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「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く20改

1 :ヴァナ・ディールにようこそ:2007/05/30(水) 13:48:58.28 ID:dOQu454s
朝起きたら自キャラになってヴァナにいた。。。という前提でストーリーを作っていくスレです。
前提さえ満たしていれば、大抵どんなブッ飛んだ設定で物語を展開してもおk!
基本的に作者様毎の物語はそれぞれ別物です。互いに矛盾や理不尽があってもおかしくないです。
(ででおの話じゃないので、スレ名を修正してから随分たちました)

保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/FrontPage

前スレ
「朝起きたら自キャラになっていた」物語20
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1180406830/

避難所
朝起きたら自キャラになってた:避難所
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11ch/1155547002/l50

詳しいことは>>2-10あたりや避難所・保管庫へどうぞ。

2 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 13:49:23.51 ID:dOQu454s
朝、起きたら自キャラになっていたFFXIプレイヤーたち。

ステキに過酷なヴァナ・ディール、笑いと涙の右往左往。

俺たち“来訪者”を排除していく、謎の集団も現れた!

この異世界に出口はあるのか?

リアルに帰還できるのか?

熱血、友情、ラヴ、バトル! 陰謀、シリアス、ギャグ、微エロ!

俺たちの明日はどっちだ!?

3 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 13:49:43.11 ID:dOQu454s
"リンクしたお話を書いている人向けの"共通設定。これは絶対ではありません。
ある程度共通していた方が、読み手の方も分かりやすいのではという意図のものです。
参考程度に留めて、投下する方が自由に想像し設定してください。

LPは映像付きが多い (例:Yurifina氏のSSでは映るが、Lead氏のSSでは会話のみ)。
冒険者証明書は金属カードで、邪魔にならない所に魔法で入っている。競売は魔法紙で取引されている。
みつめる(/c)はとても嫌な視線扱い。時間感覚はリアルと同じ。tell等のSay・sh・echo以外は念話。
リアルからヴァナに入り込んだ人々の事を「来訪者」と言う。
「来訪者」はリアルの品物を三つまでヴァナに持ち込める、こともまれによくある。
いわゆるGMと同じ姿の連中がいて、「フェイト」という組織を形成し、洗脳した来訪者「黒マント」を使役して
「来訪者」達を狩っている。(マントではない、ただ単に黒装束のやつもいる)

この世界はゲーム内ではない、"実際のヴァナ・ディール"なのかも知れない?

レイズは意識不明(戦闘不能)に有効だが、完全に死んだ者には効果が無い。

4 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 13:50:10.25 ID:dOQu454s
(まとめWikiのテンプレより)

キャラ紹介テンプレ

初出: 別スレ同番の人もいるようなので、スレも併せてお願いします
PC(仮)名: / 中の人:
種族フェイス:
ジョブ&Lv:
特記事項:
活動エリア:
あらすじ:

他キャラとの接触:
独自レギュレーション: 共通設定(?)と目される設定とは敢えて変えてある部分を明記するのはどうでしょう。

5 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 13:51:21.59 ID:dOQu454s
ということで立て直しました_| ̄|○
補足ということでスレ19はこちら。
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1174921093/

貴方の物語を、聞かせてください。
誰かと共に創る物語でも、貴方だけが紡ぐ物語でも。

6 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 13:58:26.81 ID:ndWa9Ovg
超乙!


7 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 14:33:55.57 ID:1RzCE2WS
朝おきたら勃起してた


8 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 15:16:42.53 ID:ndWa9Ovg
こまめに保守か!

9 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 17:11:34.66 ID:DoY6thBl
「私ね、思うんです」
今にも泣き出しそうな顔で微笑み、彼女は俺に言った。
「もしかして、私がスレ立てしたから即落ちしたんじゃないかって・・・orz」
「・・・・・・すみません、どうやって慰めればいいか分かりません」
がっくりとうなだれる彼女に、俺は何もできなかった。
どんなに尽力しても、力が及ばないことは多々ある。
と、俺のそばにシアー装備の青年が来てちょこんと膝を突いた。
「えっと、笑えばいいと思うよ。です」
「・・・なにそのシンジくんふざけてるの?」
俺はあえてコメントを控えた。


そんなわけで>>1さん乙です!

10 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 19:11:13.62 ID:dOQu454s
にげちゃだめだにげちゃだめだにげt(ry
誰も悪くないと思うのです…! ただ、昼下がりのけだるい時間のスキをつかれただけで(´Д⊂

ともあれ保守

11 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 21:12:43.41 ID:6/hDhHm0
油断しました・・・。あとちょっとだったのに・・・
>>1乙アンド保守るよ!

12 :既にその名前は使われています:2007/05/30(水) 22:28:57.86 ID:3NZ4GBe4
ほな

13 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/05/31(木) 00:13:59.56 ID:GaUml6FV
ちょっとびっくり。

何はともあれ、スレ立て乙でございます>>1氏。

14 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 01:12:18.95 ID:vg5R3caH
なんで改なん?(節子AA省略)

15 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 01:46:46.39 ID:Wm05XDDx
たぶん次は零式ですよ。
・・・ごめんなさい落とさないように努力します。

ID持ってないのとログがなかったのでまとめwikiいじれなかったんですが、まとめてもらっちゃってすみませんです。
あー・・・投下する前に書き足したりしたのがおかしくなってる。
ちゃんと矛盾しないように、書き足したところも確認します・・・

16 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 02:49:54.18 ID:vg5R3caH
いや、レスありがとう。
・・・なんか改造マークあったので今度の敵は機械化人か新造人間か?
主人公たちが強くなりすぎてロボットにでも乗るようになったのかと思って久々にスレあけちゃったよw
数ヶ月ぶりかな?

17 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 02:52:39.86 ID:qf+dmsgJ
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

18 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 03:26:24.78 ID:vg5R3caH
>>17その展開なら毎日みてもいい。

19 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 07:24:40.07 ID:m4+RkhXf
>>16
あるあ…ねーよ!w


20 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 10:17:00.02 ID:TlgujhP3
何も思い出せない

どこへ行こうとしていたのか、何をしようとしていたのか

21 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 12:02:09.67 ID:ZmMOUz9E
>スレ名を修正してから随分たちました
ちょっとワラタ

本編投下が待ち遠しいage

22 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 14:10:23.39 ID:ZmMOUz9E
レビテトは禁呪です

23 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 14:20:33.04 ID:m4+RkhXf
レジストすればイインダヨage

24 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 16:23:13.89 ID:6WPebrqx
見れない間になんてこったいorz
油断しててプチ難民してしまったただいま保守!

25 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 18:16:15.37 ID:BBRAz9qw
かりかりと、ペン先が紙を掻く音が静かに響く。
わずかな衣擦れの音すら、その旋律を乱すことを恐れているかのようだった。


「お疲れ様」
その言葉とともに差し出されたオレンジジュースのグラスを受け取り、彼は溜息をついた。
「隊長付きと言っても、勉強もやらなきゃならないんだよな」
「・・・ええ」
王立学院の紋章が刻まれた手帳をいじる銀髪の上官に力なく応え、今日中に処理する予定の書類を眺めた。
彼の年齢がいくつであろうと、彼の身分が何であろうと、やるべきことはやらなければならない。
試験の見直しもしたかったが、仕方がない。仕事は仕事だ。
取り上げた書類を見て、顔を上げる。
「・・・・・・?」
これは処理済みだ。
意図が読めず上官を見ると、彼は肩をすくめた。
「書類のチェックはオレとエティでやったよ。お前の仕事はそれを提出すること」
つまり、仕事はもうほとんど終わっているのだ。
書類の提出先を確かめ、彼はわずかに微笑んだ。

そして提出先の酒保の保守業務に付き合わされ、余剰の菓子を山ほど持たされたのは別の話。

26 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 20:36:08.44 ID:vUMMPLxw
酒は飲んでも飲まれるな

27 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 20:40:25.67 ID:xIppKP8S
前回のあらすじ 管理者側を殺してしまったホシュル一行。プリンの指導のもとパワーアップ
を遂げたホシュルを黒マント軍団が襲い掛かる。どうするのよモーグリどうすんの!

ざっと周りを見渡す。色があるということは時間が止まってないってことだよな・・・
ぱっと見ただけでも十人・・・。この包囲網を抜けられるのか? 手に汗が浮いてきた。
「よくないですねぇ。うちの部下が三人も殺されちゃったですからねぇ。責任とってもらいますよぉ?
粘っこい男性の声。どの黒マントが言っているのかわからない。徐々に俺たちに迫ってくる。
「つかまるはずないでしょ!」
プリンが叫ぶと同時に詠唱体勢に入る。やばい、この間に攻撃されたら――!
しゃもじをぎゅっと握り、気を尖らせる。落ち着くんだ・・・。心を・・・。
プリンの頭目掛けて飛んできた斧を払い落とす。手に鈍い痺れが走る。トマホークはないだろ。
「ナイス! いくわよ!」
体が重力の鎖から解き放たれる。と、思ったのも束の間。一気にスピードを上げて上昇する。
「あぁ! 待ちなさいぃ!」
矢が飛んでくるのをしゃもじで打ち払う。こちとらフレア打ち返してたんだぞ。舐めんな。
体は急激に上昇していく。今までよりも遥か上空に。体をひねると綺麗な月が見えた。
「で、こっからどうするんだ? このままだと落ちるぞ」
「あら? 私を舐めないでほしいね。私はなにも反重力魔法だけがとり得ってわけじゃないんだから」
そう言いながら詠唱体勢に入る。しかし明らかに今までとは異質な感じがする。この世界の魔力じゃない。
「私の本当の力・・・。見せてあげるわ」

28 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 22:20:24.45 ID:BBRAz9qw
「酒保とは言っても、いわゆる雑貨屋みたいなものでな。PXとも言う」
溜息をつく。
「誰に説明しているんだ」
「気にすんな。・・・で」
執務室の机の上を眺め、黒髪の兄弟に言う。
「・・・どうする?このごんぎつね」
机の上に並べられているのは、焼き菓子に始まり果物の砂糖漬けや携行食糧、果ては茶葉まである。
さすがに酒やたばこは入れなかったらしい。その気遣いだけは評価に値する。
兄弟が少し部屋を空けている間に置かれていたかごの中身を広げたのがこれらであり、犯人はほぼ特定できている。
酒保の奴らめ、と唸る銀髪の兄弟を気にもかけず、黒髪の兄弟はしばらくそれらを眺め、おもむろに菓子を手に取った。
「食え、ということだろう。ならば好意は受けるべきだ」


「酒保の保守業務の手伝いって・・・棚卸し?」
菓子やら何やらがいっぱいに詰め込まれたかごを眺め、首を傾げる。
金髪の少年は、申し訳なさそうに頷いた。
「・・・どうせ御上はいちいちチェックしないだろうから持ってけって」
「これ・・・横領にならないかなぁ?」
「さあ・・・」

29 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:45:34.14 ID:vUMMPLxw
本当の力ってなんだろうわっふるわっふる。
とか言いつつこんばんは、俵孝太郎です(古ッ

前回までのお話を参照してくださるかたはこちらからどうぞ。
http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/256%5fFurcifer%20%a2%a1MwNTY7GtwI%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1
(19スレまだ編集してません…ごめんなさい)

追いつけそう追いつけそうと言いつつなかなか…な不具合。
皆様保守ありがとうございます。

30 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:46:40.65 ID:vUMMPLxw
身を乗り出してみれば、サンドリア領事館の玄関先に、帚とちりとりを持った、見覚えのある金髪の人影。
なんで領事館員みたいなお仕事を…ああそうか、手筈通りにルーファスさん共々、
ちゃんと臨時の領事館員ってことになったのかな?
大きく息を吸い込む。…もとい、吸い込んだつもりになる。
『ラディールさーーーん!! …ラう"ぇ』
二度叫ぼうとしたところで平手で背中から押さえられ、
呼びかけは潰れたカエルのような呻きを漏らすに終わった。
実体じゃないくせにこういう物理攻撃にも耐えられないとかどうなの私。
根性なさ過ぎ。というかラディールさん、応えてーー!
「無駄だよ。君はエレメンタルがしゃべっているのを聞いた事はあるかい?」
私の体を押しつぶしたまま、ジュデッカさんがニヤニヤと笑っている。
『……? ない、ですけど』
「まああれは言語を持たない存在だけども、同じ事さ。
物質に転じる以前の元素を無理矢理かき集めた組み立てた存在である、今の君の声を聞き取るには、
相応のチューニングが必要ってこと。魔法を行使するのと同じようにね」
『ああそっか…治癒タイプ…』
それならレグナスさんやフルさんには姿が見えて、話ができたことも納得がいく。
ということはヒロさんかフルさんがこっちにこない事にはどうにもならないか…。
「まあ夜までは長い…のんびりしてようぜ。そうだ、君の話が聞きたいな」
考え込む私をよそに、彼はなんだか唐突に異な事を言い出した。

31 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:47:33.87 ID:vUMMPLxw
『私の話、ですか…あんまり面白くもないと思いますけど』
眼下ではラディールさんが玄関先のお掃除を始めている。
「別に面白さを求めているわけじゃない。拒否すると君の連れのオスラ君がちゃんとしたミスラになっちゃうぞ」
『…それは、ヒロさん喜んじゃうんじゃ…ていうか、さっきは命をもらうとか…』
そもそも、フルさんの話を聞いた感じじゃGMの力でヒロさんをどうこうできるようにはあんまり…。
ジュデッカさんは構わずその場に座り込み、どこからか黒い手帳とペンを取り出した。
「オレにかかれば、死は終着点なんかじゃなくなるのさ。ともかく、素直に答えてくれればよろしい」
『はぁ…』

「君の、本当の名前は?」
『思い出せない、です』
「向こう側で何をしていたかは、覚えてる?」
『多分、学生…だったかと』
「ご両親の名前は?」
『思い出せないです…』
「一番仲良しの友達のことは何か覚えてる? 何でもいいよ」
『えええっと…分からないです…。ただ元気にしてるってイメージだけは』
「…うーん…と…リアルのFF11ではどこ鯖だった?」
『*********鯖ですけど』
「ほうほう。ってことはあいつも同じとこなわけだな」

32 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:48:52.52 ID:vUMMPLxw
質問は多岐にわたったけれど、私が実際にはっきりと答えられる事は少なかった。
リアル側のFF11の内部に関わる事なら、不自然なほどはっきりと覚えている事ばかりだったというのに。
多少この世界とは事情が異なるとは言え、「役に立つ」知識だからだろうか。
あとは、なんかこう…どうでもいい雑学系。
「…これは、ひどい」
『なぜそこでニャンちゅう』
「そこには突っ込みが入るのかよ。にしても、普通の来訪者なら問題なく釈放レベルだな…
じゃあこのへんでラストにしとこうかな」
『…あんまり期待はしないでくださいよ』
私は自分の記憶があまりにもスカスカになってしまっていることを改めて認識し、
どうにもぐったりしていたけれど、ラストと聞いて、なんとか居住まいを正した。
「Phantasmagoria」
『…ん?』
ただの単語のはずなのに、その言葉を聞いた瞬間、何かが揺れた。
「Melodies of Life。1000の言葉。Eyes On Me。千の花千の空。Distant world。うたかた。
どれでも…何でもいい。聞き覚えは?」
なんだろう。知っている気がするけど、口に出してはいけない。出せない。
『…し…だめ、です…』
何とか答えようとするたび、引っかかっている記憶を引っ張り出そうとするたび、
自分自身が小さな箱に詰め込まれて上から押さえられるような圧迫感を感じた。

33 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:49:43.75 ID:vUMMPLxw
「……いい仕事してやがる。やっぱりアイツを締め上げなきゃだめかw
もういいぜ、答えるのも、考えるのもやめていい。今の単語は忘れてていい」
『な…なんだったんですか』
ふつうに思い出せないことを聞かれたときとは明らかに違っていた。
「君は知らなくてもいい。そういう事なんだろうなアイツ的には」
『…なんというか、蚊帳の外ですね私』
はぁ、とため息をつくと、目の前のGMもどきはまた喉の奥で笑ってみせた。

いつの間にか、太陽は南中にさしかかろうとしていた。
ラディールさんはとっくのとうに領事館の中に引っ込んでしまったのだろう。
見下ろす大工房の屋上には、警備についている銃士の人や、
何かの手続きのために訪れる人の姿がちらほら見える程度になっていた。
「腹減らない?」
『いえ全然』
「………。はいはい、今のはオレが悪いね」
かまわず屋根から身を乗り出して屋上を眺めていると、今度は見覚えのある黒髪の頭が姿を見せた。
『ルーーー……ごめんなさい呼びません呼びませんから潰さないで』
手のひらが背中の上に伸ばされ、太陽を遮ったおかげで、今度は潰されずに済んだ。
ルーファスさんはそのまま領事館の扉を開けて中に入ってしまう。
まあ魔法の心得があまりないジョブについてるから、呼びかけてもやっぱり聞こえなかっただろうけど。

34 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:50:56.94 ID:vUMMPLxw
ふと視界の隅を何かがふらりと掠める。
なんだろう、と思い目をやると、ひざをついて大工房の中から続く壁越しに、
少しだけ顔を出して屋上の様子を伺うミスラさんの姿があった。
緊張した雰囲気とはうらはらに、ひらひらとゆれる尻尾がなんだか可愛らしい。
『なにしてるんだろう…』
ちらり、と後ろを振り返ると、ジュデッカさんはまた虹色のパールを取り出して何か作業をしていた。
ならば、と安心して、屋上のミスラさんの観察へと戻る。
しばらくそうしていると、突然彼女は身を翻し、建物内部へと引っ込んでしまった。
『???』
しばしの間を置いて領事館の扉が開き、ルーファスさんが出てくる。
その後ろにラディールさん、マティエールさん、それから…銀髪をオールバックにしたエルヴァーンの女性。
若干きつい印象をうける雰囲気を纏った女性が、小さな看板を扉の把手に引っ掛けるのが見えた。
そうして、4人でぞろぞろと連れ立って、ミスラさんを追うように大工房に入っていってしまう。
「奴の駒だな」
背後でジュデッカさんがそう呟いた。
『…ってことは、ルーファスさん達、危険じゃないですか!』
もしかすると先方に作戦がバレてるばかりか、下手をするとおびき出されてひどいことに…
まあ、そうなるほどルーファスさんが間抜けだとは、思いたくない。
「どうかねぇ。単に偵察によこされたあの猫ちゃんに彼らが気づいて、逆に取っ捕まえに行ったって線もあるぜ」
等とフォローを入れてくれるものの、一度生じた不安は抑えがたく、どんどん大きくなっていく。

35 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:52:17.97 ID:vUMMPLxw
『だといいんですけど…でも…』
「ま、君やオレの出る幕じゃないね」
『貴方にとってはそうでしょうけど、私にとっては出る幕です!』
意を決してそう叫び、周囲に漂う精霊に意識を向けた。
いつまでも、こんな人に付き合ってはいられない。
コソコソしない分、モグハウスで試したときとは比較にならない勢いで、風が集まってくる。
『お世話になりました! さよなら!!』
屋根を蹴り、宙に飛び出そうとした瞬間。
「まぁ、待ちなよ」
それまでと変わらない穏やかな声には、あまりにそぐわない、凍りつくような気配が突然生じた。
サンドリアで、アルテパ砂漠で感じたそれとよく似て、けれどもっと嫌な雰囲気のそれが、背後から私の肩を掴む。
思わず振り向いてしまった瞬間、何かがドン、と衝撃を伴って私の体を通り抜けた。
「生身じゃなくてよかったねぇ」
バイザー越しのくぐもった声。
目の前に座っていた人の姿はもはや甲賀装束にパンプキンヘッドではなく、あの赤い赤い全身鎧。
その手には柄も刃も赤一色の大鎌。切っ先が水に沈みこむように、屋根に深々と刺さっているのが見えた。
自分の体を見下ろす。本来ならば屋根に刺さっているべき、その湾曲した赤い刃が屋根から生えて、
背中から胸へ、私の体をごまかしようもないほどしっかりと貫いていた。
「あーあ、秘密って言わせたそばから使わせないで欲しかったなw」
おどけた声とともに赤い鎧が霧散し、もとの姿に戻る。私が意識を保っていられたのは、そこまでだった。

36 : ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:53:55.95 ID:vUMMPLxw
間が持たないとすぐ寝ててもらう方向に行ってしまうダメな書き手はどこですか?

次1レスのみ投下、その後しばし間が空きますごめんなさい。

37 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/05/31(木) 22:54:43.60 ID:vUMMPLxw
一体何時間の間、この板状の書庫と格闘を繰り広げただろうか。
何をどうしてもうんともすんとも起動する気配を見せず、
気分転換を兼ねて錬金術ギルドに出向き、染毛料を手に入れて戻ってきてもなお、
書庫を起動する手立ては一向に見つからなかった。
周囲には手掛かりを何とか探し出すために、サンドリアのハウスから持ってきてもらった、
古書や自分自身の日記などが散乱している。
「だめだ…僕の手には負えないみたいだ」
はぁ、と肩を落としため息をつく。
「先に髪の毛を染めて、ジョブチェンジしちゃいますクポ?」
空中からモグさんが、気遣わしげにそう声をかけてきた。
「それとも、お昼ご飯も食べなかったですし、何か軽いものでも作りますクポ?」
「うーん…それじゃ、食事、髪染め、着替えの順で」
「わかりましたクポ〜」
そう請け合って扉の外にある簡易調理所へと出て行くモグさんの背中を眺めていると、
何だかとても、すまないような気持ちになった。
でも、一体何に対して、僕はすまないと思ったのだろう?
自分の感情の動きをそんな風に量りかねていると、腰のポーチが音を立てた。
「はい…」
取り出して応答する。向こう側から届いたのはマティエール老の声だった。

38 :既にその名前は使われています:2007/05/31(木) 23:00:21.10 ID:xIppKP8S
曲の質問・・・。なにか偏っている雰囲気が出ている気がしますね・・・
いえ、独り言です。ごめんなさい

39 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 00:37:52.95 ID:9HR6hHM1
あぐる

40 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:19:14.22 ID:+2rrHCsp
>>1さんスレ立て乙です。

お久しぶりです。本編投下は18スレ目振りです。
テンプレに当て嵌め難いので最初に補足を。

私のSSは>>3の設定を基本的に使わない独自進行の物語になっています。
メル欄に物語題名があります。同タイトルの場合はナンバリングされていますが
一話完結の読み切りタイプで、独自の世界設定なども、その回の投下分を読むだけで
ある程度わかるような内容になっております。

では以下より、「帰りたい男」8の投下となります。

41 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:22:36.14 ID:+2rrHCsp
 「……はあ」
 春の陽気がそこまで来ていると感じられる季節。冒険者達はヴァレンタインだとか何だとかにうつつを抜かし
日々を謳歌している中、俺は自分の部屋を見てトンベリも真っ青な溜め息を一つ吐いたところだ。
 少し語弊があったかもしれない、今目の前に広がるのは自分の部屋ではなく、自分に充てられた冒険者用滞在
施設のモグハウスのそれだからだ。
 もちろん、そんな施設など、地球上のどこにでもあってたまるものではない、世界は二十一世紀に突入し、現代
社会を生きているはずの俺に「冒険者」などという時代錯誤もいい加減な名前がつく施設に居るのがおかしいと
誰しもが思うであろう。
 あるとすれば、それは娯楽の一つであるテレビゲームの中ぐらいなものである。それこそ俺自身もFinal Fantasy XI
なるオンラインゲームを、数ヶ月前までやっていたのだ。
 ……やっていたはずなのだが、それがどうしたことだろうか、目の前どころか、左も右も、上も下も、どう考えても、
そのゲームの中に入ったとしか思えない世界に……ある朝、起きたら居たのだ。
 まぁ、その点については、ある程度吹っ切れた所もあるので取り敢えずは良いとして(本当は良くないけどな)。
 今ある問題としては目の前に広がるモグハウスの現状、いや惨状とでも言うべきだろうか。部屋に設置されている
家具やら何やらは破損していたり、またあるものは焼け焦げていたりするのだ。
 これが自分に突如目覚めたファイヤーアートに起因するものならば、仕方なく現状を受け入れたくもあるが、事は
そうでもない。あまり他人の所為にはしたくはないのだが、この冗談とも思える世界にいる某博士から送られてきた
サプライズ・プレゼントによるものなのだ。
 その話の顛末は取り敢えず一件落着とはなったが、その過程に置いて我がモグハウスが見るも無残な、この眼前の
状況になってしまったのだ。

42 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:25:48.90 ID:+2rrHCsp
 つまり溜め息の原因を簡単に言ってしまえばこういうことになる。
「他人が散らかした部屋を片付けるのは、どうも気が進まないよな……はあ」
 とは言え、いつまでも自分の部屋が散らかしっぱなしというのも俺の空間管理能力の有無をどこからか唱え
られそうではあるので片付けないわけにもいかないのである。
 そればかりか、俺の横で今も部屋のエントロピーを増大させようとしている子猫が、自慢の尻尾をフリフリと
させながら何かを弄っている。もちろんこれがただの子猫ならゲージにでも一旦入れて大人しくしてもらうところ
なのだが、ここは悲しいかなゲームの世界なのである。子猫とは言ったものの、実際にはネコ科ネコ目の猫では
なく、ミスラと呼ばれる種族の言ってしまえば猫人間のその子供なのだ。
 何の因果か、いつのまにか知合いになっていた子ミスラは、これまたいつのまにか一緒に住んでいるような
ことになっているのだが……いやはや、この歳で年端も行かない子供と二人暮らしとは何故こんなことになった
のか時の流れとは恐ろしいものである。
 兎に角、見事なサイン波形を描くように、片付けと散らかしが続いては歳が暮れても掃除が終らないので、どう
にかして俺の足元でモゾモゾしている子ミスラを人払いならぬ猫払いしなくてはならないのだが……どうしたものか。
「どうしたにゃ? 何か頭についてるかにゃ?」
 そりゃ、あなたの頭には猫のような耳がしっかりと二つ付いていますが、とか、そういう事ではなく。
「んーとな、そこにこの前の時に壊れたマネキンがあるだろ? それをどうにかして直せないか、とりあえず手の
院にでも聞きに行ってもらいたいんだ」
 指差した先にあるのは、飾り物兼収納家具となっているマネキン……だったものだ、これも先日の騒動で破損
し焦げたのだが、なんせ高い買い物であったので、このまま捨てるのも忍びないし、人形とは言え人の形をして

43 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:28:00.13 ID:+2rrHCsp
いるものを捨てるのも嫌悪感がある。しかも、マネキンにも一応性別があって、これは女性タイプのものだ。
……いや、健全な一男性としては部屋に野郎のマネキンがあるよりも、こっちの方が良いとは思ったのだが、今と
なってしまえばどっちでも良かったかなとか、そんな気分もしなくもない。
「手の院? お人形さんが居るところかにゃ?」
 ここウィンダス連邦が誇る五つの院の一つである手の院は、カーディアンと呼ばれるカカシのような魔道人形を
作っている所だ、マネキンもカカシも人形には違いないので、少しは助言的なものも貰えるだろう。
「そうそう、ちょっと行ってきてくれるか?」
「わかったにゃッ!」
 間髪入れずに子ミスラは満面の笑みを作って頷き、モグハウスからカタパルト射出のように出て行った。
 何をどう聞いてくるのか分かっているのだろうか、まぁ、こちらとしては時間をかけてくれた方が部屋の掃除も
はかどるというものだ。
「さて、いっちょ大掃除といきますかね」

 ほどなくして、最低限は人の住める部屋から、ある程度人の住める部屋へと変貌を遂げたモグハウスとなった
のだが、ある一角だけは未だにカオスを保っている。
 そこは子ミスラ専用コーナーとも言うべき場所で、本人にとっては実に有益で実用的なものが揃っているのだ
ろうが、他人からしてみればガラクタと表現してしまうようなものばかりが見て取れる。
 そういや以前もホリー原木の枝をどこぞから拾ってきていたな。生モノでもこの塊の中にあったら後々大変な
ことになるのは明らかあるし、ここも少し片付ける必要があるか。
 子供とはいえ、一女性たる子ミスラの私物を漁るのは多少ながら悪いとは思うが、本来管理すべきモーグリの

44 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:29:44.51 ID:+2rrHCsp
居ないこのモグハウスを任されているのは俺に他ならないのだから致し方あるまい。
 叩けば出るのが埃なら、このカオスコーナーから出てくるのは、今まで見たことのあるような各種衣装に、
翌日の晴れを願うために窓辺に吊るすテルテル坊主、それに一冊の本だった。
 本と言っても子供が読むような絵本の類ではなく、それよりももっと分厚い重厚な作りで表紙には……なん
て書いてあるのだろうか、恐らく子ミスラの手書きの字で文字が……、
「日記……かな?」
 読めない字をミミズが這い蹲ったような文字というが、ここまで見事に這い蹲っているものは生まれて初めて
見たような気がする。
 しかし、他人の日記ほど興味をそそられ、且つ盗み読むことへの罪悪感を湧きたてるものはないだろう。そも
そも表紙の文字からして、内容を解読出来るのかどうかも疑わしいが、とりあえずパラパラと本をめくってみた。
 なるほど子ミスラらしい自由な発想で書かれた絵日記だという事が分かる。
 日記というものは、ある月日や日時においての内容を記すものだが、驚くべきことに、この常識から逸脱した
形式で日記は書かれていた。少し読み進めていってみよう。

 まっくらでみえない月 あらしの日
 あさからよるまで、ずーっと雨がふって、かぜがゴウゴウにゃ。こんな日のつぎの日はお魚ぎるどに色んな
ものが流れてくるって誰かがいってたにゃ。
 明日は、みんながびっくりするようなのがながれてくると思うにゃ。そのほうがワクワクドキドキにゃ!

 きれいなみか月 きもちのいい日

45 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:31:27.39 ID:+2rrHCsp
 あらしのつぎの日はくうきがしんせんってきいたことがあるにゃ。ピチピチのお魚さんみたいってことにゃ。
 思ったとおり、お魚さんぎるどにみんながビックリするのがながれてきたから見にいったにゃ!
 にゃんと、そこにはふしぎなミスラさんがながれてきてたのにゃ。どこがふしぎだったのかはわすれたにゃ!

 うむ、何と言うか子ミスラ年相応の平仮名ばかりの文章は読みにくいな。
そもそもゲームの中のヴァナ・ディールと呼ばれるこの世界の文字が、日本語として読めることが些か不思議
ではあるのだが、そこらへんは専門分野でも何でもないので、どうしても気になるなら脳の言語野を研究してい
る大学教授にでも聞いてくれ。
 確かに漁師ギルドで売買されている魚の鮮度は良いが、こうまで子ミスラの魚好きが文章から見て取れるとは
驚きである。それにしても、この月日の書き方はどうにかならないのだろうか、もしかして子ミスラはカレンダーや
数字が読めないんじゃないだろうな、今度機会があったら確認してみるか。

 あかくてまんまる月 まぶしいあさ日
 きのうあたらしくきたミスラさんにあいにいったにゃ! おうちにいくとちゅう、ブーマたいちょーにあったにゃ、なん
だかたのしそうだったにゃ! いいてんきの日はみんなたのしいにゃ!
 あたらしいミスラさんは二つのしっぽがあったにゃ、おとなになったらはえてくるかもしれないにゃ、今からたのしみ
だにゃ〜。

 木でみえない月 きょうもいい日
 きょうもミスラさんのいるウチにいってきたにゃ。

46 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:33:34.04 ID:+2rrHCsp
 リボンをむすびなおしてくれたし、にんぎょうさんもくれたにゃ!いいひとにちがいないにゃ!
 ミスラさんのなまえは、にゃ…にゃ…にゃんだったかにゃ、よん、ごー、せぶん? あしたもういっかいきくにゃ!

 「せぶん、ってウルトラマンかよ!」
 と、日記に突っ込んではみたものの……その勢いも空を切るばかりだ。
そう言えば、さっきのカオスコーナーにあったテルテル坊主はこの時に貰ったものだろうか。俺も昔は学校
遠足の前日なんかに吊るしたものだ。今思うとなかなか呪術的要素を持ったエキセントリックさを感じる風習
ではあるな。
 それにしても海難事故とは大変なミスラもいたものだ。まあ、いきなりゲームの世界の住人になってしまった
俺ほどじゃないか……はぁ、帰りたいぜ。

 こわい月 こわい日
 いたずらしてたり、おそくまでおきてる子どもにはオニがやってくるにゃ!はやくねるにゃ!
 こわくてねむれないにゃ・・・どうしようにゃ。

 ひさしぶりの月 たすかった日
 オニがきたにゃ! でもたすかったにゃ、やっぱりたよりになるにゃ。さすがだにゃ。
 このかつやくを、あのミスラさんにもおしえてあげるのにゃ。でも、もうオニさんはこなくていいにゃ。

47 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:35:28.69 ID:+2rrHCsp
 子ミスラは、やんちゃでイタズラっ子のわりには、いかなる日もマメに日記を書いているものだと感心してし
まう。俺があれぐらいの歳の頃の日記なんて三日坊主ならぬ一日坊主だったほどだ。
 ……まてよ、内容は兎も角、これだけ書き続けているのなら俺と出会った日の事や、それ以前の事も書き
記されているのではないだろうか?
 そうだ、俺はこの日記の途中から読み始めたのだから最初から読めば、俺の知らないヴァナ・ディールのこと、
ひいては現実世界へ戻る手掛かりが何か書いてあるのかも知れない。
 この先に書いてあることへの不安と期待を胸に抱き、時間を遡るようにページを戻してゆく。
 その瞬間、扉がけたたましく開かれる音に脊髄反射の如く、その意味を察知し体全体を扉の方に向けると同時
に、日記を背の影に隠す。
「たっだいまッにゃぁぁぁぁッッ!」
「おおぉぉぉぉぉ……お、お、お、おかえり……」
 危なかった、扉を背にしていなければ日記を読んでいるところを見られていたかもしれない。一旦、他に気を
取らせてから、さりげなく日記をそこらへんに置かなければ……。
「で、どうだった? 直せそうなこと言ってたか?」
「……はにゃ?」
 子ミスラは何のことかと頭の上にハテナマークでも浮かんでいそうな顔をして、恐らく思考を巡らしているの
だろう、腕を組んだり、体をクネクネさせたりして何やら考え込んでいる。
 かなり寄り道をしたのだろう、長く考え込む仕草が何とも言えず可愛らしいが、これは日記を手放すチャンス
でもある。

48 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 02:37:14.00 ID:+2rrHCsp
 俺は子ミスラコーナーの傍らに置いてあるマネキンの所まで行き、死角になるよう日記をこっそりと置き、
何事もなかったかのように会話を続ける。
「このマネキンのこと、聞きに行ったんじゃなかったのか?」
 すると子ミスラの頭の上には、エクスクラメイションマークが光ったようで、
「あるデート以上の破産はププリンの裏のチョッキンさんじゃないと無理だって言っていたにゃ!……にゃ?」
 光ったは良いが豆電球サイズだったようだ、つまり意訳すると、
「ある程度以上の破損はブブリムのマウラにある彫金師のところじゃないと無理……か」
 確かに、このマネキンの関節部分などの構造は職人の気質を感じるし仕方も無いか。
「でもインチョーさんが、『とりあえず一度持ってくるといいわ』って言ってたにゃ」
 なるほど。部屋の片付けも大体終ったし、今度持っていってみるか、この前のサプライズプレゼントをくれた
博士と違って信頼できる人でもあるし、やっかい事にもならないだろう。
「そうか、今日は聞きにいってくれてありがとうな」
 軽く子ミスラの頭を撫でてやると、嬉恥ずかしそうな表情を浮かべて、
「どういたしましてにゃッ!」
と一言、そして改めて彼女は笑顔の上に満足気な表情を作ってこちらを見つめ返していた。
 見るもの全てに温かい感情を起こさせるその笑顔は、程なくして俺に自責の念を作らせた。
 こんな無邪気な笑顔を作る子供の日記を盗み読んでしてまで帰る為の方法を探るなんて節度を弁えない事を
せず、他の方法を自分自身の力と行動で見つけなければ。
 その決意は、先日のいざこざで中断していた現実へ戻る方法を探す再開を誓うものでもあった。
「さあ、再開といこうじゃないかッ! ヴァナ・ディール!」

49 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :2007/06/01(金) 03:05:39.49 ID:+2rrHCsp
以上、「帰りたい男」第8話でした。

一話完結の短編話と言っておいてなんですが、
「続き物にしか興味ない」といった方の為に短編群に横の繋がりを少々持たせてあり、
まとめWikiにある他の緑茶話を読んでいると、ニヤリと出来る場面もあります。

緑茶 ◆vUu2nK2xdY まとめ
http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/%ce%d0%c3%e3%20%a2%a1vUu2nK2xdY%20%a4%de%a4%c8%a4%e1

50 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 03:07:54.42 ID:qMsDr4Z3
ででおの話まだー?

51 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 06:29:04.98 ID:AY6XhQBD
緑茶さん来てたー! 投下乙です。
日記のこと、バレなきゃいいのですが…w

52 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 09:29:22.07 ID:7Op2x1cn
かりかりとペンを走らせる。
「・・・うーん」
各隊の配置や動きをシミュレートし、それ以外にも良策はないか議論する。
と、黒髪の兄弟が手帳を開いて言った。
「来週は修学旅行だ」
「へ?」
「再来週は中間考査」
読み上げられたスケジュールに、作戦会議に参加していた何人かの表情が変わった。
彼らはみな学生だ。
「・・・悪夢だ」
誰かがぽつりとこぼした。


「楽しい気分で帰ってきたら、即試験か・・・南無南無」
「笑い事でもないぞ。本人たちにしてみれば死活問題だ」
「試験なんて、長距離走と工業数理の次くらいに嫌いだったな」
「試験が好きな学生がいたら、そいつはよほどの変態だろう。試験のあとの休みが狙いならともかく」
「補講が・・・」
「・・・・・・。」

53 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 12:01:47.65 ID:IPA9U8LU
なんとなくまとめに前スレ丸ごと上がってたから、読み返しててふと思ったんだが。
BL路線に踏み込む危険があるのはキーゼルさんよりフルさんのが…やばくね?

…いや、忘れてくれ。日本語でおk。

試験、イヤだねぇ。

54 :既にその名前は使われています :2007/06/01(金) 12:53:41.30 ID:vouXg77S
作者の方々、投下お疲れ様です。

試験が近いそうですな

保守しながら/cheerして待ってまーす

55 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 12:54:41.57 ID:u3mFng+o
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

56 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 16:06:00.37 ID:7Op2x1cn
そろそろ、二学期制のところは中間考査、三学期制のところは期末考査の時期です。
社会人になれば試験とは縁遠くなる、そう考えていた時期が私にも(ry

57 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 18:30:08.50 ID:VVOS7xIa
裏を待ちながら保守

58 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 20:52:38.89 ID:s4Awo6Kk
家かえったらゆっくり読むぞ!

59 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 23:26:04.30 ID:VVOS7xIa
ともあれ保守

60 :既にその名前は使われています:2007/06/01(金) 23:36:23.36 ID:HiznKnle
>>27 続き・・・
どんどん魔力を集めていくプリン。そんなに集めてなにをする気なんだ。体の上昇が収まり
重力の鎖に再び縛られた俺たちは急速に落下し始めた。このままだと死ぬんじゃないかな?
「そろそろかな・・・。ホシュル。ちょっとごめんね」
背中に衝撃が走る。どうやら俺の背中を蹴ったらしい。俺の服が汚れる・・・。
「よし、ホシュル。こっち見て!」
体を空中で捻りプリンのほうを見る。てかそろそろ地面が危ないんですけどおおぉぉ!!
彼女は白い月の中にいた。どこかで見た光景。青白い光が彼女を模っている。
光は体に染み付くようにゆっくりと消えていった。畜生、なにが起きるんだ。
「時空変換!」
月の色が瞬時に赤くなる。それと同時に周りの色も褪せていく。この光景は・・・。
「あの時のウィンダスか・・・」
プリンと初めて遭ったときのあの空間。それにここは類似していた。デュナミスにも似た空間。
彼女が鎌を俺の服に引っ掛ける。なんだ、と言葉が出る前に体が彼女目掛けて飛ぶ。
「しっかりつかんでてね」
言われたとおり鎧を掴む。これもまた見覚えのある赤い暗黒騎士の鎧。トゲがあって掴みにくい。
大きな音を立てて地面に着地する。鎧にしがみついていた俺は反動で顎を鎧にぶつけた。痛い。
「おいぃ? てめぇ、ここはどこなんだねぇ?」
着地地点から周りを見渡すとさっきと同じ人数の黒マントがしっかりいるじゃないか。色以外なにも変わってない。
「あんたたちに教える必要はないでしょ? あえて言うならあんたたちの墓場よ」

61 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 00:16:27.29 ID:5FfyLnZE
他人は皆、死ぬ。
寿命で、病気で、悪意で、過失で、事故で、後悔で、自責で、興味で、
偶然で、冒険で、戦争で、喧嘩で、孤独で、集団で、衰弱で、逃走で。
死は絶対であり1回の命で1度しかない終焉。
終焉の後また新たに開幕を迎えるかどうかは知らない。
しかし、我は死なない。否、死ねない。
何度死んでも登録した場所に立っている。何度殺されても登録した場所で立っている。
今日も我は命を感じない仲間と共に命を狩りに行く。
運が悪ければ殺されるだろう。しかし死んだ次の瞬間私は生きている。
誰か我を殺してくれ。我の疲れ痩せ細った決して切れない命に安寧な眠りを。
今日も我は私となり俺となり様々な場所で様々な者の命を狩る。
必至に抵抗しても、逃げても、狩る。返り討ちに遭っても、死ねない。
コチラが死ねないなら世界を殺してみよう。世界が死ねばコチラも死ねるかもしれない。
でも世界はどう殺すんだろう。どうすれば世界は死ぬんだろう。わからない。
・・・イイヤ、ゼンイン コロシテ ミテカラ カンガエヨウ

  リージョンタブナジア 廃墟の壁に刻まれた言葉 発見者:無名冒険者

62 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 02:26:53.07 ID:GuMZkDU2
「・・・何だ、こりゃ」
顔を背ける黒髪の兄弟をかばいながら唸る。
見たばかりには、それはぼろきれだと思った。
だが、違う。ぼろぼろではあったがそれは頭から足下までをすっぽりと覆うマントであり、『中身』もあった。
「『終わり』のくず・・・」
呻く声が言う。金髪の少年が、呆然と立ち尽くしていた。
「『終わり』のくず?何だそれは」
「・・・あ、ぅ・・・」
問い質そうにも、数歩後ずさり言葉を失う。・・・後で改めて問うたほうがよさそうだ。
近寄りたくもなかったが、仕方ない。ぼろをめくり中身を確かめる。
「・・・何だ・・・こりゃ・・・」
かろうじて。『それ』は形をとどめていた。
着込んだ鎧の隙間から、黒い砂のようなものがこぼれている。
不意にきゅ、と少年がしがみつく。
「くずは・・・誰からも忘れられて・・・姿を失った・・・『終わり』・・・」
「どういう意味だ?」
「・・・『誰でもないもの』・・・」
震える声に、『それ』が脅威であることは容易に知れた。そして続く言葉に彼自身も目を見開く。
「姿を失った来訪者・・・さまよう者の魂を求め、形を維持し保守しようとするもの・・・」
得られなければ、形を失うのだろう。崩れゆく『それ』を睨み、しかし内心では底冷えのするおぞましさに息を呑んだ。

63 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 06:54:41.68 ID:vcRAD3Fh
只今カオスな雰囲気に包まれております!!




age

64 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 11:41:51.30 ID:wzUQishm
保守

65 :既にその名前は使われています :2007/06/02(土) 12:52:43.29 ID:FWRmtWXS
定例保守

66 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 16:12:48.22 ID:+C5stA8G
保守テスト

67 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 17:28:34.79 ID:+j2cL00P
ケープのボタンを留める。
白いコートのウェストを締めるベルトがきつくないか確かめ、伸びかけた髪をざっとリボンでまとめる。
机の上に置かれた書物に目をやり、それからカレンダーを見た。
「・・・・・・よし」
「よし、じゃない」
すぱぁんッと後頭部に一撃。
「何でお前は別のゲームのキャラになっているんだ」
いつかの保守話で用意したハリセンを手に睨む、赤い髪のミスラの詰問に、答えは明朗ではなかった。
「だ、だって・・・せっかく休みとイベントがかぶったのに参加しt」
「いいから本編投下しろ」
すぱぁんッ。
「い、痛ーい・・・」
「本編投下する気がないなら、保守話でもまとめたらどうだ?」
「えー、だってネタが・・・」
「やかましいッ!」
ごッ。


俺、この作戦が終わったら保守話をまとめようと思うんだ・・・

68 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 17:29:13.04 ID:zX4zvqqC
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

69 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 20:14:55.29 ID:wzUQishm
死亡フラグらめぇ

…何のイベントなのでしょうか。

70 :既にその名前は使われています:2007/06/02(土) 22:31:32.73 ID:+C5stA8G
>>60 続き・・・
その言葉を聞いて下品な笑い声が空間に響く。
「おじょうちゃん、考えてみなぁ? 今、ここには十三人の敵がいるんだぞぉ? 本当に勝て・・・」
言葉が途切れる。ついでに首も胴体から途切れて意識も途切れたな。
鎌を払い、血を落とす。しかし既にその刃は今までの血を吸い赤黒く変色している。
「あっと十二だね。減らず口叩く前に殺せば?」
明らかに周りの空気が変わる。痛々しいほどのさっきが場に満ちていく。今にも襲い掛かってきそうだ。
空を切る音がしたと同時にプリンの鎌がそれを打ち落とす。あっけなく切れた矢は音もなく地面に落ちた。
しゃもじからスタッフに持ち替える。俺にはこっちのほうが性に合ってる。意識を集中させて呪文を紡ぐ。
外界に対する意識が薄れていく。大丈夫、プリンが守ってくれる・・・。俺は呪文を完成させればいい・・・。
目を閉じて視界を消す。暗闇の中でぼんやりとイメージが浮かぶ。この状況で打つべき魔法・・・。
鮮明なイメージが頭を過ぎる。詠唱を始める。敵を一人でも殺すのが俺の役目。そう殺せばいい。
目を開く。視界には三人。それぞれ弓を構えている。いける。溜めていた魔力を解き放つ。
「サンダガァ!」
三人の頭上に紫色の布が現れる。布は急激に広がり三人を包み込む。そのまま三人を包み込んだまま
浮かんでいく。ほかの黒マントが助けようとしてか、近づいて剣でそれに切りかかる。布はあっけなく切れた。
が、切りかかってきた黒マントを取り込んで再び球のような形になる。そのまま少し浮かんで停止する。
突然の強烈な光に目がくらむ。太陽を直に見てしまったような痛みが目に走る。破裂するような音が連続で響く。
「チャンス」
後ろでそう呟いたプリンの言葉がなぜかはっきり耳に聞こえた。

71 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 00:31:03.17 ID:8HFwXHEp
保守るよ!

72 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 01:56:07.96 ID:TMibsr8X
>>69
とあるネトゲのリアルタイムイベントがあるんですよ。
ちょっと創世神に喧嘩売ってきます。
負けたら世界滅ぶんですけどね。
気が付いたら周りの人に死亡フラグ立てられまくって、
死ぬの?私死ぬの?ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿な状況です。
生還するって約束するのは死亡フラグですよね・・・orz

73 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 09:00:07.82 ID:wZ/4swLg
なるほど。
よその世界の神さまはハードですのう。

おきばりやすage

74 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 11:15:44.36 ID:8HFwXHEp
俺・・・、この戦い終わったら保守るよ!

75 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 11:21:22.64 ID:bv1ZYv7Y
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

76 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 14:21:02.56 ID:TMibsr8X
まだ生きてます。死亡フラグ回避なるかってとこです。
俺、この作戦が終わったら、終盤までには来訪者帰還フラグが立ちそうな展開を書こうと思うんだ。
ていうかそろそろちゃんと先を考えて書かないと終わりが見えなくなりそうです。
今まで考えてなかったのかっていうのは、ああ、まあ、その。
ごめん、敵が向かってきているんだ・・・戦線へ行かないと・・・

77 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 16:18:01.17 ID:8HFwXHEp
>>70 続き・・
プリンの気配がなくなった。後ろを確認しようにも今の俺は目がムスカなので確認できない。
一際大きな破裂音を上げて音が止む。無駄だと思いつつも一応ブライナ・・・あ、治った。
さきほどまで四人の黒マントがいたところには動かないなにかよくわからない塊が四つある。
どうやら死んでいるようだ。しかしなんだったんだ。あの魔法は・・・。
なにかを切る音が背後から聞こえる。振り向くとプリンが鎌でムスカ状態の黒マントの首をせっせと斬っていた。
叫び声を上げる間もなく動かない塊になっていく人たち。色のない世界が赤く染まっていく。
何人かの黒マントは俺と同じようにブライナをかけたのかまともに動いている。が、抵抗も空しく首が飛ぶ。
今、どのくらい減ったのだろうか、と周りを確認する。生きている人数がいちーにーさんーしーごー・・・。
六人目が見当たらない。どうやら五人しかいないようだ。しかしそれだと死体の数が合わないような。

殺気。

振り向いて落ちてくる斧をスタッフで防御する。木材でできたスタッフに鉄の斧がきついらしくみしみしと音を立てている。
それを見てガルカの黒マントがにやりと笑いさらに力を込めて来る。このままでは杖といっしょに俺も真っ二つ。
杖を見捨てて後ろに下がる。支える力のなくなった斧は杖ごと石の床を叩き割る。あんなもので殴られたらひとたまりもない。
しゃもじを呼び出す。俺の最後の武器。ハンマーならまだしも杖で勝てるだろうか。
ガルカはじりじりと笑いながら寄って来る。手に持っている金色で物騒な両手斧があるはずのない光を受けて鈍く光る。
魔法を唱えているヒマはない。魔道師は接近されたら最後だ。接近戦だと当然ながら勝てるはずもない。
しかし今の俺にそんな選択肢は存在ない。あるのは『勝つ』か『負けない』だけだ。俺は杖を構えた。

78 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:36:30.34 ID:KkgChQ3t
こんにちは、そして遅くなりましたが>>1さんスレ立て乙です。
相変わらずの牛歩の歩みですが投下します。

>緑茶さん
「あるデート以上の破産はププリンの裏のチョッキンさんじゃないと無理だって言っていたにゃ!……にゃ?」
10回ほど読み返して頭を抱える事になりましたw

79 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:37:28.84 ID:KkgChQ3t
「にゃーのひっさつ不意打ちバーサク足払いにゃー!!!」
 槍の柄がサソリの足を叩き折る乾いた音と重たい物が地面と激突する音、そして衝撃。振り上げたまま硬直している尾。
動きが完全に止まっています!チャンス!!
「いっけえええ!トゥルーストライクッ!!」
 頭部目指して力まかせに振り下ろしたハンマーが足払いの衝撃を増幅させ、サソリの頭部を炸裂させました。
頭部を失ったサソリはしばらくの間、ビクビクと激しく全身を痙攣させていましたが、
しばらくすると力なく崩れ落ちました。
「た・・・たすかったにゃー・・・」
 そして力なくその場に座り込む鋼鉄ミスラさん。
「お、驚いた・・・」
「自分から飛び込んでおいて驚いたもないでしょう・・・」
 半ば呆れながらミスラさんのように座り込んでいるルークに声をかけました。
「悪い・・・実戦なんて初め、実戦なんて久し振りで」
「もう・・・タイタンと戦うまでに勘を戻しておかないとダメだよ?」
「あ、ああ・・・」
 困ったように笑うルークはどことなくぎこちなく、結局抜かなかったらしい片手剣の柄を落ち着きなく
握ったり離したりしていました。
「ルーク、怪我は大丈夫?」
「ああ、もう大丈夫みたい。ありがとな」

80 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:39:49.53 ID:KkgChQ3t
 自分の肩の傷口をおっかなびっくりさすりながらニコリと微笑む彼を見ていると、
なぜでしょうか・・・昔みたいにルークは私を守りながら戦ってくれないような気がして凄く寂しくなりました。
昔は、ルークのほうがずっと経験豊富だったし、勇敢だったのに・・・。
 ずっと、私はルークがかえってさえくれれば、昔みたいにささやかだけれども幸せな時間が帰ってくるって思っていました。
でも、それは間違いだったみたいです。かつて一流だった彼は時代の流れに置いていかれたLV65の冒険者。
そして私はLV75のナイトであり、LV65の白魔道士でもある熟練の冒険者。
 変わってゆくヴァナディールと一緒に成長していった私と、ヴァナディールに置いていかれたルーク。
私が好きだった彼は、もういないのかもしれない・・・。ただ私は思い出に縛られていただけ。
 ううん!何を考えているの私!あんなに彼が帰ってくることを願っていたのに!!もう絶対に離したくないと思っていたのに!!
「ナココ?どうしたボーっとして?」
「ひゃ!え?あ!!」
 思わずボケッと突っ立ってしまっていた私の顔をルークが心配そうに覗き込んでいました。
「ご、ごめん!!熱くて思わずポーッと・・・」
「大丈夫か?とりあえずもう少しで洞窟だからそこで少し涼んでいこうか」
「ひゃうっ!」
 そう言うなりルークは私をお姫様抱っこの格好で抱え上げました。
「すぐ着くからな」
「う、うん・・・」
 私をしっかりと抱き上げている彼の腕の逞しさ、そして彼の温かさと優しさは変わってはいないのに・・・。
私が変わっちゃったんだ・・・。もう、どうしょうもないくらいに・・・。

81 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:41:36.01 ID:KkgChQ3t
 ミスラさんはサソリの毒を取って来るように頼まれたので、槍の練習を兼ねてサポシでアルテパにやってきたそうです。
けれども、使い慣れない武器に手間取っているうちにあっさりと追い詰められ、
助けを求めに人通りが多いルテ石と西アルテパ砂漠の通り道に向かって逃げていたところだったそうです。
「毒、手に入ってよかったにゃー」
 嬉しそうにガラス瓶の中に入れられている紫色の毒々しい液体を何度も見ては微笑むミスラさんと一緒に、
私とルークは東西アルテパ砂漠を抜け、ラバオへと到着しました。
 そこでミスラさんとは別れ、代わりにタイタンツアーに参加するLSメンバーと合流です。
「帰って来たと思ったらもう帰るのかよ!まぁ、深い事情はよくわかんねーけど帰れるならよかったな!」
 ルークの肩をバシバシ叩いている前髪を跳ね上げた、セットがめんどくさそうな髪形をした長身の銀髪エルヴァーンは、
ルークの親友だったシーフのジェリダムです。友人として素直にルークの帰りを喜び、そして、素直に元の世界に帰れることを喜べた本当にいい人。
「痛い、痛いってば」
「あっはっは!悪い悪い!」
 そう言いながらもルークをバシバシと彼は叩き続けます。
 更にLSからは黒、黒、白とルークのためならとさらに三人やってきました。
古参メンバーはほぼ全員が『ルークのためなら』と参加希望をするあたり、彼の顔の広さがわかります。

82 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:42:18.34 ID:KkgChQ3t
 構成は、私がナイトにジョブチェンジをしたのでナナシ黒黒白です。私とルークでタイタンの注意を引き、
黒二人の火力でつぶすという作戦です。ジェリダムは・・・適当に戦っていてくださいという事になるのかな・・・。
「もう気合入れて色々もってきたんだぜ?ハイポタンク、オレ、カレー、リレアイテム、イカロスとかさ」
 嬉しそうに次々と鞄から薬品の詰まった瓶なんかを出すジェリダム。
・・・どうして別れるためにそんなに頑張れるのかしら。私には・・・わからないや。
だけど、さっきまでと違い、彼が帰っても大丈夫かもしれないとも思える自分もいます。
けれども、そんな変わりすぎた自分が嫌で嫌で嫌で、彼と一緒にいて昔の自分に戻りたいと思う自分がいるのも確かです。
 だんだん・・・自分がわからなくなってきました・・・。
「ああ、もうそんなことはいいか。とっとと終わらせちまおうぜ」
「あ、ああ」
 久し振りに出会うジェリダムのテンションに戸惑っているのか、やや困惑気味のルークと私達はチョコボに乗って流砂洞へと向かいました。
 ジェリダムはいつものようなハイテンションでルークと流砂洞までチョコボレースを始めていました。
「ひゃっほおおおおおおおおおおおお」なーんてジェリダムの叫び声がもうかなり遠くのほうから聞こえてきます。
そんな彼を追いかけてドンドン小さくなっていくルークの背中を見失わないように必死にチョコボを走らせていたのに、
彼の背中はすぐに消えてしまいました。まるで、これから起こることを示唆しているようで、いつの間にか私の目にはいっぱいの涙が溜まっていました。

83 :ナココとルーク ◆/GKRtxSDWQ :2007/06/03(日) 16:44:45.91 ID:KkgChQ3t
以上です。
流砂洞いくのにどれだけ時間かけてんだよ!って感じですね・・・

84 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 18:43:35.66 ID:8HFwXHEp
>>77 続き・・・
地獄の訓練の日々を思い出す。確かあの時プリンは何て言っていたっけ・・・。
両手斧を大きく振りかぶって俺に落とす。さすがに時間があったからあっけなく避けれた。
『相手の体、筋肉とかそのへんを見て相手が次にどう動くか予想するの』
そんなことを言っていたが今の俺には出来ない。俺はそう反論したんだよな。
『だったら相手が行動してからでもいいから見極める。接近戦の基本は見切りよ?』
今度は斧で突いてきた。俺はしゃもじでガードして反動で後ろに下がる。
『とりあえず相手をよく見る! そして攻撃! これだけで平気よ。あんたの場合一発で仕留めないとね』
再び斧を大きく振りかぶる。ここだ。俺は一気に前に出る。一発で仕留められる場所。それならば!
攻撃を加えて股の間を転がって通る。手ごたえはあった。振り返るとガルカは既に倒れて痙攣している。
股間を押さえて。
こうなればこっちのもんだ。念のためバインドを掛けておく。呪文詠唱に入る。
「凍れぇ!」
空気中の水が凍っていきガルカを包み込む。あっという間にガルカは氷漬けになった。
「お、勝てたみたいだねー」
プリンがのほほんとした声を出しながら帰ってきた。どうやら他の四人は始末したようだ。
しばらくガルカの氷漬けを見た後俺に向かって「容赦ないわねー」と言った。
「それじゃあ帰ろうか」
プリンは俺の手を掴み詠唱体勢に入る。さっきと同じように青白い光が体を包み込む。
「時空帰還!」

85 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 20:52:47.85 ID:8HFwXHEp
保守るよ!

86 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 23:15:31.42 ID:8HFwXHEp
もっかい保守るよ!
俺どんだけ暇人だよ!

87 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 23:15:34.41 ID:TMibsr8X
戦友数人が散りましたが、生還してきました。
と言うわけで保守話まとめてきます。
ついでに保守るよ!保守話なんて今考えてられないよ!!(泣)

88 :既にその名前は使われています:2007/06/03(日) 23:15:50.37 ID:gOw5nnZf
あがりまーす

89 :詠み人知らず:2007/06/04(月) 01:52:32.89 ID:2XYCIG5t
    貴方はこの世界で何をしたいですか?
富と名声を誰よりも極めたいです。
    上に居る者をどうしたいですか?
抹消してしまいたいです。
    …宜しい。願いを叶えましょう。
ありがとうございます。
    これで貴方の上と、上になる者は居なくなった。
誰も居なくなりました。
    当然です。私は貴方以外を抹消しました。
私はそんな事望んでいない。
    では、抹消した者を戻しますか?
はい。戻してください。
    …宜しい。願いを叶えましょう。
ここはどこですか?
    貴方は抹消された世界に居ます。
みんなはどこですか?
    貴方以外は元の世界に居ます。
私はそんな事望んでいない。
    私は貴方を抹消すように頼まれただけです。では、ごきげんよう。

90 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 09:13:29.55 ID:vfhIkUsq
己を律せよ
過ぎたるを求めし者の終末を貴方は知っている

91 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 11:09:33.09 ID:YROdq8WP
俺たちは笑うことが出来る。だけど、心は晴れない。
私たちは泣くことが出来る。けれども、悲しみは癒えない。
僕たちは怒ることが出来る。、だけども、失ってばかり。
俺らは叫ぶことが出来る。だが、その声は誰にも届かずに虚空に消える。
僕らは誰かを愛することが出来る。でも、永久にそれが叶うことはない。
あたしたちは絶望することが出来る。けど、それが逃げ道になることはない。


ああ俺たちは色んなことが出来るのに、
苦しみのひとつも消せやしない。

92 :既にその名前は使われています :2007/06/04(月) 12:53:12.18 ID:jOpcQXeq
まぁまぁ、保守しとく〜

93 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 15:29:42.36 ID:dOfHRxOw
あるべき世界を忘れたひとたちの 嘆きが聞こえる

94 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 17:39:19.35 ID:CQwEnjHj
嗚咽が染みる。
まだ青年と呼ぶには幼い少年の声は、決して広くはない部屋に暗い色を落とす。
感情を押さえつけていた理性が決壊し、幼子のように泣きじゃくる彼を、誰が責められようか。


「・・・全滅か」
彼の言葉に、黒髪の兄弟がわずかに反応した。
一般に全滅とは、全体の三割以上の損害を意味する。
だが、この作戦で散ったのは全員。まさしく全て滅した。
彼らの行動はすべて伝えられていた。彼らがとった行動が本当に正しかったのかは、今となってはわからない。
他に選択肢はなかったのか。他に選ぶ道はなかったのか。
過ぎたことを語る無意味は承知している。だが、やりきれない。
「馬鹿野郎・・・」
小さな声に、兄弟は目を伏せた。

95 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 20:16:10.09 ID:BgCCGMT9
 「あなた、なぁにい?あたしと仲良くなりたいのぉ?
そうねぇ、あいさつがわりにいいものを持ってきてくれたら
仲良くしてあげてもいいけどぉ……。」
 赤髪を頂上で結ったミスラが気だるそうに語り、くねくねと体を
揺らしながら話は終わり、と手を振った。
 奇しくも自分と同じ髪型、髪色のこのミスラを、オレはどうにも
好きになれない。周りの評価のせいもあるが、ミスラ族の教えに背く
この行いと甘ったるい話し方がどうにも癇に障る。
 さてと、確かヤグードの数珠をご所望だったか?競売で手っ取り
早く買って来るか。
 回れ右をしたオレの耳に、「コブン」だと名乗っていたミスラ二人
組の内緒話が飛び込んできた。別に聞き耳を立ててるワケじゃないん
だが、ミスラ族の耳は聞きたくもない事まで拾いこんでしまう。
 「それにしても、オヤブンあの日から随分変わったね。最初は驚いた
けど、あたし今のオヤブンの方が好きかもー。」
 
 『私はただ、この世の権力に立ち向かってみたかっただけなんだ!
誰も傷ついてなければ損もしていない・・・それでも、盗みには変わり
ない事はわかってる、けどだからって何でこんな事に!!』


96 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 20:18:30.43 ID:BgCCGMT9
 「―――とか言って泣きつかれた時はびっくりしたけど、それからあたし
達にも優しくしてくれるね」
 「話し方も前は割とクールだったのに、変な冒険者が落としてった本
読んでからこの調子でしょ?」
 「しかもあの本、共通語でもウィンダスで見かける文字でも無かったし
エルヴァーンかヒュームの古文でしょー。さすがオヤブン博識ー」
 何だかあの泥棒ミスラにも色々あったらしい。少しだけ見直した。
話声が一向に止みそうに無いミスラに今度こそ背を向けると、オレは本来の
目的である競売へと歩みだした。

 「ー――という夢を見た」
 「夢オチかよっ!?」
 スパァーーーッンと小気味良い音がのどかなウィンダス森の区に響いた。
 どつき漫才をしている同じ髪型・髪色のミスラ二人。ツッコミをした方の
ミスラの手には日本語のタイトルで『これなら完璧!誰にもバレないネカマ術
保守(著)』と綴られた本が握られていたとかいないとか。

 実はFFやってない人のもう一人の自分はNPCで、某泥棒ミスラのリアルが3
億円事件の犯人だったらIF               ==ここまで==

97 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:42:05.49 ID:P3sirtq4
ごめんなさいごめんなさい遅くなってごめんなさry

以前のお話についてはこちらをご参照ください。
http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/Loufas%20%a2%a1TTnPTs4wAM%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1

続き行きます〜

98 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:42:35.64 ID:P3sirtq4
(411)
所定のポイントに到着したのは案外早かったらしく、俺と爺さんはしばらく無言のまま船に揺られている。
とは言え風もなく、海面の穏やかなうねりに揺られるのみで、人によってはむしろ心地良いくらいかもしれない。
上空の雲は風上の方向にかなり大きく広がっている。雲の流れはそれほど速くないし、当分このままだろう。
俺は浅瀬にしっかりと差し込んでいる竿に寄りかかるように船の縁に屈み込んで、動くべき時を待っていた。
この格好でいるのには理由がある。早い話が、ちょっと気持ち悪い。
周りの状況を隙無く伺う爺さんが、時折こちらに視線をよこして苦笑いをしているのが分かった。頼むから放って置いてくれ…

船酔いと格闘して数分ほどで、ヒロから配置についたと言う連絡が来た。
バーマンやらアメショやら、何故か猫の種類で呼び合う。所謂コードネームのようなものだ。
「バーマンよりアメショリーダー。了解した。準備ができ次第やっちゃってくれ。タイミングだけ教えてくれれば、後は任せる」
返って来る返事の中で、コードネームの発案者であるアオツキだけは、名前を略さずにコーニッシュレックスと名乗った。
彼女が何を考えているかは、当然俺の知るところではない。

「随分適当な指示だなおい。まぁいいけどさ」
相変わらず、ヒロは軽口をたたく余裕があるらしい。良い傾向だ。
「待ちくたびれて、そろそろ夜釣りも飽きたところなんだ」
「船酔いするなら、撒き餌にゃ困らんしな」
悪態を相手にせず適当に返事を返す。取り合えず、この一連のやり取りからは問題は見当たらないように思えた。

99 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:43:28.70 ID:P3sirtq4
(412)
状況が変わったのは、それから数十秒後だった。
「大丈夫か?」
ヒロの声が、パールを通してこちらに聞こえてくる。
どうやら、マルトが狙撃の狙いを付けるのにてこずっているらしい。
「肩を貸そう」
またヒロの声が聞こえてくる。

「行けるか?」
いい加減心配になった俺がそう言うと、マルトからははっきりとした返事が返って来る。
爺さんが少し意外な顔をして、こちらに視線をよこした。
俺はそれに首を捻って返すのみだ。

「申し訳ございません、風が強すぎます。狙撃は……無理です」
また少しの静寂の後、マルトの細い声がパールから聞こえた。
『風』と聞いて最初に思い出したのは、あの黒髪の男だった。
もし狙撃ポイント付近のみに風が吹いていると言うのならば、その風は作為的なものである可能性が高い。
いや、そうでなくても、高台のみに風が流れていると言う可能性もない訳ではない。
しかし、パールから聞こえる声を察する限り、そうではないだろう。

100 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:44:32.26 ID:P3sirtq4
(413)
「申し訳ございません。……申し訳、ございません」
マルトの震えた声がパール越しに聞こえてくる。
ようやく俺は自分の思惑にあった穴に気が付いた。
考えてみれば、マルトはまだ子供だ。こんな状況で重要な役割を担わせるべきではなかった。
「ああ、うん。上の方はすごい風なんだ。ゴルゴでも外すね、これは」
ヒロが見え見えのフォローを付け加え、他の方法を模索するよう提案してきた。

さて、何が起きているのかをつぶさに知ることはできないが、できる限りの想像を巡らせる必要がある。
マルトが怖気づいているのも、おそらくは一つの事実だろう。それはいい。
それが自発的に現れたものか、あるいは何かによって引き起こされたことか、というのが問題になる。
例えば、仮に山の上で風が吹いていたとするならば、既に黒髪の男が干渉してきている可能性もある。
そうするとマルトの状況は奴によって作られていると言うことも考えられる。
とは言え、それは最悪のパターンだ。今仕掛けてくる理由も乏しいように思われる。

しかし仮にそうであっても、本来の目的である陽動は達せられている。特に何かを考え直す必要も無いはずだ。
リンクパールでは作戦変更だとか喧々諤々と意見が述べられていたが、それをうなり声で遮って、一言
「ヒロ、なんとかしろ」
とだけ言った。

101 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:45:31.81 ID:P3sirtq4
(414)
「い、いや、なんとかしろって……。どーすんだよ」
ヒロは少しばかり慌てたような声で返してきた。
まぁ当然と言えば当然で、俺の言葉も人に指示をするのには不適切極まりない。
だが、最悪の場合も考えるとそうとしか言えないのも事実だ。
「こちらからは状況が分からん。だから現地の判断に任せる。時間をかければジリ貧なのは変わらないが、
今のプランにこだわって大きな失敗をするよりはマシだからな。必要なら裸踊りでも何でもしてどうにかしろ」
素っ気無くそう言いつつ、船を動かす準備を淡々と始める。

気付かれてなくて、マルトが怖気づいたと言うだけならそれでも良い。最悪、狙いを付けずにヒロが撃てばいいだけの話だ。
黒髪の男が向こうに出張っているなら、陽動として成功している訳だからそれでも良い。
非情なようだが、そのリスクも考えて向こうに人数を回したのだから、それも予想の範囲内と言える。
今後必要なのは、俺と爺さんが迅速に行動する事だけだ。

一先ず、上で決定的な判断材料となる事がないとどちらとも言えない事もあり、リンクパールからの音声に神経を傾ける。
すると程なく、何か硬い物同士がぶつかった様な音がした。
「すごい音がしましたよ?」
「何があったの?」
ラディールとフルキフェルの声がリンクパールから聞こえる。俺はすかさず船を漕ぎ出す体制に入っていた。

102 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/04(月) 20:47:36.77 ID:P3sirtq4
今日は終わりage

続きは明日にでも…

103 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 21:24:32.96 ID:jDLC4MLG
きた!
メインモンクきた!

これで書つる!

104 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:02:47.67 ID:z7V/Lejr
どうもこんばんはです。ルーファスさんきてたーヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

前回のお話は>>30-37になります。
まとめの編集はもうちょっとお待ちください…_(._.)_

>>38
そうですね、偏ってましたね。具体的には究極の幻想とやらにまつわる歌が云々とかどうとか。
ああ独り言でしたかすみません。

では、中途ですがひとまずキリのよさげな…よくないかも…ところまで。

105 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:03:30.18 ID:z7V/Lejr
『フルキフェル様…夕刻より軍議を行います故、領事館までご足労願います』
「…わかりました」
通信の内容は簡潔な連絡だけで、再び部屋に静寂が戻る。
時計を確かめてみれば、そろそろお茶の時間へと差し掛かっていた。ちょっと没頭しすぎていたか…。
「うーん…髪なんか染めてる時間はなさそうですね…」
仕方がない、そのまま行こう。
モグさんが白パンに、色々適当な物を挟んで持ってきてくれた。
「お待たせしましたクポ?」
「モグさん、髪染めなし。食事が済んだらすぐ着替えて出ます」
僕はそれだけ告げてクァールサンドに齧りつく。
モグさんは、わかりましたクポ、と頷き、また席を立ち飛んでいった。

白魔道士でしか使わない装備を鞄の中からも全部抜いて、
代わりに赤魔道士でだけ使う装備を、元のように鞄に入れていく。
サポートジョブは…どうしよう? あの子は黒をサポートジョブにしていたはずだから…
「サポナ、試してみるか…」
僕の呟きに答え、モグさんが空中でくるくると回る。
僅かずつ、地の底から魔力が集まってくるのを感じ、それを全身に巡らせるように深く息をついた。
召喚士にも同じような力はあるけれど、その原理もパワーソースも、根本的に違う。
あの子にサポ召やらせたら、面白いことにならないかなぁ。

106 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:04:48.90 ID:z7V/Lejr
ふと、モグさんが傍らで何かもじもじしているのに気がついた。
その手には、丁寧に折り畳まれ、赤と黒に豪奢な刺繍が施されたクロークがあった。
襟のあたりに、クリップでなにやら二つ折りにされた紙が挟んである。
「ご主人様?…これ、どうしますクポ?」
「それは…」
「ベッドの上に置いてあったんですクポ?。ご主人様、確かバーミリオクロークは…」
「ええ、作ってもらう約束は、立ち消えになってたはずなんですが…」
なにか嫌な予感をおぼえつつも、モグさんからそのクロークを受け取った。
瞬間、全身が総毛立つような感覚に襲われ、思わずそれを放り出してしまう。
空中で広がったそれを頭からひっかぶせられた格好になったモグさんが、
クポーと悲鳴を上げて絨毯の上に墜落した。
「モ、モモモモグさん、よくそんなの手で持っていられましたね」
「クププ…モグにはただのバーミリオクロークに思えましたクポよ?」
「くそ、これも奴の仕業か…っ」
もごもごとクロークの下から這い出してきたモグさんが、それを畳み直しながら
襟に付けられていた紙片を僕に寄越してくる。
受け取って、開いてみた。
"君たちのためだけに縫いました。材料費は気にしなくてもよろしい"
「そういう、問題かああああああああ!!」
両手で挟み込むように握りつぶすと、掌や指の隙間から火の粉が舞った。

107 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:06:16.65 ID:z7V/Lejr
とりあえず、こんなものを着せられたら早晩発狂しかねない。
ダマスク織物二枚は諦めて、奴に突っ返すことにしよう。うん、それしかない。
なんだかまだ作戦も開始していないのに、すごく疲れたような気がする。
我知らず、深い深いため息がこぼれた。
「…じゃ、モグさん、留守番はお願いしますね。
引っ越しの連絡は受けてもいいですが、これから三日は、誰が来てもハウスに入れない事。
たとえそれが、僕であってもです」
「分かりましたクポ! 今度は絶対気をつけますクポ!!」
空中でサンドリア式の敬礼をしてみせるモグさんの頭を撫でてやって、僕はモグハウスを後にした。

モグハウスであんなに大騒ぎしたせいか、体がなんだかだるくて重い。
作戦開始までと言わず、あの場であの子を取り戻せてさえいれば…。
そもそも僕は、何故あそこで迷ってしまったのだろう。
僕自身の目的のために必要なことと、あの方から課せられた目的に矛盾が生まれたから?
違う、何も矛盾なんかしていない。僕の役目は、来訪者となってしまった人たちを、力及ぶ限り手助けする事。
理不尽に殺されたあの人の記憶を、心を取り戻すために。
世界を奴らの理から解放するために、奴らが神の名を騙ることができなくなるように。
僕が奴らを殺す事ができる存在になるために。
来訪者ノ魂ヲコノ世界ノ魂ト分ケ隔テナクくりすたるニ還スタメニ。
「――――ッ!」

108 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:07:20.88 ID:z7V/Lejr
黒い流れの底から、囁く己の声に戦慄した。
思わず口元を押さえながら、周囲を見回してしまう。
すぐ目の前には、商業区へと続くバストゥーク居住区のゲートがあった。
そうだ、大工房の領事館で作戦会議を行うことになってたじゃないか。
動揺をなんとか隠そうと、シャポーを目深に被り直す。誰から隠そうというのかも分からなかったけれど。

大工房の建物内部に入り、エレベーターに乗り込もうとしたところで警備に当たっている銃士に呼び止められた。
ランク4の方の冒険者証を見せて、通してもらう。
工房長の部屋の脇を抜けると、、屋上に出る通路のところに、先に来ていたらしいヒロさんがいた。
一緒に出て行ったアオツキさんはどうしたのだろう。
近づいていくと、彼も僕に気がついたようで、顔を上げて手をこちらに振ってみせた。
こちらも手を軽く上げて応える。
「よう」
「無事に戻られて何より、です」
「…そっちこそな。にしても、朝よりさらに顔色悪いな。死の秒読みでも食らってるのか?」
いきなりなんて事を言い出すのか。けれど、当たらずとも遠からず、だった。
そこまで見透かされてしまうほどに自分は弱っているのだと思い知る。
「死神に魅入られてるのは確かです」
自嘲じみた笑みが零れた。
僕はあの子がの加護がなければ、自らの意思で戦いを挑んで死ぬことすら許されない。

109 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:09:00.71 ID:z7V/Lejr
領事館に入ると、すでに他の面々は集合してきていた。
「……なんだ、わざわざ待ち合わせでもしてから来たのか?」
ルーファス殿のそんな言葉に、僕とヒロさんはなんとなく顔を見合わせた。
「いえ…そういう訳ではないのですが……」
「リフトのあたりでな」
一緒に居たら、何か不都合なことでもあったのだろうか。
まぁ…考えても埒のないことだろうけど。そんな事を思いながら、机の上に視線を落とす。
バストゥーク旧港区、天晶堂が所有する倉庫群の地図が広げて置かれていた。
警備が手薄になるであろうポイント、いくつか記された突入地点の候補…等など。
「…いつ、こんなものを?」
どれもが密接に、作戦実行に結びつく情報の数々が書き込まれたそれが意味するものは。
「昨日から、あることはあった。事を起こすのはまだ先だと思って見せてなかっただけだ」
ルーファス殿の言葉に、斜め後ろで椅子が鳴る音。
振り向けば、ヒロさんが目を丸くして腰を浮かせていた。
「…何だ、聞いてなかったのか。今夜、やるぞ」
感情を排した硬い声で、ルーファス殿がそう告げた。
すかさずヒロさんが掴みかかりそうな勢いで反論する。
「冗談だろ!? 作戦はどうするんだよ!?」
「作戦? 虎口に飛び込んで今更ナンセンスだな。俺たちが乗り込んだ時点で、もう罠の中なんだ」
ヒロさんの反論ももっともだった。万全を期すならば、もう少し煮詰める時間が欲しい。

110 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:10:07.78 ID:z7V/Lejr
けれど、奴らがこちらについて正確な情報を掴んでくるまでの猶予を考えると、
そうのんびりとしていられないのも事実。
「とは言え。市民に被害を出せば俺たちや領事の立場が危うい。
だから、陽動も含め炸薬入りの特製カノンシェルを旧港区の湾に打ち込んで、例の時間を止めるのをやってもらう」
その語り口はあくまで静か、けれど吐き捨ててしまいたいような雰囲気の言葉。
ルーファス殿の心中も穏やかではないだろう。
しかしそれ以上に、ルーファス殿とは違う意味で、僕にも大きな懸念が生まれることになった。
「わざわざ、こちらの動きを報せると…?」
あの子が一緒にいたなら、諸手を挙げて…とまでは行かないだろうけれど、
それなりに有効な手段だとして、すんなり賛成できていただろう。
でも、今は…今は正直、まずい。
「時間を、止めてこなかったら?」
ヒロさんも――多分僕とは違うことだろうけど――その声に不安をありありと示して見せた。
「止めてくるさ。それが都合が良い状況だと、少なくともそう思ってるはずだから。
…俺たちと同じで、人目を憚らなきゃならないって事だよ」
そう、時間を止めて、普通のこの世界の人間には知覚できなくなった世界で、
僕たちのことを悠々と片付け、それからいつもと変わらない、平和な朝がまたやってくる。
それが奴らのいつものやり口だった。
いつもと違うのは、マティエール老が、ひいては彼の背後に繋がる奴らの一柱が、
あるいは奴が言っていた「懲罰部隊」とやらが、エルリッド嬢を攫った男とは別の思惑で動いているという事。

111 : ◆MwNTY7GtwI :2007/06/04(月) 22:10:54.25 ID:z7V/Lejr
すいませんここで切ります(´Д`;)ヾ

112 :詠み人知らず:2007/06/04(月) 22:55:07.17 ID:aJX5RTiF
君は私の何がよくて付き合おうと言ったんだい?
 貴方の全てが愛おしいからよ。
君は私の何が好きで何が嫌いなんだい?
 貴方の全てが好きで全てが嫌い。
それは何故だい?
 貴方の事が愛おしすぎるからよ。
なんでそんなに愛おしいと思ってくれるんだい?
 本当に言わなければ駄目ですか?
ああ。言わなければ駄目だ。何か言いたくない理由でもあるのかい?
 いいえ。そんな事は無いわ。
では、教えてくれ。何故そんなに僕を愛おしく思ってくれるんだい?
 それはね…貴方を憎んでいるから。殺してしまいたい程に。
それは恐いな。しかし、どうしてだい?
 貴方は、私の夫となる筈だった人を殺めた。戦争という大きな渦の中で。
何故僕が殺めてしまったと判るんだい?
 だって…彼が教えてくれるんですもの。貴方の背から。私に、ずっと。
君は僕を殺すのかい?
 いいえ。殺さないわ。殺してしまったら彼が居れなくなってしまうもの。
 …でも、逃げれないように足を。何かしないように手を。叫べないように舌を切り取ってあげる。ふふふふふ…

113 :既にその名前は使われています:2007/06/04(月) 23:01:11.14 ID:nODB69Re
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

114 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/04(月) 23:05:03.20 ID:zOQUNEO9
皆様、投下乙でございます。
新スレになってからしばらくたってしまいましたが、投下させていただきます。

前回までのまとめは

http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/Lead%5f161%20%a2%a1zmxSLEadCU%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1

こちらにございます。


115 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/04(月) 23:06:30.53 ID:zOQUNEO9
初出: 1スレ161
PC(仮)名: Lead、リード / 中の人:161 ◆zmxSLEadCU
種族フェイス: エル♂F4A
ジョブ&Lv: 不明 (片手剣、ガンビスンとガリシュズボン)
特記事項:
 ジョブチェンジ不能。クリスタル合成不能。睡眠が無い。
 「マガシキノロイ」をその身に受けている 。
 はじめは記憶喪失だったが、記憶復活。管理者組織の裏切り者と判明。
前スレ(19スレ)のあらすじ:
 バストゥークへ入国したリードたちは、“コウモリのねぐら”亭に偽名で宿をとる。
 リードは鞘を求めて訪れた防具屋で、思わぬ人物と再会する。そして明かされる進行中の大事変。
 一方、宿の残ったメイミィはリアルが消えていく不可解な頭痛に耐えていた・・・。
活動エリア: エルディーム→ジュノ→(ホラ・砂丘・機船航路経由)→ウィンダス→サンドリア→オルデール
       →ラテーヌ→ジュノ上層→バタリア→コンシュタット→グスタベルグ→バストゥーク鉱山区
他キャラとの接触:イッチ、マイウ、ゴイス、サン、レップ、ロック、
            メイミィ、クルス、ユリフィナ、タイガー(正体はルーファス)、アオツキ
独自レギュレーション:
 人間は死んだらそれまで。死んだ者は甦らない。一応、瀕死はレイズで息を吹き返す。
 戦闘やアビリティ、呪文や時間等の描写はあいまい。サーチ機能なし。
 基本はSayとShout。LS会話は通話のみ。視界内にいる者同士でtellができる人間もいる。

116 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/04(月) 23:10:00.72 ID:zOQUNEO9
早朝。
熱いシャワーを浴びた。
足元に散る飛沫の音が、ささくれ立つようで耳障りだ。
赤黒く染み残る汚れを削ぎ落とすかのように、乱暴に身体を洗った。
朝の忙しい時間帯に、わざわざ湯を用意してくれた事に一片の感謝をしつつ、ノブを締めた。
「む・・・?」
身体を拭いている途中で、メイミィが起きたような気がしてカーテンから顔を出してみた。
彼女はまだベッドで寝息を立てている。あちら側を向いているので、顔は見えないが。
どうやら勘違いだったようだ。
彼女が起きていないなら、と俺は下半身にタオルだけ巻いてシャワーコーナーから出た。
胸板は厚く、数えきれない程の古傷が刻まれつつ鍛え上げられた筋骨。
リアルの自分からは考えられないほど、タフな体躯。
髪の毛が首のあたりに張り付いていて、不快感に思わず眉をしかめた。
昨夜、髪留めはどこへやったのだったか・・・。
部屋の中を見回し、鎧戸の隙間から幾筋もの光が差し込んでいるのに目を細める。
あぁ、あった。彼女の枕元だ。
後でいい、と俺は簡単に衣服を羽織って髪を乾かした。
この長い白髪が邪魔なら、なぜ切らないのか。
「―――から」
もう、その理由も遠く、遠く、忘れてしまった。

117 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/04(月) 23:10:53.93 ID:zOQUNEO9
「メイミィ、ほんとうは起きているんじゃないか?」
服を着終わった俺は、何の気なしに、ベッドで眠っている彼女に呼びかけた。
まぁ、ありえないか。
起きる前に朝食と熱い茶を用意して―――。
「・・・えへ。実は」
メイミィは目から上だけのぞかせていた。
頭の上の猫耳が、好奇心にぴくぴくと跳ねている。
「oops」

それから朝食を済ませた俺たちは、旅立ちの用意に取り掛かった。
メイミィの体調はすっかり回復して、頭痛も消えたようだ。
そうだろう、そうでなくては。
俺は内心でひとりごちた。
「ロポッサ卿」
部屋をノックされて、俺が応えると女将が顔を出した。
眉間に皺が増え、面倒事で不愉快極まりない、といったオーラを漂わせている。
「グンバ・・・あー、ガルカの少年が来てまして、たぶんロポッサ卿のことかと思うんですが」
まさか、とハッと思い当たり、俺の片眉が上がってしまった。
「いえね、“リードが泊まってるはずだから会わせて”ってしつこくて。どうします?」
「oops」

118 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :2007/06/04(月) 23:11:55.11 ID:zOQUNEO9
本日の投下は以上でございます。
皆様の物語、続きの投下が楽しみです。

119 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 00:51:37.08 ID:btuoDKSK
投下乙です。
珍しくリードさんがさわやかだ

120 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 03:35:25.09 ID:JGFg2JiA
ほな

121 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 09:00:16.08 ID:HJoje5Y2
あぐる

122 :詠み人知らず:2007/06/05(火) 09:08:22.83 ID:zKf5zYsy
人と人が協調、調和し、親密なコミュニティを形成して相互補完する。
 世界はこんなにも美しい
人が人を貶め、蔑み、自己の保身と満足と快感の為に人を蔑ろにする。
 世界はこんなんも醜い
何も無かった所に人が来て、協力し合い文化を構築する。
 世界はこんなにも力強い
栄華を極めた文明も、たった1つの事象で簡単に滅びの道へ進む。
 世界はこんなにも儚い
世界は多面性を持ち、ある者には1面だけ、ある者には全てが見えている。
 世界はこんなにも理不尽
力或る者は驕り、身の程を弁えずに周囲に害悪を撒き散らす。
 世界はこんなにも汚い
貴方は、こんなにも薄汚れてしまった世界に何を望む?
 世界は人を必要としていない
人と世界、主導権があるのはどちらだろう?
 そんなモノは初めから存在しない
世界は何もせず、ただ己の上で起こる事象に身を任せる。
 人は自ら行動し事象を創り出す

棲めば都。こんな世界でも私が生きているのはこの世界。汚れた世界の中で瞬く刹那の光。

123 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 11:46:35.55 ID:F5YPO5H2
age

124 :既にその名前は使われています :2007/06/05(火) 13:26:15.06 ID:2/FIHHY/
疲れて死んでる間に一杯キテル9

読む時間【くれませんか?】

125 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 16:26:18.41 ID:R34cLtLE
時間は待ってはくれない

にぎりしてめても ひらいたと同時に離れていく

126 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 18:08:38.57 ID:coIgLsp9
そんな冷たいなぁw

127 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 18:09:47.94 ID:ei8MiAfL
【スタン】──→【時間】

よし今だ、読め!

128 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 19:53:05.52 ID:coIgLsp9
家に帰ったら投下できるといいな

129 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 20:16:01.11 ID:GFNjzR7d
時間停止保守るよ!

130 :既にその名前は使われています:2007/06/05(火) 22:17:14.22 ID:GFNjzR7d
保守るよ!

131 :既にその名前は使われています :2007/06/05(火) 23:24:39.91 ID:2/FIHHY/
何とか読めたので保守

132 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/05(火) 23:33:13.17 ID:F5YPO5H2
投下&保守お疲れ様です。

昨日の続きいきます〜

133 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/05(火) 23:33:59.85 ID:F5YPO5H2
(415)
漕ぎ手に答えて船が前に進もうとしたときに、リンクパールからマルトの細い声が聞こえてきた。
「ヒロ様に殴られました…」
俺は力強く押そうとした竿を慌てて止めて、たたらを踏むような格好になってしまった。
ちらっと目が合った爺さんは、目を細めてニヤついている。
その視線に首を振って、リンクパールに向けて、最悪だ、とだけ呟いた。

ヒロがそういう方法を取るというのは少し以外だった。それだけに怒る気にもならない。
しかし女に手を上げるのは少しばかりいただけない方法だ。
「だーうるせー! 何とかしろって言ったろ、信じろ! ダメだったら全裸でバスからウィンダスまで泳いでやるよ!」
別にそんな事をして欲しい訳ではなく、今そこで何とかしろという意味を分かっているかどうか。
まぁ、ヒロなりの覚悟の仕方なのだろうが。

しばらくして状況が落ち着いてきたらしい事が、リンクパール越しに聞こえる会話で分かった。
また、爺さんが目に当てていた望遠鏡を仕舞い込んで両手の掌を合わせるような格好をしている。
「念仏には早いぜ?」
俺がそう言うと、まぁ見ていろ、とでも言うように一瞬だけこちらに視線をよこした。

134 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/05(火) 23:34:57.10 ID:F5YPO5H2
(416)
ゴルゴだかガンダムだか、よくわからない会話がマルトとヒロの間で交わされているのが聞こえた。
大した余裕だ。むしろその不謹慎さが怖いくらいだ。

俺は再び竿を強く握って、漕ぎ出す準備を始める。
爺さんは相変わらず念仏ポーズのまま、動く様子も無い。
そのポーズが何を意味しているのかは分からないが、ここに来るまでの会話から考えるならば、
赤い鎧がやっていた時間を止めるのを爺さんが今ここでやると言うことなのだろう。
多少引っかかる部分もあるが、今はそれができるのに越した事はない。


やがて、リンクパールから轟音が響く。ほぼ同時に、マルトとヒロがいるはずの場所がチラッと光る。

光が収まるまで、恐らく1秒とかからなかっただろう。
そんな間だったが、着弾するのではないかと言うくらい、俺には長く感じられた。
背筋に冷たい汗が浮かんでくるような感覚に襲われそうになった頃、爺さんが前で合わせていた掌を少しだけ開いたように見えた。

135 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/05(火) 23:36:10.06 ID:F5YPO5H2
(417)
瞬間、周りの空気が集まり始めた。俺にではなく、船の舳先に腰をかがめている爺さんに向けて、だ。
実際に空気が集まって風が吹いているのではない。だが、何かが小さな船の上にいる爺さんに向けて集まり始めている。
そして、弾けるようにして収縮していた何かが一気に外側へと広がった。

実際の時間にしてみると、その全てを含めても1秒にすら満たない時間だったようにも思える。
辺りは全くの静寂に包まれ、ただ船が海のうねりで軋む音だけが聞こえていた。
「では、参りましょう」
静かに、そして何事も無かったように、爺さんが呟いた。それに答えて、無言で船を漕ぎ出す。

実際に弾丸が止まっているかどうかは暗くて確認できない。
しかし、炸薬入りの弾丸が着弾すればこの静けさはありえない。
ついでに言えば俺は、この感覚を既に何度か経験している。

1つ分かったのは、これは時間を止めている訳ではないようだ、と言う事だ。
海にはうねりがある。そして船の速度を上げると頬に風も感じる。
しかし、それ以外は1つの物音もしなければ、軍港を横切っている小船に対して何の反応も無い。
こんな場合、俺はもっとうろたえるべきなんだろう。そうならない自分自身が、その事を完全に受け入れてしまっているように思え、少し複雑な気分になった。

136 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/05(火) 23:37:44.10 ID:F5YPO5H2
本日は以上です。

137 :256_Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:45:25.53 ID:btuoDKSK
皆様投下&保守大変乙です&ありがとうございます。

前回のお話は>>105-110、その前は>>30-37になっております〜

まるで蜃気楼のように、追いかけても追いかけても引き離されますw

138 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:45:54.59 ID:btuoDKSK
そこからは実際の作戦内容の伝達になった。正直、不確定な要素に頼る比重が大きいけれど、
この人数と、この時間でこなせる事としては、こんなものか、とも思う。
「予測できない事が、必ず起こる。それは俺たちにとってもそうだし、黒髪の赤鎧にしても同じ事だ」
おおよそ全てを伝え終えて、最後にルーファス殿はそう締めくくった。
内心、もう笑うしかない、と僕は思った。
笑いながら勝とうぜ、遠い昔か或いは明日か、誰かがいつかどこかで、僕に語った言葉だった。

「そういえば、アオツキは?」
ふとヒロさんがそんな事をつぶやき、僕も我に返った。
「……お前、一緒じゃなかったのか?」
ルーファス殿に逆にそう聞き返され、しまった、という顔になるヒロさん。
「知らねぇよ、あんな奴」
ルーファス殿に睨むような目で見つめられ、ヒロさんはその視線から逃げるように顔を背けながら、
そんな風に拗ねたような口を利いた。
「目ぇ離すなっつったろうが!」
無責任といえば無責任なその発言に、彼は激昂し机を叩く。
そこでマルトさんが、恐る恐る、といった風情で口を開いた。
「あの…アオツキさんなら、大工房までは私と一緒に来ましたが……
大統領府が見えたあたりで、お知り合いの方に声をかけられて先に行くように言われたもので…」
その言葉を受けたように、ルーファス殿が視線を巡らせる。

139 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:46:48.09 ID:btuoDKSK
「じゃあ、とりあえず近くまでは来てるんだな?」
「はい、それは間違いありませんが…」
マルトさんの言葉に、一同がふむ、と考え込む。そこでラディールさんがはっ、と顔を上げた。
「ちょっと見てくる! 近くで呼び止められたのにヒロもフルキフェルも見てないなんて、おかしいわよ!」
そうまくし立て、領事館の玄関へと駆け出していく。
それを座ったまま見送るヒロさんが、またぽつりとつぶやいた。
「…いいじゃねぇか、来ないなら来ないで。どうせ邪魔になるだけだ」
「お前は黙ってろ」
ルーファス殿はそれだけ言い残し、ラディールさんの後を追って領事館を出て行ってしまう。
その後姿を見送ったヒロさんが、参ったな、とちいさく零す。
マルトさんが気遣わしげな視線を彼に投げかけたが、とりあおうとはしなかった。

ややしてから、領事館の扉が開く音がして、アオツキさんが入ってきた。
その後ろに、ルーファス殿とラディールさんが続いてくる。
彼女のためにもう一度作戦の説明がなされようとするのを眺めてから、僕は瞑目した。
考えようによっては、これでよかったのかも知れない。
明日明後日の作戦開始ならともかく、これで仮に一週間後の決行なんてことになっていたら、
僕はその日まで理性的な人間でいられるかどうか、ちょっと自信がない。
奴は作戦開始の時まで、と言った以上、それがたとえ何日後でも引き伸ばしてきただろうから。
無論そんな長期間あの子を奴の手元に置いといて、無事でいられる保障もない。

140 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:48:01.66 ID:btuoDKSK
そんな事をつらつらと考えていたところ、きっぱりとした声に思考が現世へと引き戻された。
「あなた達だけで何でもできる気になって、他の事に目を向けない。同じですよね」
顔を上げると、ヒロさんとルーファス殿の二人がなんだか気まずそうにしていた。
どうやら、彼女は本気でこの件に絡む事にしてしまったらしい。
二人がそんな彼女に対し答えあぐねていると、今度は先ほどよりも荒々しい音を立てて扉が開いた。
カツカツと靴音を立てて、部屋へと踏み込んでくるのは、パレーデ領事。
「紋章、何処に仕舞った?」
ある意味、凄絶な表情だった。
マティエール老が慌てて、机の中から木箱を取り出し、領事に手渡す。
それを受け取りながら、領事の怨嗟に満ちた愚痴が始まった。
これは、嵐が過ぎ去るまで、何も耳に入れない方がよさそうだ…聞いているだけで、ちょっと、きつい。
そういうことで、愚痴を聞く役目は完全に前衛であるところのルーファス殿とマティエールにお任せして、
貝となる事に徹する事にした。すみません、ルーファス殿。

地の底深くにある流れに自身を沿わせ、薄く広く、引き延ばしていく。
こんなことができるようになったのは、一体いつの頃からだったろう。
コンシュタットへと向かう流れのあちらこちらに突き立つ楔のような気配の数が、一つ減っていた。
それからあの子の気配は、といえば、陰も形もなくなっていた。
消えたのは奴だけか。
他の連中のうち、どれがマティエール老に繋がる奴なのかは、残念ながら僕には知る由もない。

141 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:48:53.76 ID:btuoDKSK
だからといって、僕が見ているこれをつぶさに説明して、「どれですか」等と伺いを立てるのは愚の極み。
そもそも、来る時は一瞬のうちにこの国まで転移してくるものだろうから、
こうして流れを覗くのも、ある意味無駄という物かも知れない。
「さてはて…あの気風はまったく相変わらずでございますな」
突如マティエール老のそんな疲れたような声が耳に飛び込んできて、慌てて頭を上げた。
パレーデ領事はすでに部屋を退出していたようだった。
「年食ってヒスも入ってそうなだけに、もうあの人は嫁に行けないんだろうな…」
玄関の方にその後ろ姿を見送ったであろうルーファス殿も、やれやれ、といった表情をしていた。
それから、改めて僕やヒロさん達のいるこちら側を振り返る。
「あー、それでだな。とりあえず、俺たちで何でもできると思ってるってのは誤解だ。そんなわきゃない」
努めて明るい調子の声。アオツキさんが少し首を傾げる。
「俺たちは、というか俺はスジを通しに行くだけなんだよ。だから出来る出来ないじゃなく、やる」
かつては僕も、一人でそうしようとした。けれど、結果から言えば何も出来なかった。
彼らにはどうか、そんな惨めな思いはさせたくない、そう思う。
「いきなり襲われて訳の分からん理屈で殺されかけた挙げ句、妹さらわれたんだ。
落とし前つけてもらわない事にはスジが通らねぇ」
「でも、それが天晶堂の仕業だと決まったわけじゃ…」
口を挟もうとしたアオツキさんに、ルーファス殿は首を横に振ってみせる。
「俺が的に掛けてるのは天晶堂じゃなく、そこに潜り込んだ一人の男だ」

142 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:49:37.27 ID:btuoDKSK
思えば、僕たちと奴ら、考え方も何もかも相容れないものでありながら、
関係ない人は巻き込まない、そういう方針については一致するって、なんだか不思議だ。
「本来ならな、そもそもこんな世界で来訪者なんて呼ばれてること自体に文句を言いたいところだが、
そんな奴がいるとしたら神様とかそんなレベルの話になっちまう」
ルーファス殿はそういうものの、実際この世界にやってきた向こう側の人間は、
ほとんどが"招かれている"のだから仕方がない。
「…で、奴が言うには、この世界じゃ『神は死んだ』んだそうだ。
だったら、神の代行者と名乗ったそいつにその落とし前をつけてもらうのも悪くないだろ?」
そこまで語って、ルーファス殿はアオツキさんに微笑んで見せた。
まぁ、アオツキさんの方はいまいちピンと来ていない様子だったけれど。
それにしてもひどいな、その赤鎧は。女神アルタナを一体なんだと思ってるのだろうかそいつは。
「…でも、それはある意味とばっちりみたいなものよね…?」
ラディールさんがおずおずと突っ込みを入れる。
一応決めたつもりだったらしいルーファス殿は、ちょっと盛り下がったような顔になった。
「ま、まぁそうだが…。それでも人の妹連れ去ったんだ、この一事のみでも高くつくって教えてやらないとな」
それでもこういう所が、ルーファスという人物の強さだと、そう思う。

それからは作戦遂行に当たって、突入地点と任務ごとにチーム分けとその打ち合わせだとか、
大まかだった作戦の辻褄あわせみたいな事が行われた。

143 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:50:51.55 ID:btuoDKSK
けれど元々が、それほど細かい計画というわけでもないので、それもあらかた済んでしまうと、
領事館内にふと、沈黙が満ちた。
ちょっとした居心地の悪さを感じた、その隙間を埋めるように、アオツキさんが口を開く。
「……あなたは、リアルから来たんですよね?」
かけられたその言葉にルーファス殿はちらりとだけ視線をよこし、
それから何の返事もせずに領事の机の下を覗き込んだ。
無視された、と思ったのだろう、彼女の口調が少し強くなる。
「…どうなんですか?」
「そうだよ、だが今ここではルーファスという人間でそれ以上でもそれ以下でもないし、それで精一杯だ」
やっとそれだけ答えて口をまた噤んでしまうルーファス殿。
彼女も諦めたように、それ以上の追及はしなかった。

それにしても、考えてみれば不思議な話だ。
僕からすればこの世界が現実であり、あの子やヒロさんや、交じり合う前のルーファス殿がいた世界の方こそ、
あやふやな夢の中の世界でしかない。僕の認識のなかでは、二つの世界は等価なのだ。
むしろ向こう側には、この世界を忠実に再現した物語があるらしいというのに、
こちら側にはなにもない、というのが不公平だとすら思う。
まぁ、向こう側と縁のない僕の知り合いにこんな話をしてもきっと不思議な顔をされるだけだったろうし、
向こう側から来た人にはそもそもこんな話をしたことがないので、
向こう側と混ざったわけでもないのにこんな認識を持っているのは、きっと僕だけなのだろう。

144 :Furcifer ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:51:59.69 ID:btuoDKSK
窓の外を見ると、すでに日は落ち、街灯のあえかな明かりがちらほらと灯っているのが見えた。
ヒロさんとルーファス殿が、なにやらアオツキさんの処遇について揉めているようだった。
あそこまで言わせておいて、最後は蚊帳の外にまで追いやろうというのか。
二人のやりとりが半ば口論にまでなりかける様を、僕は何の感慨も抱けぬままに聞いていた。
ラディールさんがアオツキさんを領事館から連れ出して行き、
マルトさんがヒロさんに何事かを囁いて、身を翻し領事館を出て行ってしまったあと、
ヒロさんもそれを追いかけるように領事館から出て行った。
僕は彼女に、戻ってきてこの国で死んでほしいなどと思っているのだろうか。
それとも、ジュノに逃げ延びて、そこで緩やかに消えていくのがいいとでも?
…どちらも、ごめんだ。
確かに命は繋いでくれたかも知れない、けれど、思想まで縛ろうとするのはやめてくれ。
「…おーい、フルキフェル!」
傍に寄られているのに気がつかなかった。突然真横から大声で呼ばれて、思わず肩が跳ねる。
「あぁ…すみません。話は聞いていたのですが少し別のことを考えていたもので…」
そう答えると、ルーファス殿は肩を竦めてみせた。
「今更な話なんだが、お前…俺に付いて来て大丈夫なのか?」
本当に今更な話だ。一瞬はそう思ったけれど、その問いの意図に気がつくと、
なんだかひどく辛い気分になった。
あの子はルーファス殿、貴方に対して純粋な好意から、貴方を助けたいと申し出た。
けれど、僕は。

145 : ◆MwNTY7GtwI :2007/06/05(火) 23:54:16.39 ID:btuoDKSK
ここまでで切ります。
基本的には同じ場面を別視点から、がずーっと続いてるので、退屈に思われてるような気がしなくもなく。

ああ、同場面を別視点といえば、あそこを大幅に加筆訂正したい気分に駆られているところです。
あそこってどこさ。

それでは、わっふるわっふる。

146 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 00:24:48.85 ID:GdwGXdZd
メインメンバー来た! これでかつる!

147 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 00:25:19.34 ID:1vVoFWT0
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

148 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 02:29:33.69 ID:Igy+kTcJ
とりあえずage

149 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 06:44:39.59 ID:3dS04Dy6
Ver.upあげ

150 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 11:15:21.62 ID:o6cQx9BI
間もなくクライマックスフェイズのサンドリアチームinバスにwktkし、
リードさんの朝チュンに思わず「チッ」っと舌打ちが零れるそんなお昼前。

ホシュルたんにはいつトリップが付くのだろうか〜

殺伐とした管理者関係とは関わりを持たない人たちのお話も楽しみです。
Ver.up騒ぎが落ち着くまでは保守保守かのう。

151 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 12:18:12.48 ID:Do/3JZ7b
経験上こまめに保守るよ!

152 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 14:28:07.28 ID:Do/3JZ7b
ほしゅーほしゅー

153 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 18:09:44.34 ID:GdwGXdZd
>>150
ホシュルはトリをつけないようです。
しかし最近メモ書きでもいいからプロットもどき立てないと書けなくなってきたようです

ということで保守るよ!

154 :Kiesel ◆nu123wJPbk :2007/06/06(水) 20:05:49.93 ID:3VSVw2LY
生還してきたので保守話をまとめてきました。意外と量があって疲れました。
そんなわけで今回は保守をかねてテンプレのみ投下で。


初出:指定避難場所123
PC(仮)名:キーゼル(Kiesel)/中の人:Kiesel◆nu123wJPbk
種族フェイス:ヒュム♂F4金
ジョブ&Lv:自称戦士。なのになぜか赤になってました。サポ不明。
特記事項:中の人は知識も技能も村人A。小さい。クリスタル合成・魔法の使用が不可能。
活動エリア:サンドリア→コンシュ→バス
前スレまでのあらすじ:
一息ついたのも束の間新たな問題が発生して、どうする俺!?なきーさん。
一方、まったく無関係のはずのカイに、ウィンダスからの使者が訪れ帰国を促す。
わけも分からないまま彼らを拒むカイの前に現れた、黒衣の男たち。
新しいミスラさんも増えて、なんだか色気が増えたような気がします。増えたのかな。
他キャラとの接触:なし
独自レギュレーション:ヴァナに順応した来訪者による、新規の来訪者のサポートを行う機関がある。
来訪者を狙う組織らしいものが存在する。何らかの方法で、リアルとヴァナをつなげることが目的のようだ。
まとめ:http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/Kiesel%20%a2%a1nu123wJPbk%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1

155 :Kiesel ◆nu123wJPbk :2007/06/06(水) 20:19:13.75 ID:3VSVw2LY
気付いたけど話そこで終わってないよね。
もうちょっと進んでたよね。
まぁいいか。とか思っちゃダメですか・・・

156 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 21:49:34.55 ID:bbYHmhBG
気が向いた時に、必要だったら追加する位でいいと思いますよー

157 :既にその名前は使われています:2007/06/06(水) 23:50:02.63 ID:GdwGXdZd
ネタがあるのに書く時間がなかった保守るよ!

158 :既にその名前は使われています :2007/06/06(水) 23:51:35.06 ID:mv9NBUra
書き手さん戻って来て欲しいage

159 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 01:27:58.04 ID:9xJAliqz
 「ゴート!おま、寝てる奴起こすのにベッドごとぶち抜く奴があるかー!」
 「ご、ごめんって!ちょっと飛び乗った位で底抜けるなんて思わなかったんd」
 酒場「保守」の朝は一日のうちで一番賑やかになる。二階より上の部屋がこのリン
クシェルの共同住まいになっている為、今騒いでいるような騒がしい連中がこぞって
朝食をとるからだ。
 「二人とも、夜勤の人はまだ寝てるんだぞ。静かにしないか。」
 こうやってリンクシェルメンバーのヒュームの女性に窘められるのも日常のうち。
 渋々と席につくと、すぐにまた騒がしくなる。この連中に静かにしろというのが土
台無理な話なのだ。
 「おはよう御座います、先輩また何かしでかしたんですか?」
 来客を知らせるベルと共に古めかしい扉が開き、買出しから戻ってきたらしい紅の
キモノ装備を着こんだ男と、とんがり帽子のミスラが首を傾けてヘッドロックされた
男を見やる。
 ちなみに先輩、とは言っても実際に先輩後輩の間柄というワケではない。ゴートと
呼ばれた男がリンクシェルで誰よりも早く忍者としての道を歩んだ為である。この男
腕や向上心は確かなのだが所謂トラブルメーカーという奴で、しばしば小さな事件を
巻き起こして居た。
 「いやー冒険者端末いじってたらスクリーンショット見つけちゃってさ、いで、い
ででで。懐かしくて皆で見ようと思ったらカナメ寝てるじゃん?いっちょ起こしてや
ろうと思ったらベッドが底抜けいだーーーーー!ちょ、マジ許してー!」

160 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 01:28:49.68 ID:9xJAliqz
 エルヴァーンの暗黒騎士の怪力で容赦なく締め上げられ、ギブアップとテーブルを
叩く。無造作にぽい、と投げ捨てると「ぽん」という間の抜けた音と共に男はぐしゃ
ぐしゃになった紙兵になった。
 「んで、ここの画面でここ押すと見れるー。」
 テーブルの下から何事も無かったかのように男が顔を出し、端末の画面を指差す。
 端末に映っていた冒険者達は、皆画面越しの姿よりも何倍も鮮やかに・・・笑んで
いた。自分達がこちらに来る前から、この体はここで生きていたのだ。
 本来の持ち主の為にも、自分達は元の世界へと還らねばならない。
 「懐かしいな・・・ユイさんがまだ引退してなかった頃か」
 紅のキモノ系装備の男が、写真の隅にひっそりと立っている白と赤に彩られたチュ
ニック姿の男を指差した。リンクシェルメンバーではなかったが、紅のキモノ系装備
の男に引きずられてイベントに参加する事があった。
 最後に会ったのも、もう二年も前の事になる。覚えている事と言えば、タルタルを
追い掛け回しているか、辺境からの蘇生やテレポ依頼に奔走している姿。
 ―――そして、「今まで遊んでくれて有難う」と言い残して消えていった背中。
 「礼を言うのは引きずり回したこっちの方だ・・・どこまでもお人よしな奴め」

 「―――っくしゅ」
 「あれ、柴田さん風邪ですか?」
 「なのかなー・・・」

161 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 01:31:23.15 ID:9xJAliqz
 別に体の具合が悪いわけじゃないのにおかしいな、と首を捻りながらデスクに向き
直り、半分程埋まった「アルタナの新兵」と銘打たれた企画書に突っ伏して唸りだす。
 (今までの追加ディスクは元の世界そのままだけど、今回のはそうはいかないよなー
・・・さすがに大戦中の事何て小さすぎて覚えてないよ・・・ううう)
 
 ・・・く・、・・来・・・

 「唸ってても仕方ないし、ちょっとコーヒー煎れて来ます」
 「あ、ついでに私のもお願いします。」
 「ほい」
 俺も、私もと挙がる声を数え、壁際に置かれたコーヒーメーカーへと足を向ける。

 『早く、来て・・・』

 その背中に少女の声はまだ、届かない。           ==ここまで==

 朝起きたら自キャラになってた事と、↑の人の就職先以外殆どノンフィクションな
ので、そろそろ特定できてしまいそうな気が致します。
 書き手様の投下を夢見てほすほす

162 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 06:47:21.94 ID:SXa0Zx7B
招かれちゃうのか

163 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 10:11:38.16 ID:2pNY2bfq
来訪者さんたちが
実はリアルでつながってた
とかだったりすると面白いとおもいます!

前、そんなのなかったっけ

164 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 10:39:17.03 ID:URC1hKAx
>>163
緑茶さんだな

165 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 11:34:36.23 ID:2pNY2bfq

ありがとぃ読んでみる

166 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 14:17:12.30 ID:SXa0Zx7B
ビシージに気を取られて落とすとこだった…

167 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 17:19:00.05 ID:NiSXzVq6
柴田という単語だけで、柴田亜美が来訪者になってヴァナを面白可笑しくかつ怪しく暴力的にレポートする話を期待してしまった…

168 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 19:06:41.57 ID:UFjUZqCl
全力でエル♂追いかけて赤鎧にとっつかまり、しかし煩悩というか欲望の力とメガドラで逃げきるところまでは想像できた。
締め切りから逃げるのと赤鎧から逃げるのと、どっちがいいんだろうか。

169 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 19:07:44.57 ID:rtJ1WRg8
締め切り→死ぬ
赤鎧→洗脳

どっちもやだね

170 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 19:57:13.33 ID:lEcKBZXJ
その話に赤鎧はいらんだろ常識で考えて・・・

兜を脱いだら全員□eのビッグネームで、色々と暴露話をしてくれるとかだったらアリかもw

171 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 22:01:09.71 ID:9xJAliqz
柴田からこれだけ話が広がった事に脱帽wwww

172 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 22:50:54.99 ID:IpFUNG2W
赤鎧が生み出した奇跡のモンスター
エルヴァーンの美貌と力強さ、モルボルの手数を持つ口臭が悩みの好青年!

173 :既にその名前は使われています:2007/06/07(木) 23:20:14.75 ID:rtJ1WRg8
というよりオーディンにしてアルファにしてオメガにしてボスにして(多分)世界にして
プロデューサである彼ならやりかねないね

ダルメルの頭にゴブリンの頭くっ付けたり・・・

174 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 01:03:30.36 ID:uTLm5Hi7
     今でないとき。
     ここでない場所。
     この物語は、ひとつのパラレルワールドを舞台にしているかもしれない。
     そのファンタジーゾーンでは、アドベンチャラーたちが、
     それぞれに生き、さまざまな冒険談を生み出している、はず、たぶん。

    ゆうしゃwカナメ:ふわ〜・・・はよー・・・って何この名前!
             オレどうなっちゃってんの!?
     ゆうしゃw朱雀:おはよー、ゆうしゃwカナきゅん。
 ゆうしゃwクィンテッド:朝起きたら自キャラ、ならぬゆうしゃwになっていたという奴だな。
    ゆうしゃwカナメ:しかも全員ゆうしゃwかよ!
             バランス悪いパーティだなおい!
     ゆうしゃw朱雀:それで、はいこれカナきゅんの武器ね
    ゆうしゃwカナメ:サンキュ・・・ってマホガニー原木かよ!武器ですらねぇよ!
             何、最近のゆうしゃwは鈍器が流行なの?ねぇ?!
             てか、この「なかよし」って銘何なんだよ!意味深でこえぇよ!目反らすなよ!!

   ―――――――===Area Hall of the gods===――――――――

 ちゃらららーちゃらららーちゃらららーちゃららららら、ちゃっちゃーちゃらららーちゃららららら♪

175 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 01:04:04.61 ID:uTLm5Hi7

     ゆうしゃw朱雀:覚悟しなサイ、まおうw田中Pー!
    ゆうしゃwカナメ:え!もうラストなの!?ちょ、ストーリーとかなんかないの!?
     まおうw田中P:よく来たなゆうしゃw共!ここで朽ち果てるがいい!!
    ゆうしゃwカナメ:聞いてますかもしもーし
     まおうw田中P:行くぞ!存在を転送する究極呪文「オワニモ」ー!
    ゆうしゃwカナメ:ゲームがTigeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

 「ー――という夢を見た。」
 漆黒の鎧の男は最後にそう締めくくった。
 少しだけ伺うような表情をしているのは、話の内容が酷く突飛である自覚があるからだ。
 「そうか。でもな、それは夢じゃないぞ」
 語られる突飛な夢を辛抱強く聞いていた紅のキモノ装備の男が、懐から一切れの木片を取り出し
 「はい、カナメの武器」
 「そういうオチかよおおおおおおお」
 
 「なかよし」の代わりに「保守」と銘打たれたナーガン分解の成れの果てのマホガニー原木を手に
泣き崩れるエルヴァーンの男が不審者として通報されたのはまた別のお話。
                                   ==ここまで==
 原点回帰のつもりが何でこんな事に。

176 :既にその名前は使われています :2007/06/08(金) 01:21:29.08 ID:frLwOs87
寝る前にあげとくー

177 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 05:07:58.25 ID:Eck/REQn
おはようage

178 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 10:58:15.67 ID:IEmPUFKP
MOOのサ●ン様コスプレも大概だったけど
田中Pにルザフのコスプレとかされたらもっとイヤだろうなぁ

179 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 13:44:00.59 ID:IEmPUFKP
軽く保守

180 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 16:14:08.18 ID:18IGZu5L
>>84 続き・・・
色が蘇っていく。シロクロの世界からカラフルな世界へ。とは言ってもそこまでカラフルではないが。
夜中になったのか人は誰もいない。俺たちは振り返って自分達のモグハウスを見る。
モーグリが直してくれたのだろう、既に新しいドアが取り付いている。早い対応に感謝しておく。
「うぃーっす、ただいまー」
俺がドアを開けて先に入る。玄関が多少汚れているが気にしないでおく。やったのは俺だしね。
「くぽっ! どこ行ってたくぽ!」
おかえりの言葉の代わりにお叱りの言葉が飛んでくる。どうやらモーグリは怒っているようだ。
「ちょっと時空の隙間に行ってきただけよー」
続いて入ってきたプリンが説明する。実に不親切な説明をモーグリは理解したのかしてないのか、溜息一つして
ヤカンに水を入れ始めた。それだけではよくわからない俺は彼女に質問する。
「時空の隙間ってどういうことなんだ?」
「あー、あれは時空魔法よ」
聞きなれない単語だ。彼女は理解して当然と思っているのかそれしか説明せず自分の席に着く。
「時空魔法? そんなもの聞いたことないぞ」
「時魔法ってのは知ってるでしょ?」
記憶の海から情報を引き出す。どこかで聞いた覚えはあるような気がするけどな。
俺は自分の席に着いたところで思い出した。
「時魔法って・・・ファイナルファンタジータクティクスに出てきたあれか?」
「まぁ、タクティクスに限らないけどあれよ。もしかしてあなたこの世界にジョブが18しかないって勘違いしてない?」

181 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 16:15:17.22 ID:iwjLlYmg
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

182 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 17:44:42.41 ID:2YVXYUBJ
朝起きようと思ったら寝る前に既に朝だった

183 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 18:56:28.91 ID:2YVXYUBJ
スレ違いサマソ
ブロントさんて、ヒュム♂F4金のいわゆる内藤フェイスであってる?

184 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 18:59:33.95 ID:l8XTqpyb
キーワード【 酒保 マネキン モグハウス 領事館 投下 物語 ミスラ 】



age

185 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 19:00:59.03 ID:18IGZu5L
>>183
どうでしょうね。ブロントスレがあればそこに聞くのがはやいと思いますが

186 :女神の見る夢1/4:2007/06/08(金) 20:33:33.27 ID:uTLm5Hi7
 ※16&20改>>160と同じ人なので少しだけお話が続いています。PMネタバレ注意。
 
 きっかけは行きつけの飲み屋「保守」での些細な一言だった。
 『店長から聞きましたよ。お客さん、「FF11」やってたんですって?何か変わっ
た事とかありませんでした?』
 やってたを通り越して、それの基になった世界の住人なのだけれど。
 それにしても変わった事、とはどういう事か。最近流行のゲーム内恋愛とかなら
残念ながら無かったよ、と答えると年若いその店員は笑って
 『いやいや、ほら噂になってるじゃないですか。
 ―――「FF11」をやるとゲームに取り込まれて殺されるって』

 おれは元はヴァナ・ディールに生まれ、暮らしていたごくごく平凡な男だった。
 別に頭がおかしいわけじゃない、おれの住んでいた世界は剣と魔法があるのが当た
り前で、逆に戦いが無い国が存在するという事が信じられないくらいだ。
 ある日突然この世界に放り出され、元の世界で得ていた物の全てを失ったけど、冒
険者であるがゆえに死と隣り合わせだったあの頃に比べれば、ここでの暮らしは凄く
幸せなものだったと思う。仕事も不自由なく出来るようになったし、何より仕事の中
で故郷と似た場所に触れられ、沢山の仲間が出来た。
 なのに


187 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 20:34:04.78 ID:uTLm5Hi7
 プレイステーションが凄まじい量のダウンロードを繰り返す音が、静かな部屋に響
く。自分が辞めてからこれだけの時が経ったのだと思い知らされて苦笑した。
 (それにしても、オールインワンパックのレジストレーションコード取っておいて
良かった・・・今からじゃゲームショップなんて開いてないし。)
 偶然に感謝しながら、ダウンロードが完了するまであの店員に教えてもらったスレ
ッドに一通り目を通す。それで分かった事は、今の「ヴァナ・ディール」は自分達が
思い描いてた世界から大きく反れているという事。故郷に似せただけのゲームは、もは
や一つの「世界」になっていた。
 一気に読んで強張ってしまった眉間を揉み解し、想像していた最悪の事態にはなっ
ていない事に、安堵のため息をつく。亡くなってしまった方は確かに居るのに不謹慎
だと思うけど、ひょっとしたらもう誰も生きていないのではないかと思っていたから。
 一先ず仕入れた情報を頭の中で整理しつつ、漸くバージョンアップが終了したプレイ
ステーションを次の画面に進めていった。
 (引退してからもう一年以上経過してる。昔のデータには頼れない。)
 新規作成の画面に進もうとした所で、ふと手が止まった。
 キャラクター欄に見慣れない・・・ぱっと見はヒュームの子供のNPCに似ているが
黒髪にやや凛々しい顔立ちという仕様外のグラフィックの少女キャラクターが居る事に
気が付いたからだ。頭上に表示されている名前は・・・−Karyn−・・・?
 
 「ずっと待ってた、貴方が来てくれるのを」       ==ここまで==

188 :既にその名前は使われています:2007/06/08(金) 23:27:11.59 ID:1q96e+Tg
!

189 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 01:53:25.53 ID:iQchQUjB
週末の投下期待age

190 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 03:42:16.06 ID:DSJoScmD
砂混じりの風で痛めた喉に、冷たい飲み物が心地よい。
「・・・アイランか」
「乳酸菌は体にいいんだぞ」
まじめな顔で言う黒髪の兄弟に、彼はがっくりとうなだれる。
こう暑いとビールの一杯でも、と思ったが、仮にも任務中である。必要でない限りは飲酒は控えたかった。
「・・・それにしても、本当にここでトリオン王子を見かけたって?」
「噂だが。何でも、派手な金色の鎧を身につけ、傭兵会社で騒いでいた姿を目撃したらしい」
「・・・アトルガンくんだりまで来て、何やってんだ・・・」
言いながら書類にサインをする。
「お前もな」
「うっさい」
ミルクをたっぷり入れたコーヒーに口を付け、新しく取りあげた書類の内容を確かめサインを記す。
「『要保守事項』、と。さっさと終わらせて、観光でもして帰るか・・・」
「それなら、ビシージに参加したいな。楽しそうだ」
「へいへい」
言った直後。
「ど派手な金色の傭兵ッ!!貴様、俺の邪魔をするな!!」
「むぅっ、私が何をしたというのだ将軍!!私はただ、よくさらわれる貴公の護衛をだな!!」
「知ったことか!!俺の後にぴったり付いてくるな、畜生ッ!!」
聞こえてきた怒声のやりとりに、ふたりの騎士は黙ってカップに口を付けた。

191 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 09:19:50.66 ID:2lDFPVWd
あんなのに付きまとわれたら炎の人でも暑苦しくてかなわんでしょうね。

192 :既にその名前は使われています :2007/06/09(土) 13:11:46.34 ID:7h8LlbHf
昼休みage

193 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 13:21:00.55 ID:ng3hcrrb
勃起きたら自キャラになってた  に見えた

どんな、戦隊エロゲだよ て思った昼休み・・・・・

194 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 16:37:38.21 ID:iQchQUjB
ビシージ五将軍は戦隊モノの貫禄あるね。
なぜかお笑いっぽくなりそうな気がしなくも無いが。

将軍戦隊アトルガン・・・とか、そんな保守。

195 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 18:41:48.87 ID:mL1MDftl
>>180 続き・・・
思わず身を乗り出す。
「ほかにもあるのか? ジョブが」
「当然よ。風水士、時魔道師、学者・・・。あなたが知らないだけでしょ」
「なんで解放されてないんだよ」
「まだ、ってことでしょ」
丁度そこでモーグリが来たので話が終わった。しかしこの事実はとても重要なことだ。
今までの考えがなくなる。相手はあんな装備してるから何々だ、と決めることができなくなった。
俺にとっては相手のジョブがわかるということは重要なことだ。相手のジョブによって魔法も変わる。
落ち着くために一度紅茶を啜る。熱くて舌をやけどした。痛い。
「ところでご主人様、手紙が着てたくぽー」
モーグリがカバンの中から水色の封筒を取り出す。受け取って眺めるが宛先も送り主もわからない。
「いつ届いたんだ?」
「ご主人様たちが消えた後、ドアの片付けをしてたら中から出てきたくぽー」
もう一度眺める。どこも汚れのない涼しげな感じのする封筒。開けた形跡もない。
罠かもしれない。しかし触ったり振った感じではなにもないように感じる。
悩んでも仕方ないのでとりあえず開けることにした。封筒の端をびりびりと破る。
ひっくり返して出てきたのは一枚の紙だった。これも封筒と同じように水色をしている。
そこにはきっちりとした黒い字でこう書かれていた。
『明日、正午に南グズタベルグの灯台で』

196 :アルタナの見る夢 2/4:2007/06/09(土) 22:02:41.39 ID:e4OwWjIK
 歩く度にリノリウムの床が硬質な音をたて、薬品の香りが鼻に付く。
 国内でも有数の大学病院。おれは今、申し訳程度の見舞いの花を持ってここに居る。
 
 ―――全ては、あの夜に遡る。
 『貴方には、話をして欲しいの』
 てっきり、会社のデータを全てぶち壊す位の事を要求されるのだと思っていた。
 彼女の前置きが「世界を救ってほしい」と言うものだったからだ。
 『意外?でもね』
 少女は瞬きを繰り返すおれの様子に、ためらいがちに目を伏せると
 『今あたし達に出来る事は、もうこれだけしかないの』
 
 ・・・聞かなければよかった。もう最終手段だと言うことではないか。
 嫌な考えを振り払うように小さく首を振ると、軽くノックをしてスライド式のドアに手をかける。
 「失礼します、開発の柴田です。」
 「いらっしゃい、ヴァナ・ディールの愛し子よ」
 殆ど間も置かずに返って来た柔らかな声に導かれるように部屋の中へと足を踏み入れた。

 壁も、床も、天井も、家具さえも。全て白で統一された病院の一室。
 彼女は、確かな存在感を放ってそこに居た。
 一見どこにでもいる普通の女性なのに、微かな笑みを浮かべたその姿はいっそ浮世離れして見える。

197 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 22:03:29.30 ID:e4OwWjIK
でもそれもそのはず、少女の話が確かならば彼女は「女神アルタナ」で・・・うちの会社の代表取締
役なのだから。
 「そんな入り口で固まっていないで、こちらにいらっしゃい?とって食べやしないから」
 お言葉に甘えて、予め余分に置かれていた椅子を使わせて貰った。
 忘れないうちに見舞いの花を渡して、彼女が活けている間にこの部屋の本来の主を見やる。ベッド
の上で眠り続けている男性――恐らくこの人が「男神プロマシア」だ。相当悪いのか顔は青白く生気
はない。ベッドタグに書かれた「保 守(たもつ まもる)」という名前が酷く場違いな物に見えた。
 「おれが今日来る事、ご存知だったんですね。」
 おれは約束を取り付けてここに来たわけではない。当たり前だ、おれはただの平社員でベッドの主
には面識もないのだから。
 「えぇ、こちらに来てからもそういう直感のようなものはそのままなの。
 貴方の用件も察しがつくわ。・・・聞かせて頂戴?貴方の答えを」
 '神の御前には嘘や隠し事は許されない'
 これでは贖罪か懺悔のようだ。冷や汗が背を伝うが、構わずひたと前を見据える。
 人と話すときの礼儀であり、見えない威圧感に抵抗する為だ。
 
 話術なんてものは最初から持ち合わせていない。
 少女から聞いた事、スレッドで知った事、自分がその足で見てきたこと。
 ありのままに真実を伝える、ただそれだけだ        ==ここまで==

198 :既にその名前は使われています:2007/06/09(土) 22:03:57.83 ID:hzpkK+Bd
朝起きたらガルカの股間アップになっていた

199 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 00:15:31.15 ID:WeHQ+Fbl
>>195 続き・・・
文を三度読んで唸る。この字にはとてもとてもとても見覚えがある。
「この字ってあの人のだよね」
「ボスだね」
それは俺たちの直接の上司、シヴァの字以外何物でもなかった。無駄にjきっちりした字。そして水色。
どこをとってもボスしかありえない。しかしなぜ手紙なんかを?
「灯台ね・・・。あのキュスでカニが沸くとこだよね」
「だよなぁ。なんでこんな手紙送ったんだろ」
昔の記憶がふと蘇る。キュスをトレードしては時計を強奪。クエストクリアを繰り返したマラソンを。
「テルで話せないことかな? でも盗聴なんてされないと思うし」
プリンもわからないようで腕を組んで唸る。プリンに考えてわからないものが俺にわかるはずがない。
「それよりもさ、明日ここ出るから空間にできるだけ物詰めたほうがいいかもよ」
プリンが思い出したように言う。俺は頷いて倉庫の中から必要そうな物を取り出した。
スタッフにしゃもじ。念のためナイフ、その他装備品諸々。長らく使ってないものには丹念に整備をする。
プリンは倉庫がないので自分の空間から物を取り出して磨いている。てか武器ばっかだな。
「それってクラクラとリディルか? バルムンクにリーピングボウ・・・。こんなに使わないだろ。そもそも装備できるか?」
「いーのよ! 私は武器好きなのー!」
すねたように言うとその武器の山を空間に一気にしまいこんだ。パンクはしないのだろうか。
その後疲れていた俺たちはベッドで泥のように眠った。今日はいろいろありすぎたからな・・・。
そして夜が明けた。

200 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 02:04:22.23 ID:GOpAwD9Z
危ねぇな、
ageとくな〜

201 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 05:15:40.52 ID:7/4uaH2W
朝ですよage

202 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 10:35:35.09 ID:h1eDWduQ
ホシュルヨ

203 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 12:44:53.64 ID:WeHQ+Fbl
>>199 続き・・・最近保守の文字が出てないことに気付いた
いつもの通りの朝が来た。例えどんな時でも朝が来る。
いつもと同じように俺とプリンとモーグリで朝食をとる。ここに来てからずっと続いている習慣。
俺たちは食事を済ませた後少し早めに灯台へ向かった。遅刻するよりかは早く着いたほうがいい。
モーグリにいってきますと言いモグハウスを出る。後ろで手を振るモーグリ。
早めに出ただけあって灯台の下にはまだ誰もいなかった。暇つぶしに持ってきた竿を振って魚を釣る。
プリンと会話しながら空を見上げる。空にはもう一つの海がいつも通りそこにあった。
「何の用事だろうな」
俺は仰向けに倒れて隣にいるプリンに投げかける。
「なんとなく予想はつくけどねー」
くすくすと笑いながら答える。俺も釣られて笑う。
ひとしきり笑った後勢いをつけて立つ。プリンも起き上がる。
懐中時計は十二時を示した。
「ちゃんと時間通りに来たようだね・・・」
第三者の声に空を見上げる。灯台の天辺に人影が見える。図ったかのように太陽が逆光になっていた。
人影は灯台から飛び降りて着地した。
ボスの赤鎧姿を初めてみたような気がする。いつもは柔道着を愛用しているからすごく新鮮。
頭には何もつけていない。それはいつもの通りだ。ボスは髪が縛られるのが嫌いだから。
「言葉はいらない・・・。残念だけど部下の責任は上司の責任・・・。死んでもらうわ」
いつもと同じ風景なのにいつもと違うのは俺たちにボスが敵意を出していることだけだった。

204 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 14:45:00.29 ID:WeHQ+Fbl
保守るよ!

205 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 17:29:17.33 ID:WeHQ+Fbl
ひたすら保守るよ!

206 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 20:40:56.44 ID:WeHQ+Fbl
またまた保守るよ!

207 :既にその名前は使われています:2007/06/10(日) 22:58:42.59 ID:WeHQ+Fbl
何度も一人で保守るよ!

208 :既にその名前は使われています :2007/06/10(日) 23:43:41.23 ID:MxmGkFVg
自分も参加するぜっ!

209 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 01:26:33.46 ID:UcwQij4i
保守人達に/salute

210 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 05:39:34.73 ID:QsJXiiFP
寝れない俺がほっしゅ

211 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 09:30:31.72 ID:t2+Z/mu6
保守るよ!

212 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 10:30:16.37 ID:5wbMagMn
ここで保守すると誰かが投下するかも!!!

213 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 13:06:19.30 ID:t2+Z/mu6
保守るよ!

214 :既にその名前は使われています :2007/06/11(月) 14:17:17.53 ID:WmqS770k
昼休みまじねぇっ!
でも、ホシュ

215 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 16:41:32.44 ID:t2+Z/mu6
保守るよ!

216 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 18:58:04.17 ID:UcwQij4i
おk、落とさせないよ

217 :アルタナの見る夢3/4:2007/06/11(月) 20:44:23.63 ID:R0rUeBuZ
 少女曰く
 ヴァナ・ディールとリアル世界は、互いに互いの夢なのだという。どちらが最初でどちらが夢なのかは
誰にもわからない。ただ解る事は、夢とは別世界で生きるもう一人の自分の人生その物なのだという事。
お互い夢と言う形で最も近しい魂に触れ、無意識のうちに影響を受けてその日あったことを自分の世界で
も繰り返していく。ヴァナ・ディールで白魔法と弓の腕で生きていたおれが、ゲームでも同じ道を選んだ
のは偶然ではなかったのだ。アルタナは、その性質を利用すればヴァナ・ディールの模造品というべきゲ
ームの「ヴァナ・ディール」を変える事で本当のヴァナ・ディールを故意的に操作することが可能な事に
気づき・・・おれの企画書を通した。
 しかし、そうして書き換えを繰り返すうちに「胡蝶の夢」は歪み、夢を正常に渡る事が出来なくなった
一部の行き場を無くした魂は、やがて「ヴァナ・ディール」へと辿りついた。それが「来訪者」だ。
 
 「始まりは、その人と共に生きたい、それだけだったのだろうと思います。けれど・・・結果として二
つの世界は取り返しのつかない所まで来てしまった。
 来訪者ではない、何も知らない正常な「胡蝶の夢」を見て居る一般GM達がサーバー停止でもログアウ
トしない不審なプレイヤー・・・来訪者を力ずくで殺し、そうして殺されてしまった人々はクリスタルが
オリジナルと同じだけの力を持っていない不完全な世界ゆえにクリスタルの御許に還る事も許されず、存
在自体を消されてしまっています。
 ・・・中には真実を知った上で、信念を持って動いているGMも居るみたいだけれど」
 「そうね、お恥ずかしい話だけど今社内は保守派と改革派の二つの派閥に分かれていてね、私の手の届
かない所も多いわ。もう私ではサービス終了すら決定出来ない可能性もあるの。

218 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 20:44:59.58 ID:R0rUeBuZ
 それに、もし出来たとしても私も貴方も全てを失うかもしれない。貴方にはその覚悟がおありかしら?」
 挑むようなアルタナの瞳。「ヴァナ・ディール」が終わり、「暁」が無くなればきっとプロマシアの命
も絶たれるだろう。彼女の「覚悟」には、自分の行動によって消える一人二人では済まない命への覚悟も
含まれている。
 それでも、こちらの答えはただひとつ。'消滅なんて、悲しい死に方をしてほしくない'
 「―――迷わず見ず知らずの人達の為に業を背負うことを選ぶなんて、貴方とんでもないお人よしね」
 そう言った彼女は・・・泣いていた。まるで、涙が勝手に流れているかの様にごく自然に。
 突然涙を流した事にうろたえだしたおれに「気にしないで」と泣き笑いのような笑顔を浮かべると、彼
女は伏せたまま一度も目を覚まさない男の額を慈しむ様に撫でた。
 「ふふ、貴方達はいつでも自分の手で答えを掴み取るわね・・・少し羨ましいわ。貴方の前にも居たの
よ、自分で答えを掴み取った子が。その子ね、もう一人の私のはずなのに全然違う結末を選んだの。神様
の私が、こんなに足掻いてるっていうのにね。・・・今の貴方も、その時のあの子と同じ目をしているわ。」
 
 『私の選んだ答え、そんなに意外?』
 『そうね、人の子が一万年もの間待ち続ける事を選ぶとは正直思わなかったわ。』
 『だって、それしかないじゃない?あいつと世界を天秤にかけるなんて事、出来ないもの。
 一万年後に生まれ変わったあいつがまた「世界の終わりに来る者」なら、それも全部ひっくるめて愛し
てあげる。ただそれだけよ』 

 「私の答えは、とっくの昔に出ていたのかもしれないわね・・・。」     ==ここまで==

219 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 20:45:40.57 ID:R0rUeBuZ
 世界が求めていたのは、勇者でも、何でも願いを叶えられる力でもなく
 ほんの少し女神の背中を押してくれるだけの無垢なる願い。

220 :既にその名前は使われています:2007/06/11(月) 22:46:18.61 ID:t2+Z/mu6
保守るよ!

221 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 00:54:28.77 ID:/L+0nh+o
保守るよ!

222 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 06:10:42.87 ID:MN3unk11
おはようございます

223 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 06:57:04.87 ID:8WBzueqI
保守(ホシュル)さんのが出来ましたので投下いたします
なんでルーファスさんとかリードさんとかが先じゃないのかって?
いないのに投下したって仕方ないじゃないか!!(おい

以下、名前欄に作者さんの名前後俺のトリップ、メール欄に曲名を記載

224 :保守さん〜18スレからのイメージ ◆i2zvqkiQWY :2007/06/12(火) 06:57:52.48 ID:8WBzueqI
≪前奏≫
BFの紋章をバックにホシュルの顔アップ→プリンの顔アップ後、二人が武器を構え、対峙、ぶつかる
≪ready steady can't hold me back≫
バックに黒い星の大樹、画面を埋めるほどのでかい「保」の字が上にゆっくり上がっていく
≪ready steady give me good luck≫
画面を埋めるほどのでかい「守」の字が下にゆっくり上がっていく
≪ready steady never look back≫
上下に上がった「保」と「守」の字が合わさり光り輝く
≪let's get started ready steady go≫
偽タイトル『Hoshuruyo Boshuruyo』がリズムに合わせて横一列に並んでいく(FFのタイトルのフォント調で)
≪前奏2≫
プリンが鎌で偽タイトルをぶっ壊し、正タイトル

225 :保守さん〜18スレからのイメージ ◆i2zvqkiQWY :2007/06/12(火) 06:58:22.46 ID:8WBzueqI
≪吹き飛んでゆく 風景 転がるようにまえへ≫
ラテーヌ高原、ホシュルとプリンが手前に走ってくる(ラテーヌ高原地図E-5〜7の辺り)
≪苦し紛れでも 標的はもう見逃さない≫
ホラの岩を見上げるように位置 ホシュルとプリンがこちらを飛び越すように画面スライド
≪当てにならない地図 焼いてしまえばいいさ≫
コンシュタット高地、北グスタベルグ、南グスタベルグと二人が駆け抜ける
≪埋もれた真実 この手のひらで掴み取ろう≫
真夜中の星の大樹の上 ホシュルが月に向かって手を伸ばし掴む

226 :保守さん〜18スレからのイメージ ◆i2zvqkiQWY :2007/06/12(火) 06:59:50.83 ID:8WBzueqI
≪夢中で≫
プリンがスィーツに囲まれて食べてる。ホシュルはうんざりした顔
≪早く駆け抜けてきた うるさいくらいに張り裂けそうな鼓動の高鳴り≫
ホシュルが黒マント相手に召喚魔法、黒魔法などを次々にしかける
≪響いて≫
バストゥークの町並みが飲み込まれるように灰色に染まる
≪呼んでいる君の声≫
赤鎧を着たプリンが鎌を一通り振り回した後、鎌の刃を舐める
≪ここで立ち止まるような時間はないさ ready steady go≫
シヴァと対峙する二人、ホシュルが頷きプリンが頷き返し後、シヴァに向かう
≪please. trust me.≫
シヴァが二人を弾き返す ニヤリと笑うシヴァ
≪後奏≫
『ある来訪者』と対峙するプリン、画面切り替えホシュルが耳を塞ぐ、
以下プリンが来訪者を凄まじい形相で襲いかかる、ホシュルが耳を塞ぐ、切り替えを繰り返す
一瞬プリンが耳を塞ぐ画面後、左ホシュル右プリンが後ろ向きで後退
お互い背中を合わした直後、フィナーレ


227 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 07:01:56.82 ID:8WBzueqI
終了

さぁ俺に書いて欲しくば、どんどん投下するがゲフっ!!
(どこからか魔法が飛んで来た!!)


228 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 08:09:00.70 ID:RSPRbNSg
リクエスト
(*^-^)つ DDR MAX300

229 :既にその名前は使われています :2007/06/12(火) 08:20:48.53 ID:NxIXO3f6
寝落ちで保守できなかったので

仕事前に保守るよっ

230 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 10:39:08.60 ID:LdZROQvo
ダイスと短剣を手に地図を睨む。
彼らの好む陣取りゲームは、金を賭けることは禁止になったものの、プレイすることは許可されていた。
そして賭事好きな彼らが今賭けているのは、
「よし、これでオレの勝ち」
残されていた陣地にナイフ・・・見た目は豪華なおもちゃだ・・・を立て、銀髪の彼が笑う。
黒髪の兄弟は渋々負けを認め、財布の中身を思い返す。


保守要項を記した書類を眺める。
と、その視界が不意に遮られた。
「・・・・・・?」
視界に現れたのは、デフォルメされた外見のチョコボのぬいぐるみ。
かわいらしいそれを差し出すのは、彼の上司でもあり知人でもある銀髪の騎士だった。
「あいつのおごりだ。ほしがってたろ」
笑って言う男に、彼はわずかに眉をひそめた。
「え・・・でも、」
「まっとうな手段で手に入れたのは確かだぞ。盗んだり上官命令で奪ったりはしていない」
その言葉に、ようやくぬいぐるみを受け取る。
本物のチョコボよりも色が薄い黄色のそのぬいぐるみの尾羽根には、『SQUARESOFT』のタグがついていた。

231 :既にその名前は使われています :2007/06/12(火) 12:46:46.63 ID:NxIXO3f6
お昼age


232 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 14:15:22.67 ID:LdZROQvo
「本件については、本編投下の職務怠慢及び保守業務における統一性の不足、並びに」
口述を記していく。
「待った」
銀髪の兄弟が言う。
「そこは『統一性の不備』じゃないか?」
「・・・そうか」
黒髪の兄弟は頷いて、言葉を続ける。
「・・・統一性の不備、並びに不透明な進捗状況を・・・」


「・・・ものとする、と」
「お前・・・教科書丸写しじゃねぇか。だんだん真ん中に寄ってきてるし」
「ノート40ページ分のレポートだよ?めんどくさいじゃん」
「・・・お前なぁ」


「以上をもって、この懸案を議題とする」
締めの言葉を言い終えると、彼は兄弟を見た。ちょうど最後の一文を書き終えたところだった。
連名でサインをし、印を押す。書面に不備がないことを確認していると、兄弟が言った。
「少し、真ん中寄りになっているな」

233 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 15:25:26.61 ID:/L+0nh+o
保守るよ!
中身は狂喜乱舞。アリガトウゴザイマス

234 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 17:42:05.62 ID:/L+0nh+o
>>203 続き・・・
ボスが手を上に出す。手のひらに光が集まっていき形を成していく。見たことない槍だ。
蒼い穂が五つもある槍。実装されていない武器ってことだよな。なかなかカッコいい。
俺は空間から長い鉄製のスタッフを取り出し前に構える。
ボスは槍を逆手に持つ。ってあの体勢はまさか
咄嗟に横に転がる。俺のいた場所を槍が空気を切りながら通り過ぎる。槍を投げやがった。
「おかしいな・・・。ブリューナクは必中のはず・・・。来訪者の力ってことかしら・・・」
ぽつりとボスがつぶやく。来訪者の力ってのは世界のルールを狂わす力だろうか・・・。
「ボス、残念だけど本気で死んでもらうわよ」
プリンが空間から二本の武器を取り出す。クラクラとリディル。ってまさかアレをやる気なのか。
「武器が血を呼ぶ・・・」
二本の武器が血のように赤くなる
「闇が体を包む・・・」
地から沸いた黒い霧がプリンの体を覆っていく。
「切り札は切って落とされた・・・」
プリンが赤黒い光を放つ。
「鬼となって敵を殺す」
見えなかった。気付いたらプリンは目の前から消えてボスに赤いリディルで斬りかかっていた。
ボスもそれを予測していたかのようにそれをイージスでガードする。くそ、何でもありだな。本当にモンクか?
しかし俺も休んではいられない。精神を心の深くへ落としていく・・・

235 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 19:37:48.26 ID:MN3unk11
何でもありの匙加減って難しいよね

236 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 20:50:39.30 ID:xhgb/Uwd
命がけで殺し合ってる最中にベラベラ喋ってる時点でナンセンス

237 :アルタナの見る夢3/4:2007/06/12(火) 22:19:52.84 ID:CABbEZ7s
 それから数日後、「FF11」サービス終了の知らせが届いた。
 プレイ料金無料で数ヶ月営業した後、今年十二月で正式に終了するらしい。
 追加ディスクも決まっていた矢先の事だから批判が大きかったのだろう
 女神アルタナこと社長はこの発表と同時に、責任をとって会社を去ることになった。

 「これをプレイヤー朱雀に渡せばいいの?」
 画面の中の少女がおれが使っている物によく似せたアイテム「パソコン」を物珍しそうに眺めると、少々
危なっかしく小脇に抱えた。
 ゲームの世界への道がスレッドならばきっと帰り道もスレッドにある。あれから、そう考えたおれは内密
にこれを作成した。アイテムソースには機密事項保守の為、持ち出し厳禁のファイル―――ログイン時間が
異常なプレイヤーのリスト―――を埋め込んである。あの人達ならそれにも気づいて活用してくれる事だろ
う。会社に知られでもしたら只では済まないだろうが、そんな事は覚悟の上だ。
 こちらの世界の来訪者の魂さえどうにか出来れば、残りの魂は女神アルタナが導いてくれる。
 ―――そこまで考えたところで、先程まで「パソコン」に夢中だった少女が、思いつめたような表情をし
ている事に気が付いた。その真剣な顔に、無意識の内に姿勢を正す。
 「ね、これからあたしが言うこと馬鹿にしないで聞いてくれる?」
 おれがすぐに頷くと、少女は小さく「ありがとう」と呟いて俯き、ぽつりぽつりと独白のように語りだし
た。
 「お使いの帰り道に変な男の人に呼び止められて、今回の事を教えられたの。お母さんに変な人について
行っちゃいけません、て言われてたのを忘れた訳じゃ無かったけど、最後に『アルタナを止めてやってくれ

238 :アルタナの見る夢4/4:2007/06/12(火) 22:20:31.32 ID:CABbEZ7s
』って言ったその人が凄く悲しそうに見えたから・・・今思えばあの人が男神プロマシアだったのね。
 あたしは来訪者と「ヴァナ・ディール」のヒトの子だから、何も知らないまま「ヴァナ・ディール」と一
緒に消えさせるよりは、せめて事の顛末を見届けさせたかったのだと思う。その日からあたしは毎日お使い
の帰りにここで貴方を待ち続けたわ。お母さんも友達も誰も信じてくれなかったけどね。」
 言葉は、そこで一度途切れた。暫く躊躇うような間があって
 「貴方は還らないの?ヴァナ・ディールに」
 少女は俯いたままで、表情は見えない。
 すっかり馴染んでしまっているけれども、おれは元々ヴァナ・ディールの人間だ。この質問は当然と言える。
 でも、きっとこの子が訊きたい本当の事は
 「うん、おれが還ったら、カリンがもう一人のおれと離れ離れになっちゃうし」
 相当予想外だったのだろう。目を見開くと、小さく「気づいてたの・・・」と呟いた。
 気づかないわけないよ。だって君は、おれと、おれの愛した人に瓜二つなのだから。
 「でも、あたしは・・・全部終わった後に、お父さんが本当のヴァナ・ディールでもう一度お母さんと出
会ってくれるか・・・ましてや、そうなっても産まれるのがあたしかどうか何てわからないのよ?」
 少女の言っていることは的を射ている。
 それでもおれには確かな自信、というより確信があった。
 「わかるよ。もう一人のおれはおれじゃないけど、おれと同じだもの。
  「ヴァナ・ディール」が終わる日までもう暫くの間宜しくね、カリン。」

 それに、おれ達には女神と男神二人の加護がついているのだから。       ==ここまで==

239 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 22:22:33.78 ID:CABbEZ7s
>>237
間違えて3/4と打ち込んでしまったorz>>237>>238両方とも4/4です。

240 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 22:25:57.61 ID:8WBzueqI
独り言、呟き、呪文、その他独りよがりの雑語ぐらいは
戦闘中に喋ってもいいと思う。
考えてることが思わず口に出る人っているだろ?




あれ?
俺だけ?

241 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 22:29:36.23 ID:xhgb/Uwd
喋るってコトは呼吸をすることだ。
呼吸、とくに息を吸い込んでいる時に人間は隙ができる。人間も生き物だから仕方がない。
その一瞬の「間」が生死の境なんだ。相手はそれを見逃さないぞ?

242 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 23:05:15.91 ID:8WBzueqI
>>241
色々考えてみたけど
な  る  ほ  ど
納        得
参考にさせて頂きます。


でもまぁ、其々の作者さんの考え方を尊重すべきだと思うから
>>234もありだと思うのだ。



243 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 23:22:54.82 ID:8WBzueqI
レス忘れました
チョコボよりもマンドラが欲しい。
でも自分では買わない、高いもん。


>>228
http://www.youtube.com/watch?v=SHXOCIVOU5g ≪≪≪これ?
…(試聴中)
………(試聴終了)
………………無理っ
画面切り替え多すぎっ、テンポ速すぎっ、
つうかマトリックス思い出した!!

>>233
喜んで戴いてなによりです。
他の人も頑張ろう!!


244 :既にその名前は使われています :2007/06/12(火) 23:51:51.65 ID:NxIXO3f6
寝る前にほしゅー


245 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 01:55:39.94 ID:p+5L/TL1
グラスを手に机に突っ伏す。
「・・・言っておくが、あいつ軽く舐めただけだぜ?」
ぴくりとも動かない黒髪の兄弟を示しながら同僚に耳打ちし、それから従者の青年にスリプルを唱えさせる。
何しろ酒が入っている時の彼は非常に危険なのだ。無理矢理にでも寝かしておかなければ、後で騒ぎになりかねない。
詠唱が完了し、軽く揺すっても起きないことを確かめると、
「お前はこっち」
コーヒーを飲もうとしていた少年にホットミルクのカップを押し付ける。
突然のことに驚いてこちらを見る少年の額をぴこんと叩き、
「明日学校だろうが」
「・・・あ、はい」
いつものくせで頼んだらしいコーヒーは、既にミルクもシュガーも入っている。
だが、あまり遅くまで起こしていては彼の生活に支障が出るだろう。
「それ飲んだら帰っとけ」
「はい」
熱すぎない温度のホットミルクを、子猫がそうするように飲む。
そう言えばこの少年、かなりの猫舌だった気がする。
「授業が終わったら、酒保の奴らの保守の手伝いでもしてこい」
「・・・はい」
ちびちびとミルクを飲みながら応えた。

246 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 06:24:42.19 ID:evKTls2W
203…
こういう落ちるか落ちないかって所に常に在りますな、この頃。
心臓に悪いのでageときます

247 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 09:07:07.35 ID:l59mD5bE
ヴァナにも麦茶が欲しくないか

248 :既にその名前は使われています :2007/06/13(水) 12:53:54.77 ID:OH/pPDUN
麦茶が欲しいage

249 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 15:59:05.37 ID:I/BluKxW


250 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 18:39:43.77 ID:I/BluKxW


251 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 20:21:35.60 ID:RiO5ViW/
「こう、だな」
手を丸めてみせ、親指と中指、薬指をあわせる。人差し指と小指をぴんと立て、
「あぬびすー」
「・・・知るか」
書類の束で黒髪の兄弟を叩き、
「つーかなんだそりゃ。犬も狐も応用できるじゃねーか。アヌビスはそもそも犬だし」
「神獣だったか?」
「・・・・・・?何の話だ?」
「メガテン」
「・・・・・・・・・・・・。」
本当にこいつはどうでもいい記憶だけは残っている。もっと他に、大切な記憶があるだろうに。
先日も、式典用の宣誓が思い出せず、苦肉の策で訊いたらABBA→→←などと答えたので一撃入れたところだった。
しかもその後、そのコマンドが何だったか思い出せず無駄に悶絶した。
畜生、どうでもいいことほど気になるのは悲しくなるほど人として当然のことなのか。
「で、お前書類は提出したのか」
「したとも」
自信たっぷりに頷く兄弟に、彼は小さなリンクパールを取り出した。
「聞きたいことがある」
「待て」
光の速さで制止しようとするが時すでに遅し。パールの向こうからの答えに、彼は黒髪の兄弟へノーグ謹製ハリセンの一撃を入れた。

252 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 21:42:27.17 ID:1j9d1u/q
 それは日常のなんでもない一コマ

 「おいネカマ、さっさと行くぞー」
 「ネカマって言わないで!」

 糞樽:・r内藤へのアピールに必死なオーキッシュネッカマーキモスwwwwwwww
 
 「!!」
 糞樽:!!
 
 ((なんだ・・・?この既視感・・・こいつどこかで・・・)wwwwwwww)

 
 臼姫:遺言は済んだかしら^^^^^^^^^^^♪♪♪
 臼姫のホーリーVIが発動。
 糞樽:・r お約束の仕様超越読心術キタ━(゚∀゚)━!!!
 「あぁ、見えるよララァ。見えるよ皆が。」
 「ちょ、ちょっとしっかりしてー!」

 ナイトC:・・・む、この気配は!僕のバニシュも負けないよ!

253 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 21:45:14.57 ID:1j9d1u/q
 

 ―――その日、一つの国が地図から消え去った。歴史上最悪の出来事は後の歴史書で
 こう冠される。
 「暗黒の三日間」と。             ==ここまで==

 「朝起きたら自キャラになってた:避難所」より
 >>35
 あと、この世界には内藤列伝チームは存在します。
 ボブ&マイク、ブーメランLS面々もいるかもしれません。

 ブーメランLSの面々まで居たら赤鎧達は悲惨だろうと思って書き殴った。
 今は反芻している。

254 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 23:31:59.64 ID:p+5L/TL1
ごめんね、板違いごめんね。蟹住人でごめんね。
そこは

内藤:派にーwwwwwwww折れ佐間と一緒にダボイングwwwwwwwwやwらwなwいwかwwwwwwww
臼姫:あんたもいい加減ダボイ以外に行きなさいよ^^;
糞樽:/echo ネナベに好かれようとネカマ必死すぎwwwwwwww自重しろwwwwwwwww
臼姫>>糞樽:部屋の隅でガタガタ震えて命ごいする準備はOK?^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^♪♪♪♪♪
糞樽:・えちょ ミスってないのに死の宣告キタ━━━(;゚∀゚)━━━!!!!!

(以下略)


だと思うの!
っていうか、/rじゃなくて・rだとそのまんま聞こえちゃうの!
内藤スレ住人なので自重します(´・ω・`)

255 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 23:42:57.42 ID:CRm5hG3L
さすが本物は格が違った

256 :既にその名前は使われています :2007/06/13(水) 23:45:18.66 ID:OH/pPDUN
内藤スレの方保守ネタおつかれさまです〜

では、寝る前の定例保守

257 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 00:41:21.70 ID:a1ho8pFb
本家様きちゃったーーーー
蟹板ではROM人間だから糞樽の誤爆内容に5時間程悩み抜いてしまったorz
「」内は「朝起きたら自キャラになってた」スレの某御仁のつもりだったけど
きっと気づいた人は居ない!口調ダケデワカルヨウニスルノッテ難シイネ

258 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 00:46:57.69 ID:GcCmgnUx
内藤スレは遠い昔に見てたな・・・

259 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 03:18:46.88 ID:dXunbkV0
ごめんね、何となく分かってたけどついこのふたりでやっちゃいました(´・ω・`)
私も最近蟹に行ってません・・・今どうなっているやら。
ところで260まで落ちてるのでageますよ。

260 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 06:50:31.25 ID:X6jMtUSw
ヒロさんとアオツキさんか!
(違ったらゴメス)

261 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 08:57:51.19 ID:W6RbCsZp
朝のほっしゅ

262 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 12:31:48.67 ID:dXunbkV0
270って・・・危ないage

263 :既にその名前は使われています :2007/06/14(木) 12:50:33.12 ID:9gfPqzQk
昼休みare

264 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 16:17:09.84 ID:GcCmgnUx
保守るよ!

265 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 17:42:07.27 ID:a1ho8pFb
>>260
正解保守!

266 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 19:07:34.44 ID:a1ho8pFb
 にゃー

 グォォォォ

 「メインジョブである黒魔道士に拘りがあるのは知っていますから、選択魔法に
関してはワタシは何も言いません。」

 にゃー

 ギャアァアァァア

 「覚えたばかりの魔法を、試し撃ちしてみたくなるのもわかります。ですが、し
かし、その・・・」

 にゃー

 ギガ・・・ギャ・・・

 「凄く・・・暗黒です・・・」

267 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 19:08:51.83 ID:a1ho8pFb

 バタリア丘陵の沿岸部。ダボイに程近いため多数のオークが割拠するそこに、異
様な光景が広がっていた。
 にゃーにゃー言いながらひたすらブラインUをかける今は赤い羽根付き帽子のミ
スラと、奪われる視界に混乱し続けるオーク。さすがにバイオVはかけられていな
いようだが、これではいじめである。クリスタルの御許で眠っているフィックも浮
かばれまい。

 「にゃー?」

 「可愛く言ってもダメです。」

 それだけ言うと、紅のキモノ装束を着込んだ男は顔を両手で覆ってさめざめと泣
き始めた。

                           ==ここまで==
 書き手様降臨待ちほすほす。

268 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 22:04:53.78 ID:ctqObtgS
紅の着物装束ってなんだろ?ほしゅ

269 :既にその名前は使われています:2007/06/14(木) 23:58:32.03 ID:a1ho8pFb
モとか忍とかの和物装備はキモノ装束に分類されていて、紅いキモノ装束→甲賀になりますですはい保守

270 :既にその名前は使われています :2007/06/15(金) 00:55:04.44 ID:l79GmQoy
と言う事で、寝る前の保守

271 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 01:56:35.11 ID:WAKIE4rT
ほな

272 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 02:51:32.44 ID:WAKIE4rT
うわやった、規制解除されてるw

アオツキたんの中の人も見かけないね〜
話に出てきてるだけに印象が薄れないな

273 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 08:23:16.03 ID:LuICbHsH
規制解除おめw
途中までは彼女視点の話もあったんだよなぁ。
そして現在は不在なのをいいことにもりもり死亡フラグが(ノД`)

274 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 10:54:55.00 ID:g0tDEU5y
数多の死亡フラグの中を突き進むのも、それはそれで面白そうだw

275 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 12:28:16.02 ID:c/OYs6Hi
躊躇なく容赦なく殺す人もいるけどage

276 :既にその名前は使われています :2007/06/15(金) 12:48:58.40 ID:l79GmQoy
バス編落ち着いたらで良いから

この頃見ない中の人再登場希望age

277 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 16:18:35.30 ID:Tap/ZdXU
保守るよ!

278 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 18:11:05.18 ID:i51b+gqZ
「・・・暑い」
燦々と照りつける日差しを避け、木陰に逃げる。と言っても、避暑のためではない。
座学ばかりでは安寧保守のための力は身に付かない。実践も必要となる。
武器は剣と短剣を持つだけの、複数の班に分けて行う模擬戦の真っ最中なのだ。
攻撃は近接のみ。各班は腕に巻いた布で敵味方を識別する。混戦は必至だった。
はずだった。
「・・・なに、してんだ?」
溜息混じりに訊くと、後方で待機しているはずの青年が顔をあげた。
彼の周囲には、幾人かが臥せっている。腕章もそれぞれだ。
「あの、それが・・・」


聞けばみな、熱中症や熱射病でやられたのだという。
誰もが馬鹿正直に武器だけを身につけ、暑さ対策は誰一人としてしなかった。
「・・・暑さ以外で滅入りそうだ」
またひとり連れてこられた騎士の姿に溜息をつく。
「死亡判定0、負傷判定0、リタイア多数・・・」
少年から渡されたレポートを見て、黒髪の兄弟が唸る。彼もそれなりの支度をしていたひとりだ。
「・・・今後は遠足のしおりでも作るか?持ち物はタオルと着替え、弁当に飲み物と」
「おやつは300ギルまで。バナナは果物なのでおやつに入りません。・・・か」

279 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 20:14:21.13 ID:Tap/ZdXU
保守るよ!

バナナはおやつじゃないのか・・・

280 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 22:26:07.12 ID:VhoKu46j
もう少し落ちにくい所に引越しとかどうだろう保守

281 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/15(金) 23:03:29.78 ID:49e54qyc
ごめんなさいごめんなさい遅くなってごめんなさry

短いですが続きです。

282 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/15(金) 23:04:56.67 ID:49e54qyc
(418)
リンクパールから、各々の驚いた声が聞こえてくる。目の前でその瞬間を見ていた俺は、ただそれを聞くのみだ。
安心したような声と、それをむしろ不安がる声。それに対して「あぁ」とか「うん」とだけ答えている。

「では集合ですね。合流ポイントでお待ちしています」
一通り感嘆の声がやんだ後、フルキフェルがそう言った。そう言えば、コイツだけは驚いた声を上げていなかった。
冷静なだけか、それともある程度理解していた上での事なのか。もっとも、どちらでもこの際問題は無い。
「バーマンより各員へ、速やかに合流ポイントに向かってくれ」
竿を押す手は止めずに、リンクパールに向けてそう告げる。
それぞれの返事は一様に力強いものだった。それを裏切る側としては少々辛いものがある。

「もう大丈夫でございましょう。こちらをお使いください」
爺さんが船の横に取り付けられていたオールをはずして、こちらによこした。
自分も漕いだらどうかと思ったが、小さな船の上で2人が舟を漕ぐスペースはない。
爺さんが漕ぐよりも俺が漕ぐほうが船足は早そうだし、この使用人の無礼に目を瞑るのはもう慣れたものだ。

船の両縁に、錆びた釘が2本づつ打ち込まれている。そこにオールを入れ、俺は進行方向に背を向けて勢いよく漕ぎ始めた。
その漕ぎ出す方向は、合流ポイントよりも目的地側の方向だ。

283 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/15(金) 23:05:36.69 ID:49e54qyc
(419)
もし仮に合流するとした場合、現在地から合流地点までは10分くらいはかかる。
ヒロとマルトは移動を始めたようで、フルキフェル達は現状待機。そこに、俺達も向かうと言うことになっている。
だが、それはあくまで建前だ。
「こっちはもう少しかかる。そっちで合流したら連絡をくれ」
ヒロやフルキフェル達には10分だけ、俺はリンクパールで嘘をつく。

昨日の爺さんとのやり取りの中で、先ずお互いが合意した事を忠実に行うとすればこういう事になる。
最終的にケツを拭く、要するにこの一件の幕引きは俺達の仕事だ。
だが現実的には2人ですべてを行うには明らかに手が足りないし、そう言えば必ず反発もあるだろう。
だから、この場面で先行してすべてを片付けるしか方法がない、というのが俺と爺さんの結論だった。

船の舳先に座る爺さんは、特に普段と変わりも無く、ただ注意深く辺りを窺っている。
他人に落とし前云々と言って喧嘩を売るのだから、自分もそれに則るのが筋と言うものだ。
俺がそう言うと、爺さんはその考えに諸手をあげるように賛成した。
こういうところで妙に通じ合う部分があるから、この不可解な老人を特に疑問も無く受け入れてしまうのだろう。

284 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/15(金) 23:06:49.20 ID:49e54qyc
(420)
船が港に接岸するまで、そう時間はかからなかった。
リンクパールでは、ヒロが悪態をつきながらも合流した事を伝えてきた。
「そっちはまだか?」
まだか、と言う質問には、この状況では答えがない。

返答に困っていると、爺さんが口を出してきた。
「すこし潮に流されたようでございます。位置を確認いたしますので少々お待ちを」
湾の中で潮に流されたも無いだろう、と思ったが、それで十分なのかもしれない。
船を側面を岸壁に付けよじ登るように陸に上がる。目的地はもう目と鼻の先と言う位置だった。

調べるも何も無い。しかし、こうまで近くによる予定ではなかった筈だ。
「…すまん、流されたら倉庫街の目の前だったわ…」
他に言う言葉も無く、俺は正直にそう告げた。
パール越しに驚きの声が上がっている。まぁ、俺も他人事ならそうしているだろう。
その喧騒を他所に、爺さんが険しい表情でつぶやいた。
「引き寄せられましたな…嘘が真やも知れませぬ」

そう言った次の瞬間、さっきも感じたような空気が集まるような感覚が、今度は僅かばかり遠くで起こっている気配がした。
さっきよりも集まっている何かが濃い気がする。闇夜よりも暗い何かの気配が、確かに辺りに充満していた。

285 :Loufas ◆TTnPTs4wAM :2007/06/15(金) 23:08:34.96 ID:49e54qyc
本日は以上です。
近日中に続きは投下できる予定です。

最後になりましたが、投下&保守お疲れ様です!

286 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 23:22:32.20 ID:c/OYs6Hi


287 :既にその名前は使われています:2007/06/15(金) 23:27:41.71 ID:c/OYs6Hi


288 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 00:45:03.11 ID:yJL8nBfa
いわゆるサイドストーリーとか、サブストーリーのネタが
電車帰宅中に、ふと思いついて、急いで帰って書こうとしたけど
思ったより疲れてたのか画面が霞むかすむwww
寝まふage

ルーファスさんが来た!
次はルーファスさんのを制作するのに決定じゃ!!

289 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 02:10:45.03 ID:wBft35Te
「話をしようか」
火をつけていない煙草をくわえて、ふと言う。
「ここに一冊の本がある。本の中には世界がある」
「はい」
金髪の少年は、銀髪の上官が何を言うつもりかと本を見つめた。
「本の中の登場人物には過去がある。生まれ育った経緯がある。彼らは決して、ある日突然発生はしない。
では考えてみよう。本の中の登場人物もまた、意志を持ち感情を持つ存在ではないのか」
「物語は、作家が作るものです。よって作中の登場人物に意志も感情もない」
「果たして本当にそうだろうか?」
灰青の瞳がまっすぐに見つめる。
「逆に考えてみようか。今こうして考え話しているオレたちは、誰かが書いた話の登場人物ではないのか」
「・・・愚問です。私たちは思考し、意志を持って話しています」
「そうだな。作中でも同じようにしている。
もう一度言う。
作中の登場人物もまた意志を持ち感情を持つ存在ではないのか。
今こうして考え話しているオレたちは、誰かが書いた話の登場人物ではないのか」
もっと言おうか。オレたちは、この世界という『概念』に捕らわれているのではないか。
その言葉は飲み込んだ。
何故ならそれは真実で、彼はこの世界から逃れることなどできないのだから。
リアルに戻ることなど、もはやかなわないのだから。

290 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 08:24:12.85 ID:3DYCEz9e
私たちはそれを、ただ四枚のディスクに焼き込まれた物語だと信じてきた

291 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 09:07:11.10 ID:oEk/qJjV
自分の名前をぬるぬるぽにしちゃったから自キャラにはなりたくない。

ヒュム女

292 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 11:10:20.12 ID:0NXzG7rW
http://jikyara-log.hp.infoseek.co.jp/acevana.html

293 :既にその名前は使われています :2007/06/16(土) 13:10:55.57 ID:CekA9i4q
ルーファスさんキテタ

投下お疲れ様です〜(遅

と言う事でage


294 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 15:12:23.08 ID:vIUN/j98
保守るよ!

295 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 16:58:25.62 ID:vIUN/j98
>>234 続き・・・
落ちていく落ちていく堕ちていく
耳が聞こえなくなり目が見えなくなり鼻は嗅げなくなり舌は味わえなくなり肌は感じなくなる
死んだかと思ったが生憎生きているようだ
なんだろうか、この感覚は。前回よりもはるかにおかしな状況だ。
集中、というわけではなさそうだ。そもそも起きれない。
ここはどこだ? 俺はどこに向かっているんだ?
深い闇の中でぼんやりと明るいものを見つける。だんだんとそこに近づいていく。
泉だった。噴水のように水が流れ出て溢れた分は闇に落ちていく。
俺は泉のほとりの地面にたつ。大きさは電子世界のヴァナのほうのモグハウスほどの大きさだろうか
椰子の木に似た木が生えている。小さなオアシスみたいだ。そして俺はここを知っている。
黒魔道師なら誰もが開くことができる場所。魔力の泉。
いつも感覚で開くので見たのは初めてだ。こんな場所だったのか。
泉を覗くとぼんやりと違う風景を映した。プリンとシヴァだ。
目に見えないスピードで武器を振るうプリン。
それを防ぐシヴァ。そうだ。俺はこの人を殺さなきゃいけないんだ。
泉の水を手に掬い飲む。体に今まで感じたことがない魔力が走る。
――――来訪者の力。神殺しの力。
木の上から声が降ってきた。俺はゆっくりと振り向く。
そこには俺がいた

296 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 19:03:48.51 ID:vIUN/j98
>>295 続き・・・
『俺』は椰子の木から飛び降りて俺の前に着地する。
『よぉ、俺』
鏡を見ているようだ。全く同じ俺が目の前にいる。
「お前は誰だ。こんな忙しい時に」
『俺はお前だ。厳密にいうなら元俺。人の体を奪っておいてその言い草はないだろ?』
目の前の『俺』が肩をすくめる。
「何を言っているんだ…」
『本当に俺かよ。お前。その体の持ち主は俺だ。ったくいきなり意識がなくなったと思ったら
 こんなつまんねー場所に送り込みやがって』
つまり・・・こいつはヴァナでの本来の俺ということか。いや、今はそんなこと話している場合じゃない。
「俺は行かなきゃいけないんだ。俺は行くぞ」
背を向けて何もない闇に手を出す。堕ちればいけるだろうか。
『どうせ帰れないんだから待てよ。俺直々に魔法を教えてやるぜ?
 あの神を殺せる魔法を』
俺は振り返る。『俺』はニヤニヤしながらこっちを見ていた。
『並大抵の魔法じゃあの神、いや神もどきは倒せねぇ。来訪者の力を使うしかな』
シヴァの言葉を思い出す。あいつも来訪者の力と言っていた。
「教えてくれ。来訪者の力ってなんだ」
『俺』は溜息を一つした後話し始めた。

297 :既にその名前は使われています:2007/06/16(土) 22:04:15.23 ID:wBft35Te
パソコンの電源を入れる。
OSの起動画面からデスクトップに切り替わるのをぼんやりと眺めながら、白い大判の本を乱雑に積み上げた本の山から拾う。
さて、今日はどこに行こうか。地図を眺めて思う。


さて、今日はどこに行こうか。
埃っぽいアルザビの通りを歩きながらぼんやりと思う。
ミッションはやる気にならない。合成もめんどくさい。・・・そうだ、フェローと遊びに行こう。
「ぅおーい、生きてるか?」
居住区の一室にいるはずの知人を訪ねると、彼は暑さにやられたらしく上半身裸でベッドに横になっていた。
「ちょっとー、お偉い騎士様がそんなだらしない格好してんなよ」
「・・・ん」
銀髪をわしわしとかきまわし、のっそりと起き出す。
「休ませてくれよ、オレぁバカ王子の報告書を書き終えたばっかりなんだぜ?」
「知らないよ。また保守業務に関する報告書?」
「いや、あのバカ王子・・・」
言いかけて、黙る。仮にも国に忠誠を誓う騎士が王家を中傷する発言をするのはよろしくない。
「・・・まあ、いいか。で、何をするって?」
「フェロー!一緒に遊ぼうぜ!」
楽しそうに言うタルタルに、彼は気のない言葉を返した。

298 :既にその名前は使われています:2007/06/17(日) 00:14:34.57 ID:yDrG1Eu2
保守るよ!

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