:42.70 ID:uE9x4KL4
胸を伝う感覚に、息を殺す。いつまでもこの不快感には慣れない。
声をあげるどころか身動きをとることすらかなわないこの状態では、この上ない苦痛だった。
遠くから、獣のような雄叫びと武器がぶつかり合う音が聞こえてくる。
よし。得物を手に、伏せた姿勢から起きあがった。


「ぅ暑かった〜・・・」
濡らしたタオルで上半身を拭いながら、脱力した声をあげた。
先程から胸元を伝っていた汗を拭い取り、ようやく不快感から解放された。
「このくそ暑い中、伏兵部隊やらされるなんてなぁ」
「今回は奇襲・本隊・伏兵に分かれてだったのだから仕方がないだろう」
「伏兵ったって、要は逃げるのを挟み撃ちにするだけじゃねぇか」
「おかげでうまくいった。敵の残存兵力は皆無だろう」
「そらよござんしたね」
唸るように応え、黒髪の兄弟が差し出してきたアイランのカップを受け取る。
携行用に氷のクリスタルで冷やされたこれは、最近隊の中で密かな流行になっていた。甘くて冷たい飲み物は歓迎されるものだ。
一口飲んで制作者を知る。隊唯一のヒュームの少年だろう。彼が作るのは甘さが控えめで、なめらかな舌触りとほどよい酸味がある。
「今からだと途中で夜になるな。今日はここで夜を明かして、明日戻るか」
「キャンプか」
オクラホマミキサーだな。と言い出す兄弟に、銀髪の彼は思った。野郎同士のフォークダンスはごめんだと。

178 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 18:21:07.32 ID:v9RiU8Tc
>>169 続き・・・
「さて、冗談はさておきどうやればあれが魔法でできるんだ?」
『こればっかりは想像力を使うしかない。俺も手伝ってやるけどな。全ての魔力を
 あいつにぶつけるくらいの勢いでやればいいだろ』
「それで倒せるのか?」
『確率で言えば……低い。上位GMだからな。下手したら弾かれかねない』
「おいおいおいおい、じゃあだめじゃねーかよ」
『お前の魔力だとそれが限界だ。もっと魔力があればな……』
手を顎に当て思案している。魔力をあげる方法か……。ふと泉を見る。相変わらず水は絶え間なく流れている。
ん? 泉?
「なぁ、魔力の泉じゃあだめなのか?」
『お前、頭いいな。INT100あるぞ』
「9でいい。いや、むしろどうでもいい。じゃあこれで万事解決ってわけか」
『そうだな。魔力の泉の効果中に呪文を完成させれば……ただし威力が制限できない以上はどうなるか
 わからんぞ。可能性としてはさっきのあれが出る可能性もある』
「その場合は俺もプリンも……」
『しかしそれしか方法はない。一番強力な魔法ができそうだしな。どうするんだ?』
答えは決まっている。俺の答えを聞き『俺』はにやりと笑った。
視界が揺れる。暗い世界から体が急スピードで離れていく。まだ聞きたいことがあったが……やるか。

179 :既にその名前は使われています:2007/06/28(木) 21:34:46.28 ID:t9Pt/HUN
http://www.nicovideo.jp/watch/sm490825
オクラホマミキサーで検索かけたらこんなの出てきた。

スレ違いすまそ。
魔力の泉はきっとヴァナ・ディールの智の全てと繋がってるんだとかなんかよく分からない妄想。

180 :既にその名前は使われています :2007/06/28(木) 23:03:58.85 ID:wL36moP/
久々に見れたっ

書き手の皆さん投下お疲れ様です。

と言う事で保守!

181 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/06/29(金) 01:02:31.39 ID:JWUUkm+q
wikiに勝手に自分のまとめページ作っちゃいました
あと、専プラを再インストールしたらトリも消えちゃったので変えちゃいます(ノД`)

私の19スレまとめを作ってくださった方ありがとうございました<m(__)m>

182 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 06:20:39.14 ID:JTT//C9M
かちゅーしゃを未だに使ってる俺が保守

183 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 06:58:04.58 ID:+hpzD9c6
週末!!
投下期待
ageeeee!!!!

184 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 07:22:52.91 ID:u5hcCUkY
オーケィ、ジョニー
いまバスフェイトをブチ殺す話を書いているところだ


185 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 11:55:40.70 ID:1LNk4ILV
ブチ殺すのか…

186 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 14:54:22.11 ID:X/MycLyQ
魔力の泉って2時間かけて少しずつ魔力を貯めていって
一気に放出するイメージ・・・かな。
消費MP2000とかで魔力の泉を発動しないと使えない専用魔法とかあっても面白そうだなw

187 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 16:06:59.64 ID:eUdKguYY
おれは

リミッター解除!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!(プチッ)

石塚運昇の声

ってイメージかなw

188 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 16:56:34.79 ID:Nz/tDxHC
俺もリミッター解除系のイメージだな

189 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 18:30:05.72 ID:u5hcCUkY
黒魔自身をゲートにして無限の魔力を大放出
その負荷は想像を絶する
制御できなければ、肉体はおろか魂まで焼き尽くす両刃の剣
素人にはお勧めできない


190 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 20:40:29.63 ID:qa9CumgT
保守るよ!

191 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 22:05:48.65 ID:rAcfnrd2
俺は1年程前、この世界で未成年のミスラになってしまった来訪者だ。
珍しいタイプだが、他の来訪者の誰とも接触せずに成人を迎えて今に至る。

成人した時、俺は真っ先に疑われる冒険者でなく、住民になることを選んだ。
記憶は日々少しづつ劣化しているが、危機感は感じない。根っからの楽天家なのだ。
今はサンドリアの郊外で小さな露天を開き、貧乏ながらも平和に生きている。
唯一来訪者らしさを発揮するのは、元世界の知識を使ったアビリティと魔法の改良研究だ。

しかし昨日の魔法の研究中、今までにないタイプの新魔法を発明してしまった。
現実世界のスキルを青魔法として取り込めてしまったのだ。
そんなイレギュラーな魔法を赤い鎧や黒マントどもが放っておくはずがない。

その青魔法とは、「ワッフール」と言う。

この言葉の意味が何だったのかはっきりと思い出せないが、危ないものではない気がした。
詠唱するときは尻尾が背中にくっつく程期待したが、詠唱後数秒で窓の外に黒マントがポップした。
尻尾の毛は全て逆立ち、声にならない悲鳴をあげ、足の小指を柱にぶつけて数分悶絶する羽目になった。
ワッフールとは集敵魔法だったのだ。非常に危険な魔法だ。

サンドリアに居るのは危険そうなので、しばらく姿を眩ますことにしよう・・・。

192 :既にその名前は使われています:2007/06/29(金) 23:55:20.90 ID:qa9CumgT
保守るよ!

193 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 02:45:11.83 ID:3MnIb5xX
>>191
今にも志村後ろ後ろな事態に陥りそうな人だw

194 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 09:44:57.33 ID:xMaLX5sd
保守かのぅ

195 :既にその名前は使われています :2007/06/30(土) 13:00:25.87 ID:t8pP71Gs
保守だよ〜

196 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 15:22:58.00 ID:VY583sj6
hosyu

197 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 16:49:12.87 ID:emcg8AVx
お前ら保守保守って
保守しすぎなんだよ!

198 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 19:00:46.27 ID:Lro+G+LN
保守を頻繁にしたほうがメリポの時給は上がるしらないけどきっとそう

199 :既にその名前は使われています:2007/06/30(土) 22:29:52.83 ID:3MnIb5xX
いやぁ、時給はどうだろう…w

あの世界ではメリポとかの扱いってどうなってるのかなぁ

200 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/07/01(日) 01:23:46.73 ID:WNrQfBB5
なんだか、ちょっと読み直して手を加えなおしていたらこんな時間に・・・11時には寝るつもりだったのにヽ(´Д`;)ノ
兎にも角にも投下します! 前回>>120-121

201 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/07/01(日) 01:24:38.85 ID:WNrQfBB5
 BCの外に放り出される感覚がいつもと違いました。いつもはふわりと体が宙に浮いて、気づくと大地を踏みしめている。
だけど、今日はなんだかどこまでも落ちて行くような感覚。
深い霧の中にいるかのように真っ白だった視界がゆっくりと晴れていくと、暗い世界が目の前に広がってゆきました。
一人の4歳くらいのヒュームの女の子が必死に駆けている映像。女の子は何かを叫びながら必死に私には見えない何かを追いかけているようでした。
もう手が届かない。でも、何が何でも手放したくない。そんな必死な瞳の先にある物が何なのか、私も必死に探しました。
女の子が、何かを小さな手でしっかりと握り締める。もう離さない、ぎゅっと握られた本当に小さな手がそういっているように感じました。
「・・・ママ」
 安心しきった女の子の声が暗闇をぱぁっと掃い去り、視界はぼやけてはいるものの、明るくなりました。
 女の子は周りに規則的に木が生えているこじんまりとした広場にいました。
広場自体は草一つ生えていなくて茶色い土がむき出しになっていて、凹凸もなく歩きやすそうでした。
ベンチがいくつかあり、耳かきをさかさまにしたような、多分街灯と思われるものもいくつかありました。
他にも鉄パイプを組み合わせた球体のような物や、バネの先にラプトゥルだか首の短いダルメルだか分からない生き物をあしらっている遊具などもありました。
 そんな、ヴァナディールではまず見かけない不思議な空間で、女の子は少し年上のヒュームの男の子の手を握っていました。
手を握られている男の子の方はというと、キョトンとした顔で女の子の顔を見つめ返していました。
「ママ?」
 男の子のポケッとしたオウム返しに女の子がぎくりとして落ち着きなくあたりをキョロキョロとした後に、
ワタワタしながら舌足らずな声をあげました。やっぱり手を握ったまま。

202 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/07/01(日) 01:25:35.89 ID:WNrQfBB5
「え、えぇとね、まちがえちゃったの。おにいちゃんと、ママ」
「ふーん」
 男の子はどうでもよさそうに返事をすると、女の子から視線を外し、別の方向を向きました。
そして何かを見つけ満面の笑顔になって両手を大げさにブンブン振りました。
 反対に、女の子はというと片手で男の子の手を握ったまま、
もう片方の手で男の子の水色のシャツをギュッと掴んで男の子の影に隠れていました。
「おーい!ドラゴンボールごっこしようぜ!!」
 男の子の視線の先には手をブンブン振り返しながら二人のほうへと走って行く、元気で生意気そうな声のやっぱりヒュームの男の子がいました。
「オレはゴクウ!お前クリリンな!女は邪魔だからあっちいってろ」
 大人が言ったら大問題になりそうな差別発言をあっさりと吐く、新しく現れた男の子の一言にあっさりと泣き出す女の子。
「ひっく、はるか・・・じゃまじゃないもん!」
「うるせえ!すぐなくから邪魔なんだよ!ゼット戦士に泣き虫はいらねーの!
なきむしけむし♪つまんですてろ〜♪」
「うえぇぇええええん!!おにいじゃああああん!!!」
ビービー泣き始めて男の子にしがみつく女の子を男の子が必死にたしなめた後、
新しく現れた男の子とおにいちゃんと呼ばれていた男の子の殴り合いが始まりました。
ケンカを始めた二人を見て更に大声で女の子が泣き始めたところで視界がまた真っ白になり、私達はBCの外に立っていました。

203 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/07/01(日) 01:27:37.66 ID:WNrQfBB5
『我が力だけではこの男の望みは叶えられぬ。6つの息吹を全て集めよ。全てはそこから始まる・・・。
しかし、これだけは忘れるな』
 BCの外でまだ夢見心地だった私の意識をヴァナ・ディールに強い声が引っ張り上げました。
『異世界からの来訪者よ。お前に残された時はあと10日だ』
 ゴゴゴゴゴと轟音を立てながら振動の回廊が激しく揺れ、砂がパラパラと天井から降ってきました。
「今の映像・・・なんだったんだろう?」
 誰とも無く呟くと、ポツリと、しかしはっきりとした声でルークが答えました。
「・・・女の子といた男の子は俺だ」
 ルークが何かを決意した眼で私達を見渡します。
「・・・悪い、俺はしばらく帰らない。今、思い出したんだ」
 一呼吸置いてはっきりとルークはこう言いました。
「俺を呼んだのは俺の妹、助けを求めていた声は、俺の妹だ。だから、助けるまでは帰れない」
(帰したくないって願いが・・・かなっちゃった・・・)
 信じられないという気持ち、そしてぎゅうぎゅうと私の胸を締め付ける罪悪感。
彼のまっすぐな瞳をとても見ていられませんでした。
「10日しか時間がないらしいけど、それなら10日以内に妹を助けるだけだ!」

204 :ナココとルーク ◆KmFPUe6PWI :2007/07/01(日) 01:28:48.90 ID:WNrQfBB5
以上です〜!なんとか、なんとか広げた風呂敷を包みきりますから・・・多分w

205 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 06:46:32.70 ID:z+Vp9SVv
おにいちゃん! おにいちゃん!

…ナココさんにもリアルが見えてしまったことの意義はいかに?

206 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 09:28:03.05 ID:l9yUynP9
保守のtestだ

207 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 11:53:20.37 ID:S3YY6UBs
>>178 続き・・・
ゆっくりと眼を開ける。色を失った景色。プリンがシヴァに飛び掛った状態で停止している。
風はない。音もない。ただ見えるだけの世界。
――構えろ。時間だ
直接意識に訴える声。それを同時に世界は色で埋め尽くされていく。停止した時間が動き出す。
青い空。白い雲。赤い鎧。黒い体。
何をすればいいのかはもうわかっている。ならば俺はそれをやるだけでいい。
手の平が前を向くように突き出す。そして手を重ねる。標的に向けて。
自分の体を媒体にして魔力の根源につなげる。準備は出来た。
本来ならば体も心も持たない禁断の技。黒魔道師のみができる諸刃の技。
――それじゃあいくぜ
「魔力の泉……解放」
凄まじい勢いで魔力が体からあふれ出てくる。魔力は地を削り風を起こす。
俺の体を中心に魔力の渦が出来上がる。シヴァは止めることはできない。
頭の中の白いスケッチにイメージを描く。
この世界にはない色の絵の具で。
イメージを固める。できる。
魔力の流れが空へと登っていくのを感じる。
膨大な魔力は天空で形を作る。神殺しの武器の形に。
俺はあるはずのない呪文を詠唱し始めた。

208 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 14:29:38.30 ID:S3YY6UBs
保守るよ!

209 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 14:57:41.09 ID:ZlkwT/O4
ルークさんの妹候補を妄想してみた。
中の人が女性という条件…
フルキフェルさんかメイミィさん!?


210 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 15:00:59.36 ID:eB4tHD3x
そういやフルさんには兄がいるっつー小ネタがあったな…w
ヴァナでまで一緒かってとこまでは言及されてなかったが。

211 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 16:10:57.05 ID:ZlkwT/O4
フルさんの御兄様説ktkr!

ではルークさんとメイミィさんが兄妹説を推してみるテスツ
たしかラバオに行く予定だよね?


212 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 16:24:03.83 ID:ieEDJwr7
せっかくだからおれは、このユリ姫妹説を選ぶぜ

213 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 16:59:59.25 ID:S3YY6UBs
ヴァナでの知り合い=リアルの知り合い説ってのもあったな…

214 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 19:20:32.86 ID:5RdiWzNa
「最近、どうも仲が悪くてねぇ」
溜息をつきながら、長い銀髪をつんつんと引っ張る。
話を振られた黒髪の騎士は、『内藤必読!サンドリアンの保守テクニック(日常編)』のページを無言でめくる。
「この間も、ちょっと遊んでただけなのにサベッジ食らっちゃった。・・・ねぇ、聞いてる?」
「余所様の家庭の事情に興味はない」
「じゃあきみのとこはどうなのさ?」
「おかげさまで安泰だ」
「どっちが当主だっけ?」
「私だが」
「うはぁ、すごいねぇ」
どうにも上辺だけにしか聞こえない感嘆の声に、彼は表情をぴくりとも変えない。
「うちはアレク兄さんがいるからなぁ。きっとハゲるの早いよあの人」
「お前を弟に持つからな」
「えぇ〜?」
わざとらしく声をあげ、しかしへらりと笑う。
「だって、家族がいるっていいことじゃない。いつも一緒だもの。ぼくはそう思うけどなぁ」
そう思わない?と訊かれて、彼は視線を本から放さずに応える。
「・・・そうだな。こちらに来てから、ずっとそうだ」
生粋のサンドリア国民である彼の言葉に、銀髪の友人は軽く首を傾げてみせた。

215 :既にその名前は使われています:2007/07/01(日) 22:37:20.41 ID:S3YY6UBs
保守るよ!

文才落ちてないかしらん

216 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 03:33:48.65 ID:yuU+Al2m
寝る前に保守るよ!
『ほしゅる』って言いやすい言葉なんですね。

217 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 09:41:38.13 ID:K9NiQqK0
保守もいいけど、また一桁台の頃みたいにお互いの筆者さんが作品についていろいろ言い合うのも
見たいよなぁ…とつぶやいてみる朝。

218 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 12:46:16.30 ID:1SSd1D+F
俺設定垂れ流す厨が涌くからやめれ

219 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 14:52:03.14 ID:KWfHaITD
ほっしゅ

220 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 16:05:38.99 ID:MWpQODLD
>>181
ご本人がお嫌でなければ、まとめは作者各自で作るといいですよ。
まとめ管理人様はリアルでご多忙の様子ですので。

何となく遠慮とかしちゃう必要はないですw

221 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 18:55:54.46 ID:ffQ2pLwQ
下がってるから
ageるね

222 :既にその名前は使われています:2007/07/02(月) 21:55:44.27 ID:/VLnudZ2
最近ル・ルデの庭のエレベーターが気になって仕方がない…

223 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 01:22:34.66 ID:1COQyMLO
おちるおちるage

224 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 05:57:16.52 ID:J+Oy2f29
落とさせはせんよ!

225 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 05:57:54.38 ID:oeAbN4EF
アサルトの少尉昇進クエで出てくるエルヴァーンがサンドリアの大学を出てる云々という話があって、
つまり、実際にゲーム内で見えてる建物だけで生活してるわけではなく、所謂エリア間の隙間に
ゲーム中は見えない施設を作ることも開発側でもやってるから・・・

俺設定というか独自設定を作っても整合取れるなら不自然はなさそうage

226 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 09:30:59.42 ID:Rjrc4i0Q
各国居住区方面には夢が詰まってますね!

227 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 10:41:49.15 ID:BZjp2OKX
ウィンダスにも、バストゥークも、タゲれないドアがいっぱいあるわけで。
サンドリア港の飛空艇乗り場より南はいけないわけで。
そこから船なんか乗って、ルフェ湖の対岸に大学なんかあったりして。
なんか貴族の町なんかあったりして。

妄想というか想像は誰にも止めれないんで、
どんどん膨らましてくださいなage

228 :既にその名前は使われています :2007/07/03(火) 13:07:12.69 ID:h7ocTP4H
妄想しすぎて、仕事にならん
今日この頃・・age




229 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 15:09:55.74 ID:Meb1kGdt
ウィンダスのモグハウス。角を曲れば夜光草の浮く池があったりするのかしら
保守るよ!

230 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 17:20:17.93 ID:eIy+F71c
保守

231 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 19:12:03.89 ID:HLitpKTY
鼻の院の裏側にある夜光草の池ってただあるだけの過疎エリアで寂しいage

FFがエロゲなら間違いなく感動シーンで使われるのに

232 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 19:38:53.84 ID:Meb1kGdt
夜光草・・・感動シーン・・・何かひらめきが来そうでこない

233 :既にその名前は使われています:2007/07/03(火) 22:27:31.61 ID:HLitpKTY
あぶなーーい!

234 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 02:10:20.74 ID:ugO2V59C
雨。
「嫌な天気だ」
言いながら周囲を見回す。
雨天での演習は、何かしら悪いことが起きやすい。視界、足場、気温・・・どれもがマイナス方向に影響を与える。
適度な高低差があり、しかも適度に障害物のあるラテーヌ高原は、新米どもの行軍演習にはちょうどよい。
よいのだが。
「滑落3名、迷子5名か。・・・何をしにきたのだろうな、私たちは」
「・・・新米ってレベルじゃねぇぞ・・・」
リンクパールを手に唸り、意識下でチャットモードを/linkshellに変える。
「目的地は覚えているな?何としてでもそこに来い。タイムリミットは」
つらつらと伝える銀髪の兄弟の言葉を聞き流しながら、傍らに控えていた青年へ言う。
「各班のリーダーは」
「・・・みんな、自分からリーダーをやると言い出した人です」
自ら言い出しておきながらこの体たらくか。まったく、将来が楽しみだ。
口には出さずに呟き、懐中時計を取り出して時刻を確かめる。
今回の演習は、ただ数班に分かれてラテーヌ高原を『散歩』するだけだ。だから大した武装もせずにここまで来たのだが。
「これでは、外に出る度にいちいち手綱を引いて世話をしなければならないな」
「チョコボに乗れるだけ、まだましだろ」
マントの襟元をなおしながら言う黒髪の兄弟に、銀髪の兄弟は苦笑で応えた。
そして、リンクパールから聞こえてきた迷子の悲鳴に頭を抱える。

235 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 08:03:31.45 ID:T+IG6b7/
下がってるなぁ…
ageとくぜ.


236 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 10:49:42.44 ID:rWaqluIf
ほすほす

237 :既にその名前は使われています :2007/07/04(水) 12:47:25.63 ID:AO9GMAKX
ホシュー

238 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 15:51:08.73 ID:MH2GlOU+
あげるあげる

239 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 19:10:59.98 ID:I6kZfTcu
あげるさー

240 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 21:17:53.78 ID:z1zDipEk
保守るよ!

241 :既にその名前は使われています:2007/07/04(水) 23:39:05.00 ID:z1zDipEk
保守るよ!

242 :既にその名前は使われています :2007/07/05(木) 00:57:55.35 ID:9MZfhUFk
ホッシュ

243 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 06:46:07.26 ID:EQC1Z/rR
危険!

244 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 09:36:47.36 ID:gPAca2NG
保守しか出来ない自分が悲しい

245 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 11:06:17.04 ID:QLUpdCQ+
「目覚めたら ヴァナディール(違う世界)にいた…」
「夢の中で出合ったのは この世界の『自分』」
「好きになった人は 違う時間を生きる人でした」
「『何故なんだ』 ヴァナ(ここ)でもそう思わせるか 愛しきひと(ミスラ)」 
「戻りたい場所 でも もう戻れない場所」
「この刃を向けるべき相手は 誰」
「このヴァナディール(世界)のためか あのリアル(せかい)のためか」
「ただ 守るべきものを取り戻す為」
「この時間(トキ)を大事にしよう いつか壊れてしまう運命なのだから」
「振り返らない 自分で決めた道だから」
「何が正しいかはわからないけど 流されるのはゴメンだ!!」
「一人だった でも もうひとりじゃない」

キャッチコピーぃ
どれがどの作者さんのかワカリマスか?

246 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 11:46:01.60 ID:ulYC4VFV
>>245
(たぶん)ヒロさんのキャッチコピーが素敵

247 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 13:35:45.93 ID:EQC1Z/rR
どれが誰?

248 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 17:22:28.12 ID:SD43hmqF
わからない俺はきっとだめな人

249 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 18:32:50.22 ID:0WWPo18u
せめて作者側の名前も挙げないと
一番上とか基本的に全員に当てはまるキャッチコピーじゃないかw

作者毎にキャッチコピー作るならもっと個性強くても面白いかも


250 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 18:47:35.18 ID:QLUpdCQ+
「『何故殺されるか、お分かりになりますでしょうか?』」
とか

251 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 19:02:33.95 ID:U8urzHPQ
「『こ、このエロモーグリ!つ、次はもう少し優しく触って…』」
とか

252 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 20:08:31.59 ID:EQC1Z/rR
>>251
ネ申ktkr


253 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 21:10:59.24 ID:SD43hmqF
>>251
吹いたじゃねーか、畜生wwwww

254 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 21:56:05.25 ID:gPAca2NG
>>251
電車でブッて吹いたじゃねーかwwwwwww

255 :既にその名前は使われています:2007/07/05(木) 22:38:06.29 ID:9P1aqkvF
「バストゥーク フラついてたら 主戦場」

256 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 01:03:10.82 ID:ULkt1S5C
普段からバスは存在が薄いんだから、たまには目立たないと・・・

257 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 02:35:03.23 ID:D4JwkLH7
どれが誰だか知りたいオレが参上

258 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 10:31:47.90 ID:WtTVODFh
既に答え待ちの体勢の俺登場

259 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 11:28:37.50 ID:Fnrf+7rv
>>257-258
少しは考えてくれんもんかぁ…

260 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 14:09:52.20 ID:ULkt1S5C
えーと、とりあえず一番上は全員にあてはまるのは分かった。
あとはなんか、あてはまったりあてはまらなかったりで悩む・・・

261 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 14:22:04.49 ID:zNEGolPt
考えれと言われても、
読む方が一目でわからないと
キャッチフレーズじゃないのでは?


262 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 15:22:49.52 ID:WtTVODFh
「夢の中で出合ったのは この世界の『自分』」 ホシュルさん・・・なのか・・・な?
「好きになった人は 違う時間を生きる人でした」 ナココさん?
「『何故なんだ』 ヴァナ(ここ)でもそう思わせるか 愛しきひと(ミスラ)」  リードさん
「この刃を向けるべき相手は 誰」  フルさん
「ただ 守るべきものを取り戻す為」  ルーファスさん
「何が正しいかはわからないけど 流されるのはゴメンだ!!」 ヒロさん

かな?

263 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 15:24:12.64 ID:WtTVODFh
「『こ、このエロモーグリ!つ、次はもう少し優しく触って…』」
これは自信をもってユリフィナさんと言えるwwwwwwwww

264 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 18:56:11.27 ID:kli4/cpE
>>262
です
ただ…

「『何故なんだ』 ヴァナ(ここ)でもそう思わせるか 愛しきひと(ミスラ)」
↑緑茶さんのつもりでした…

265 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 19:14:17.14 ID:tCgVePTz
>>263
ほう、経験が生きたな。シグネットをかけてやろう。

♪ ∧,_∧
   (´・ω・`) ))   ぶっかけ ぶっかけ ぶっかけうどん♪
 (( ( つ ヽ、   ♪  
   〉 とノ ) ))
  (__ノ^(_)

266 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 20:57:28.97 ID:zNEGolPt
緑茶さんと言われればそうだわ。
リードさん涙目

267 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 21:39:45.13 ID:D4JwkLH7
>>264
どうせなら残り全部解説してくれんかね

268 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 21:56:10.61 ID:Q+cSkVyf
なぜぶっかけうどん…

269 :103 ◆81bNqc9AjU :2007/07/06(金) 23:06:29.97 ID:HJD7EkQ9
まとめWikiを管理しております103です。
今回ご報告があって久しぶりに本スレお邪魔しました。
要点だけ申し上げるとまとめWikiの管理を辞めようと思います。
詳しい事情とWikiの今後についてはWikiトップに掲載してあります。
Wiki自体は新しくまとめサイトを立ち上げる方がいらっしゃるまで
現在の状態で維持していこうと思います。
今までありがとうございました。最後に一言・・・

[+]<【それでは良い旅を】

270 :既にその名前は使われています:2007/07/06(金) 23:19:03.67 ID:WtTVODFh
>>269
長い間、大変な作業お疲れ様でした。
まとめサイトのお陰で読み損ねた話の多くを読むことができ、本当に感謝しています。

また、気が向いたらでもいいので作品の投下もこっそり待っています

271 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 01:12:20.29 ID:m2D5USw9
>>269
今までお疲れ様でした。またヴァナディールのどこかで

272 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 02:37:57.26 ID:m2D5USw9
保守るよ!

273 :LOUFAS(代打ち) ◆TTnPTs4wAM :2007/07/07(土) 05:58:20.03 ID:dbWp4W4K
代理人です。続きを投下します。

274 :LOUFAS(代打ち) ◆TTnPTs4wAM :2007/07/07(土) 05:59:02.24 ID:dbWp4W4K
(247)
見える、というのは決して大袈裟な言い方ではない。この黒い幕の張られた空間の、おそらく全ての範囲を見渡せている。
当然、俺にそんな力が備わった訳ではなく、この篭手によるものだろう。
だがそれすらどうでもいいと思わせるのは、篭手から伝わってくる不思議な波動のせいだ。

言葉にしてみると、許されざる物が存在している、という強い怨嗟のようでもある。
だがそれが一体なんであって、どういう影響を与えるものなのかまでは分からない。
俺がわからないと言うことは、おそらくこの篭手も理解はしていないのではないだろうか。
それほど、酷く抽象的、もしくは直感的なもののように感じられた。

辺りに展開している黒いマントを纏った一団は、一先ずこちらの様子を伺うことに専念している。
人数は近い範囲で4人。遠巻きにまた4人がいる。種族はバラバラのようだが、一応どれも人間のようだ。
しかし妙な話だ。今更黒マント集団を俺たちにぶつけてくる意味は何だろう。
時間稼ぎにしてはあからさま過ぎるし、この結界を張ってそれ以上時間を稼ぐ意味はあるのだろうか。
また或いは別の何かが平行して進行中か…

目的地周辺はさっきの黒い塊が濃く残っているせいで視界が開けていない。
色んなものが見えても、肝心の所は自分の足で向かうしかないらしい。便利なようで案外役に立たないものだ。

275 :LOUFAS(代打ち) ◆TTnPTs4wAM :2007/07/07(土) 05:59:50.22 ID:dbWp4W4K
(248)
しばらく思案をしながら相変わらずバカでかい視界を眺めていると、ヒロ達の姿を捉えた。
だがそこにある人影は2つで、ラディールとフルキフェル、それにマルトの姿がない。
フルキフェルの姿はヒロ達からそう遠くない場所で見つけられた。どうやら2人に駆け寄っている様子だ。
そこからまた少し離れた場所 ── 黒い幕の外側に、ラディールとマルトの姿があった。
2人とも酷く困惑した様子で、黒い幕を触ってみたり叩いたりしている。

外側にいれば安心と言う訳でもないが、一先ず2人に関しては問題ないように思われる。
逆に内側にいる3人に向かって、物陰を縫って移動する影がいくつかみられた。
おそらく、ここを囲んでるのと同じ連中が向かっているのだろう。

こうなってみると3人と連絡を絶つよりも、こちらで見える情報を流しながら進ませた効率が良いかもしれない。
何せこちらはすべての範囲が見渡せている。俺が指示に徹すれば、敵の人数からすべての情報を向こうに流すことが出来る。
最終的な部分で連中の力を借りる気はないが、どちらが陽動か分からなくなってしまった現状では、まだ連携に意味がある。

しかしながら、試しにと割りそこなったリンクパールを耳につけた時点でそれが不可能であることが分かった。
リンクパールが壊れたか何かしたらしく、声はおろか音もしない。爺さんの方も同様だった。
爺さんはさも当然のように横に首を振って見せ、俺は結局リンクパールを踏み割ることになった。

276 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 06:00:14.43 ID:Hieis8hv
書いてもいいですけど面白くないのであげないで;

277 :LOUFAS(代打ち) ◆TTnPTs4wAM :2007/07/07(土) 06:00:37.81 ID:dbWp4W4K
(249)
「見える、と申されましたが」
静寂を破ったのは、爺さんの訝しげな声だった。この老人のこういった声を、俺ははじめて聞いたような気がする。
「では、お嬢様のご様子も?」
「それがな… その辺りはさっきの黒い霧みたいなのが濃くて見えないんだよ」
ふぅむ、と唸った課と思うと、爺さんは矢継ぎ早に現状の説明を求めてきた。

「では結局のところ、目的地に向かうより他に手立てがございませぬな」
一通り説明を終え俺と同じ結論に至った爺さんは、見様によっては不承不承とも取れる表情でそう言った。
「そういうこった。ただ敵も多い。駆け抜けるにはちょいと距離もあるし、行き着いたとしても乱戦じゃ分が悪い」
「いえ、状況が正確に掴めるのならば、正面から当たるのも手でございましょう」
つまり、戦闘しながら状況を上手く見て進むと言う方法らしい。
正直それほど上手くいくものかどうか疑わしい気もする。しかし、正論だ。

「なるほどな… そいじゃまぁ、やるとするかね」
打ち合わせと言うにはあまりに簡素なやり取りの後、俺は無遠慮に歩を進めた。
それに合わせて、距離を取っていた黒マントが一気に近づいてくる。
「左前方から2、右前方が1と、右から1だな。右側は任せる」
「かしこまりまして」
次の瞬間、足音にしてはやけに軽い音が辺りに響き、中空には4つの影が舞い上がっていた。

278 :LOUFAS(代打ち) ◆TTnPTs4wAM :2007/07/07(土) 06:03:21.16 ID:dbWp4W4K
以上です。

279 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 09:01:50.75 ID:Yoax3Gaf
>>269
長い間、色々とありがとうございました!


代打ちって…なんかあったのでしょうか。ちょっと心配です。

280 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 11:02:38.18 ID:m2D5USw9
保守るよ!

281 :既にその名前は使われています :2007/07/07(土) 12:58:40.68 ID:4CQ4Eawh
>>269
お疲れ様でしたっ! また気が向きましたら
顔出してください。

代打ち・・・確かに心配なことは心配だけど・・

282 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 14:58:36.70 ID:m2D5USw9
まさかルーファスさんは本当にヴァナディールへ・・・
いや、まさかね。あははははは

283 :既にその名前は使われています:2007/07/07(土) 17:07:21.89 ID:m2D5USw9
保守るよ!

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